やった方がいい、だって払う税金(住民税)を別の自治体に振り分けるだけで、返礼品は貰える様になるんだもの。
やっぱりどこか歪んでいる、この制度。
企画時には一部の出身地思いの人がふるさとを思って始める位という意図で始まったが、
やらなきゃ損という歪な世界が始まった。
痛みが自分にもたらされている実感がないのかもしれない。
何が起きるかっていうと、自分の住んでる自治体が住民のためのサービスを減らす事態が生じ兼ねないこと。
何事にも適度な制限(上限)があるが、流出が一番大きい市に住んでいると、多くの住民がそれを分かってやってるのか?が疑問に思えて来た。
この、返礼品目当ての納税地替えは、もうここまで来ると寄付で統一して国税の所得税とのバーターが丁度いいと思う。
発展するにはもっと税金が必要な地方自治体がいることは分かった。だからといってこれが納税意識の薄い(すいません。言い換えます。税金の使途をちゃんとは理解してない、と思える)ベッドタウンの利に聡い住民が誘発されてしまう事態まで発展してしまったツケは大きい。税金を損だ得だの次元で皆が語るのが良かったのかというレベルで話してます。
果てはどうなるか?それは流出が多い自治体は住民税の税率を上げて自衛するしかなくなるだろう。それが自分で自分の首を絞めた結果だと知ったらどう思う制度なんだろうか?という話です。
昨日の日本シリーズ前のニュースでキャスターが、「ふるさと納税、やった方がいいです」と言い切っているのを見て『チョット拙いとこまで来たかな』と思ったので、意見を書いておきます。
はい、私も以前やったことはあります。
そろそろ歯止めが必要と思った次第です。