萌えてばかりもいられない!

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サンドウィッチってどう考えても高くない?

2012-04-11 05:15:13 | 日々の疑問
サンドウィッチを選択すると、必ず何だか損した気分になる。
パンと具を適当に切って(適当ではないか...)挟んだだけなのに、
あの軽さ、手軽さをメリットとも取れなくもないが、手軽いのは、作る方もではないのか?と疑ってしまう。

お弁当を買うのとサンドウィッチ1個半(2個でもいいけど)のどちらが上だろう?
お弁当の半分サイズが無いから比較されないのかも知れないが、こうやって比べてみれば、コンビニでの購買の際に合理的にサンドウィッチを選択肢から外すことが出来るような気がしてくる。

こういうのはどうだろう。
サンドウィッチを2個買って、分解し、弁当の折り詰めに具とパンを並べてみて、果たしてこの値段でこういうものを本来買おうとしていたのかと再認識してみたら、あれ?と思わないのかと思う。

実はそれはおにぎりも一緒で、105円~140円のものを3つ買って390円くらいにして、
具と飯と海苔を分解して再構成してみたら、おかずのしょぼい、ちんけな海苔弁が出来上がっていた・・・。ということにもなりゃしないか?とも思えてくる。多分こっちの方がサンドウィッチよりも上かも知れない。

だから多分これ、少量で販売するものに付き纏う、包装、シール表示、を一つずつに背負わせているからこそ起きていることなのではないか?とも思ってしまう。小ロットは高く付くのである。沢山おにぎりやサンドウィッチを買うのなら、弁当買った方がいい。
車の中で手軽に食べられるとかいうメリットととトレードオフな部分は仕方がないが、そうでもないシチュエーションなら、サンドウィッチやおにぎりを買う必要はない。

コンビニである程度の価格認識が拡がったところで、権兵衛のような小分けしてあるものをパックに詰めているので個包装を開放(排除)しているにも関わらず、値段はコンビニのおにぎりとさして変わらない商売が成立する。あの値段は別の価値観だとするかも知れないけど。。。

でも翻って考えれば、おにぎり一つは実は高価なものでもないのに、最低でも105円はするよな?という線に価格抵抗線が張られてしまっているのだろうと感じる。

豊食の時代だとしか言い様がないのは、得られるカロリーと値段がマッチしなさすぎてて、時にはダイエットというものを如何に美味しく成立させようとするのだろうかということにまで発展する。美味しさと健康、脂の排除と高価食材の使用など。。。

これが有事には一変してしまうはずで、手軽に高カロリー摂取が出来るものに豹変する。
生命維持が第一に昇格し、飢えが辺りに迫ってくれば、今までの価値観は全て覆ってしまうに違いない。反ヘルシー志向。

戦争がないことが全ての価値観を肥大化させてしまったともいえる。市場のメカニズムは暴走を止めることが実は極端に難しい。現代の世界の条件が、一つの環境変化で変わっただけで豹変するものだし、「それなら」という価値観がほとばしったのが去年の震災後だったはずだが、それもなんだか今ではまた落ち着きを見せているように思える。

かといって市場を度外視した世界に発展があるのかといったら、それは実証済みで”ない”という結論を人類は出したはずだ。

ソ連が崩壊し、中国が通貨の管理はするものの自由主義経済に一歩二歩踏み出している。(でも貿易国として体を為しているかと問われれば、それは否だと思う)美味しいものにはそれに対する対価を払おうという概念が常に付き纏う。

但し、暴走はどこかで破綻する。
昨今のコンビニを見ていると、幾分価格に柔軟に対応しようとしているかに見えるし、値引き販売や安心価格を謳ったPB商品が並ぶようになった。これが上手く行っている、行っていないというのではなくて、いくつかの部分では揉み合いの位置に落ちてきたとも考えられる訳だ。

コンビニの手軽さ、そのものが実は一番高価な買い物である。家から数十歩、数分の範囲にあれば、それは富山の置き薬・ホテルの設置冷蔵庫となんら変わらない類だった。

実はスーパーに比べて会計に並ぶ時間や赴く時間を節約できるということに納得して、値段を初めから諦めている代物なんだし、そこで売られている品物を分解して並べ替えしてみろという発想そのものに矛盾が生じているのかも知れないが、敢えて書く。

敢えて書くことに意味がある。

と思っている。


『じゃあ今日からお前は、コンビニでサンドウィッチとおにぎりを買わないんだな?』と云われると、



多分そうだ!。。。。。と答えざるを得ない。一旦の自分の中の結論はそうだったのだから。


でも時と場合による。。。。かな?

というのが正直なところです。

だって、コンビニが他の店舗より近過ぎて便利過ぎて困ってしまうくらい充実していて、そこでおにぎりやサンドウィッチが燦然と並んでいて「こっちこい」と云っている現実の中に居るのだから。。。そして相手もその「儲かる商品」の商品開発に余念がないからだ。




でも抵抗はするぜ!(と小声で宣言してみる。。。)

迫力ねぇーなぁ・・・。
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