エクセルで時間の計算（分数（ふんすう）のみ表示する）２

エクセルで時間の計算の続きです。今度はただ『9』と表示するだけではなく『9分』と表示させましょう。これは比較的簡単です。（簡単と言い切ってもいいかもしれません）

メニューバーの『書式』から『セル』をクリックして『セルの書式設定』ダイアログボックスを表示させます。（下図参照）



いったん『数値』を選択してOKボタンをクリックしましょう。続けてもう一度『書式』→『セル』で『セルの書式設定』ダイアログボックスを表示させます。『ユーザー定義』をクリックすると種類（T）の下の四角い枠（テキストボックス）の中に『0_』と表示されています。その後ろをクリックしてカーソル（文字を入れる時のチカチカ）を出して日本語で"分"を入力します。するとテキストボックスは『0_分』となります。ここで OK ボタンをクリックします。これで『9分』と表示されます。



このように数値の後ろに単位をつける場合は、いったん数値を選んで数値を表示して後ろに単位を全角で入力すれば出てきます。
半角では失敗する時があるので要注意です。

11月04日平日 晴れ

昨日とうって変わって今日は良い天気です。心なしか暖かく感じ気分も上場です。お天気でこんな簡単の左右されるなんてなんて単純な性格なのでしょうね。

目白通りも昨日とは全然違います。交通量も多く人もたくさん見る事が出来ます。こんな日はどこかにお弁当でも持ってお出かけしたいですね。

そんな所で食べるお弁当はきっと美味しいに違いない。

エクセルで時間の計算（分数のみ表示する）

エクセルで時間の計算をするのは厄介です。なぜならエクセルでは時間をシリアル値で扱っているからです。一日を1.0と言う小数で扱っているからです。

ここに10：15から10：24までの間の9分間を『9』で表示する方法を記載します。



簡単にこんな表で考えましょうか。この表内では9分は『0：09』と表示されています。これでは分数（ふんすう）は分かりづらいので『9』だけ表示するには以下の方法を取ります。

計算結果を表示するセルをクリックして書式を設定します。（下図参照）



ここで表示形式を標準、または数値にします。（下図参照）



この表示のまま数式（シリアル値）に24時間の24と60分の60を掛けると9と言う分数になります。（かっこで囲みましょう）



これで分数を表示する事が出来ます。エクセルでは24時間を越えた時間の計算やこのような時間の計算などは非常に厄介です。実務の場合はかなりの注意が必要です。小数では半端な数を表すのに厄介だからです。（循環小数などが揚げられます）
時間をシリアル値で計算しているから

です。