The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

7月31日 BBS考

2006-08-05 00:58:56 | 抱茎亭日乗メモ
 紀伊國屋書店のイベントで会った電脳キツネ目組組員に
MARIBAR BBS見ましたよ」と言われる。
『檸檬屋新宿』に向う道すがらお話。

 イベント終了後、宮崎学さんは帰って、『檸檬屋新宿』にて佐藤優さんと魚住昭さんを囲む打ち上げが始まった。
私は購入した本に後でサインを頂こうと思いつつ、別のテーブルで皆と飲んでいた。
宴が始まって間もなく「帰る!」という声。
「帰る、私は帰る」と言って、席を立とうとする佐藤さん。

「名前も名乗らずに、あなたは何ですか。失礼だ。私にはやることがあるんだ。あなたとそんな話をしている時間はない。そのためにここにいるんじゃない。帰る」
と佐藤さんは向かいの席に座っている男性に怒りを露わにしていた。
慌てるスタッフ、呆気に取られる住枝さん。「どしたの?」
立ち上がった佐藤さん、「酒飲んで、ふざけた人を相手に国家(国体と言ったかな?)の話などしない!」と言い捨て店を出る。

言われた人は座ったまま。追いかける人数人。
「あああ、サインもらいそびれた!しかし、外交の場でもあんなことあるのかな」と私。
「まさか」と隣の女性。
「裁判の直後だから相当テンション高い状態なんじゃないかな」と分析する人も。

佐藤さんを怒らせた人は、絡み酒で知られた人ではあるらしい。
だからこんなの事態はよくあることなのか、全く意に介していない様子。
その場には、佐藤さんと近くで直接お話ができると思って会費を払って参加した人がいっぱいいるのに、佐藤さんを帰してしまって、なんともないのだろうか。

私も意地が悪いので、その人とすれ違った時に「あ、佐藤さんを帰しちゃった人だ」と言ってしまう。
「へ?」という表情のその人。

 以上は前置き。そんなことがあって、またキツネ目組組員とBBSについて話す。
「書き込みをしてくれた人には全部レスをしないと」と言われる。
「してるよ。でもNANIOさんの相手するだけでも大変なんだから、挨拶もなく2ちゃんねるのコピペしてくる奴にかかずらってる場合じゃないの」と私。
「削除するなら掲示板をやるべきじゃない」
「それはおかしいよ。設定はそれぞれ好きなようにできるんだから」
「2ちゃんねらーでも来てくれた人はお客さんでしょ」
「お客さんじゃないよ!2ちゃんねるで好きなようにやってよ。私は相手にしない」
「そこをこう、うまく返さないと。それができないなら掲示板なんてやめるべき」
「返しません。やめません」
「いや、真理さんが、かっこよく切り返すのが見たいんだよ」と誰か。
「あら、そうなの」
「そう、切って捨ててほしくない。軽くいなしてほしいんだよ」

うーむ。しかし、冴島奈緒さんは「真理さんの場なのだから、変なのは削除するべきよ」と言った。

佐藤さんも、名乗りもせず絡んできた人を、その場の雰囲気を壊さないように適当にいなす、なんてことはしなかった。
「失礼だ、あなたの様な人とは話はしない!」に全面同意。ああ素敵だった。

というわけで、BBSについても、私の基本方針は変わらない。
それぞれがこうあるべきと思うBBSを具現して、好きなようにやればよいではないか。