萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

名優 宇野重吉さんvs渥美清さん 『寅次郎夕焼け小焼け』

2005-11-05 07:04:07 | 寅さん
今晩放送予定のこの作品、かつて日曜洋画劇場で放送されたものを録画していて、
私は何度もこの作品を観た。

この作品には、名優と呼ばれる方々が多く出演している。

日本画家の大家、池之内青観を演じる宇野重吉さん。
前回の住職役に続き、大滝秀治さんが神田の古書店の店主を好演する。
芸者ぼたんを演じる、今回のマドンナには太地喜和子さん。
今回は恋愛というよりも、寅さんの奮闘記のような作品ではありますが。。。

龍野の市役所の職員を寺尾聡さんが親子共演の形で出演。
私には馴染みがないのですが、岡田嘉子さんというソ連へ亡命された女優さんが
この作品の中でとても心に残る『ふたつの後悔』について語るシーンと、見所が豊富な作品です。

改めて考えると
早世されてしまった天才女優太地喜和子さん、晩年散骨にして欲しいと語った宇野重吉さん、笠智衆さんに、私にはルビーの指環の印象が強い、現代の名優寺尾聡さん。そこに渥美清さんと下条正巳さんに大滝秀治さんって、この作品がまるで名優の交差点のようにして存在しているような気がします。


観ている当時はその辺はよく分からなかったです。。。

いつも
えっ!あの(○ンペンみたいな)おじいちゃん、池之内青観先生なの?というシーンと、
岡田嘉子さんの語る「ああしなければ良かった、なんであんなことしてしまったんだろう」と
芸者ぼたんの悲しくも逞しく、そして明るく生きる、その姿勢と
名画家青観の懐に、寅さんは友達として飛び込んでいくというシーンと、
最後にとらやに寅さんを訪ねてくる青観の「そうか、寅次郎君は旅か・・・」というセリフを聞きたくて、
この作品を何度も何度も観たものです。


スウィングガールズですか?ゴールデン洋画劇場の方は?
正直そっちも観たいです。観るかも知れません。

でもこの『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』もいい作品ですよ!
私はこっちは録画するんです。そして多分録画してるのにこっちを観ちゃうんです。

只今人気Blogランキングの日本映画部門に参加しています!

ここを押して投票くださいませ!

コメント (7)