萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

薬の歴史、それは人間の叡智の歴史!

2006-09-03 01:21:48 | 日々の疑問
寿命への挑戦、それは人間の叡智を進化させる原動力。(最近、薬というものが気になって仕方が無いんです)
この前「妙薬、良薬、秘伝の薬に万能薬」という記事の中で紹介した、宇津救命丸の成分などは『生薬』と呼ばれていることが分った。あの後、『救心』の成分はどうなんだろう?飲んだことないけど、と思って調べたら、なんだか宇津救命丸と似た名前の成分があり、これってなんだと思ったら『生薬』だったのだ。

この生薬というのがとってもすごい!よくこんなものを薬としようと考えたもんだんなぁと感心してしまう。

昔むかし、鮑(あわび)を乾燥させて、さらに戻して食らうと美味いということを発見するのにどれだけの時間がかかったのだろうと思っていた。
乾燥させて戻して食うという工程の着想。それをそれこそ様々な食材で試したはずであり、中には毒(有害なもの)が生成されてしまうこともあるのだろうから、沢山の犠牲の上に発見されたに違いないと考えたのだ。


話を生薬に戻そう。
この生薬の中に、牛黄(ごおう)と呼ばれるものがある。これは牛の胆石(胆のう結石)であるという。
この成分の薬効としては、解熱・鎮痙・血圧降下・抗炎症・抗ウイルスなど。
これが古来から知られているというから不思議だ。本当にこれを摂ったら効いたという確証があったのだろうか?どうやって古来の人は試し続けたのだろうと深く悩んでしまう。

お父さんやお母さんは子供に文字もしくは口頭で「牛の4つの胃袋はどれも焼くと美味いけど、薬としてはいまいち。ここから先はお前が調べてくれ」と言い残し、「胆のうは効かないけど、たまに中に入っている石を砕いて病人に与えたら治るかも」という発想を強行する子供に辿り着くまでにどれだけの試行錯誤があったのだろうか?と考えさせられてしまうのだ。

この「牛に胆石を持つもの」の確率というのは千頭に一頭の確率だというからさらにすごい。昨今は狂牛病の発生でこれまた逼迫しているのだという。
だがそんなことよりこれを発見する人類の道筋を考えて想像する方がすごい!と唸ってしまう。それこそ他の動物の胆石はどうだとかも試したに違いないであろう、人類。



最後の使徒になる素質、十分です。


最後に・・・私の使用している薬のご紹介

喉が痛む風邪の症状が出たときに私の摂る薬は、『銀翹散(ぎんきょうさん)』です。
よく効きます。太田胃散でじゃないですけど。。。い~い薬です。


今度は漢方薬って云う分野を調べてまた記事にしようと思っています。


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