萌えてばかりもいられない!

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私にとっての「トイレの神様」 - 伊豆天城湯ヶ島町市山 明徳寺 -

2011-02-12 07:02:34 | 懐かしい思い出
「おんくろだのうんじゃくそはか」

別にべっぴんさんになれるとかそういう逸話はないけど、私にも母方の祖母(おばあちゃん)に教わったトイレの神様のお話がある。

それは、トイレに御札が貼られていたのだ。そこに冒頭のひらがなの呪文のようなものが書かれており、トイレに入ると正面に貼られている、このおっかない絵を見ていた。

「トイレは綺麗にしておくもんだ」

ということは、一種の信仰とも似た形で、私はおばあちゃんからそのことを教わった。

箸の上げ下げや姿勢や前後の挨拶、食事の躾もおばあちゃんや伯父さんから、私は仕込まれた。

伯父さんが退官して伊豆に戻り家を建て直したというので、おばあちゃんのお見舞いに行くと、新しい洋式になったその家のトイレにも同じように御札は貼られていた。
当時私はまだ独身で、その御札を再発見して、明徳寺というお寺を再認識した。

「そうそう、この御札だよ!昔からお手洗いにはこの御札が貼られていたんだ。このトイレの神様!」

明徳寺にはどうやっていくのかと訊ねたら、「修善寺からバス」で行けるとのことだった。そこで訪ねてお札を購入。一人暮らしをしていた家のトイレに貼った。貼ったものの、家もトイレも汚いままだったのが少し恥ずかしかった。


それから時が経ち、家内と結婚してからも、明徳寺には車で訪れたことがある。

今でもその御札は現在の住処のトイレに貼られている。



去年の春先、NACK5を聴いていたら、植村花菜の「トイレの神様」がパワープレイ(チョコチョコかかる)になり、番組内でもほぼフルでかかったのを何度か聴いた。聴く度に、海の見える西伊豆のおばあちゃんの家のことを思い出す。


今度は息子も連れて明徳寺を再訪してみたいと思っている。


トイレの神様/植村花菜

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