萌えてばかりもいられない!

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映画『待合室』を観て

2006-03-29 22:53:23 | 映画
実はこの映画、多くの皆さんがご存知ないと思います。
ここにリンクを貼りますが、どうも岩手県、東北に限定した公開をするようなのです。待合室のリンクページ
今後の全国的な展開はどうなのでしょう?
上映会実施のしくみを見る限りでは、岩手県内もしくは東北の自治体で開催を要請し、期間を決めて上映する仕組みのようです。

もし観たい場合は、このページを参考に是非岩手県に行ってください!
何もない、都会でいうところの便利とはかけ離れた場所が多いですが、そこで過ごしてみると得るものもあると思いますよ。(ホントに!)

この待合室という映画、実在する駅、実在する主人公の女性、実際のエピソード、現代の部分はセットではなく実物を使って撮影が行われています。
キャストは主人公を冨士純子、若い頃の主人公を寺島しのぶという親子での同一人物を演じる共演です。
そこに話題が行きがちなのかも知れませんが、過去と現在を行き来する展開の中で余りそのことが気にならなかったのでさすがなキャスティングだと思います。
他にはダンカンさん、あき竹城さん、斉藤洋介さんに、寅さんでもお馴染の桜井センリさんが出演しています。

小繋駅の待合室に置かれたある「命のノート」、これへの書き込みに、丁寧な返信、励ましの言葉を綴り続けた駅前のお店のおばさんのお話です。

おばさんが書き込んでくれていると思えば、自然とまた訪れてみようとなるのでしょうね?そういうものが心の支えになることも分かります。映画ではその返信を見ることは多分ないといわれていましたが。。。
映画はそういう旅人との話がメインなのかと思っていましたが、実はそうではありませんでした。


関係者の試写会を除けば、この前の3月25日は初日だったのですね?
多分私と家内が一番の遠くからの観客です。
私達が見た回では、終わりに場内から拍手があがりました。

家内には、この映画のなまりは軽い方だったそうですが、私には一部ニュアンスだけがなんとなく分かる程度で、その意味でいいのか不安になる箇所がいくつかありましたことを付け加えておきます。

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