萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

帝京vs筑波 大学選手権 決勝観戦記

2013-01-16 00:33:42 | スポーツへの想い
2013/1/13、その日家族で三嶋大社に詣でていたため、大学選手権はテキストというか速報の更新で帝京の4連覇を知った。
数値を見ているだけでは内容が分からないが、ジワリジワリと帝京が筑波を離していく様子だけは感じていたのだが、録画したものを観戦したが、印象は少し違った。

来季も帝京も筑波も強いだろうということはよく分かったのだが、この後この決勝に進んだ2校は日本選手権に進む。

まず帝京には、その前進力を体現するための戦術が存在する。

①まず、攻撃に際しては、ボールを持って走る選手の背中を確実にその脇の数人が見て走っている。

②そのため、タックルで倒された場合、その見ている背中が沈んだ位置にいち早く数人が寄っていき、相手の迫り来るブレイクダウン隊を弾き飛ばす。

③キックパスはほとんど使わず、陣地は取れるがボールは相手に渡ってしまうキックは基本極力使わないように仕立てている。

④タックル受けが近接距離で起こった場合、ボールを持つ味方の腰に取り付き、倒されそうになるその選手の突進力を足し込んで押し込んで前進する。

⑤防御の際にもこの天地人のような三位一体攻撃でタックル、押し込み、刈り込みでブレイクダウンでターンオーバーを成立させてしまう。

⑥この圧倒的な押し込みの力を80分間行える体力を基本持っている。なのでスクラムでも強い。

この体力差で基本相手を圧倒する。


筑波にも見られたが、パスワークにサッカーでもいうところの裏を取るというトリックを織り交ぜてくる。
今回キックパストライは一回。苦しい場面でも基本FW勝負しまくりの決勝戦でした。
裏を取るとは、「えっ!」と振り返る行動を相手にさせると、その数分の一秒が追いつけなくする。


一方筑波は来季に楽しみな福岡選手(ウィング)1年生が強い。


それでも・・・
この両校を凌ぐ圧倒的な力は、確実にトップリーグにあるわけです。4連覇をした大学であっても今の時代に社会人を破ることは至難の技です。

社会人との1回戦突破には、柔よく剛を制す的な戦術の方がもし上だというのであれば、日本人のラグビーでの戦い方に風穴を開けることができると思うのですが、、、、これがまた最近はいつも微妙。


昔に比べて、バックスもハーフやスタンドオフもみんながマッチョ型になっていく。



なので、その戦術はないとすれば、パワー合戦ってことなのかな?

ラグビーワールドカップのVTRでも見て何かいい方法がないかを探ってみようかしらん!


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