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マリバール 文集・ギャラリー

8月15日 「8月15日に思うこと」,デート,『榮福』

2006-08-28 04:27:16 | 抱茎亭日乗メモ
 宮崎学責任編集『直言』の「8月15日に思うこと」を読んで震える。
かっこいいんですけど!
「『国』というような顔の見えない幻に命を懸けることは、絶対にしたくない。」
に激しく同意。

靖国問題も不勉強でわからないのだが、この先靖国に祀られる人っているのか?
自衛隊員がイラク派遣で死んでいたら「国のために命を捧げた英霊」になるのか?
彼らはなりたいのか?
首相も天皇も行ける場所にして、憲法改正して、戦争して、もう一度「靖国で会おう!」を合言葉にしたいって人がいるのかね?
いるんだろうな。多分。私は真っ平御免だ。

私も命は愛する人のために懸ける。
T叔父は「さすが桜井Yの娘だ」と言ったが、私が何の条件もなく国家や制度に守られることを必要とせず愛に生きられるのは、父親譲りなのではなく、恋人がそうさせているからだ。
というメールを彼に送ったら

> ない

と言われて動揺する。それはない?そんなつもりはない?ありえない?
「はい」の間違いよね。ね?ね?

間違いだった。慌てて電話がかかってきて謝る彼。ああビックリした。
面白い人だなあ。笑う二人。

 今日のデートもラブラブでピースフル。靖国も小泉も全く関係なし。ありがたいことだ。

 池袋からの帰り道で気になる店のカレーを買って食べよう、と思ったらお休みで、じゃあ大塚のあの店まで歩いちゃおう、と思ったらそこもお休み。
お盆休みでしかも中途半端な時間で、仕方なく中華料理『榮福』。

隣の席では小母さんが、その小母さんの姪がDV夫とやっと離婚できたはいいが、慰謝料をちゃんと払ってもらうにはどうしたらいいかを知り合いのお爺さんに大きな声で延々相談中。
DV男の身の上まで知ってしまう私。

「弁護士に金がかかるって?国選を頼めばいいじゃないか」
とお爺さんがアドバイスしているのだが、離婚の慰謝料訴訟に国選弁護士はつかないでしょう、と口を挟みたくなるのを抑えつつビールと酢豚の定食を食べる。

杏仁豆腐つき。
杏仁豆腐に透明なゼリー入り?と思って口に入れたらガラス片だった。
危ないよ!!勘弁してくれ。

チャリーンとカップに吐き出す。中国人の女性店員を呼んでクレーマークレーマー。
「これ、入ってました。危ないですよ!」
「あらー、ホントだ。危ないねー。ゴメンナサイ」
以上終わり。きっちり料金を払って帰る。もう!
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8月14日 デート,映画『愛と死の間で』,TBS『ニュース23』

2006-08-28 01:56:52 | 抱茎亭日乗メモ
 12日に会ったから、次はお誕生日デートかな、と思ったら本日もお誘い。うふ。
「明日も会おうね」
「えぇ?!」
「嫌?」
「全然」
やる気満々ですな。ああ嬉しい。
そしていろいろな話。本当に、彼は、私の欲しいものをくれる。
気持ち、言葉、表現、作品、命。つまり愛。
私も彼の望むものを全て与える。
「できることは何でもする」ではなくて「できないことはない」。
というかもう私は彼。一対なのだ。

 時間の関係で、あまり期待はしないで映画『愛と死の間で』を見る。
アンディ・ラウのPVのような、どうでもいい難病恋愛香港映画だった。
アンディ・ラウは確かに美しいが、好みのタイプではないので、退屈だった。

 夜、TBS『ニュース23』を見る。
靖国問題で宮崎学さんと姜尚中氏VS上坂冬子と所功教授。
2時間ぐらいかけて話を聞きたいところだが、上坂氏の「短いのねえ」で終わり。

一応小泉靖国参拝反対と賛成に分かれて入るものの、賛成派の二人でさえ小泉の言動を高く評価支持してないところが可笑しかった。
「まあ、あのバカはほっといて。さて、議論しようか」みたいな。
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