町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

依頼者のため?

2019年06月12日 19時44分59秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。





依頼者のため




これは魔法の言葉でしょうか?

依頼者のため、という理由で士業の業際を守らない人がいるのは事実です。
そして、実際にそういう人も知ってます。

SNSでもよく議論というか、話題になったりしてるようですね。士業の間だけですけど。

そのような考えを持ってる士業はたいていお決まりなのですが、明言は避けときます。笑




まぁその考え方はもちろんナンセンスで、資格制度のなんたるかを全く理解していないし、なによりそれは依頼者のためにならない。
というか法律違反です。

そんな考え方がまかり通るのであれば、社会の歯車は回らなくなります。



依頼者のため」という大義名分の元、報酬が欲しいためにやっているだけですそんなもんは。

”依頼者のため”という響きのいいキレイな言葉を使うことで何か勘違いしているんでしょうか。




本当に依頼者のためを思うのであれば、専門の士業の方にバトンタッチするべきです。

ある士業の方に冒頭の言葉を発せられたのですが、"この人ヤベーなオイ( ゚Д゚)"と思いながら話してました。


まぁ確かに言いたいことはわかりますよ。
なんでこんな決まりになってんの?と思うことも多々あります。
この世の仕組みは万能ではないですし、理不尽なこともありますし、不合理なこともあります。
ただ、それでも一応はこうしましょうと決められていて、その中で我々は生きていくわけですから、そこを無視して突き進むのはちょっと違うんじゃねーの?と思う今日この頃の俺。EXIT!!




能力担保が一切ない中で何が依頼者のためになんの?

その手続きはネットで調べてやってるだけでしょ?

責任はどう取んの?

資格制度はなんのためにあると思ってる?

日本は法治国家ということを知ってる?

依頼者のためじゃなくて事務所の売上のためでしょ?

あんた犯罪者だよ?






その会話の場ではこれらの言葉を胸にしまい込んでました。
こう見ると僕のほうが過激な奴に見えるのは気のせいでしょうか?笑

なぜそんなイケイケドンドンの考えに行き着くのか。
それを依頼者のためだから、と平気で法を犯す行為は訳が分からない。

これは一方で、法的な知識不足も原因の1つにあるかと思います。

懲戒とか怖くないのかなぁと思うのですが、この手の人達は懲戒になるということすらも知らなそうです。

そしておそらく、法を犯してるということも知らないでしょう。









三多摩司法書士会の電話相談当番でした。
相続・登記・訴訟・債務整理・消費者問題など、いろいろな相談がありました。

予想以上にバンバン電話が鳴るので疲れた。笑










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