The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

8月12日 デート,北野謙作品展『our face』,バー潮見,夜景の美しいバー

2006-08-21 03:49:00 | 抱茎亭日乗メモ

 9連休初日の幕開けがデート、というのはいい。待ってました!という感じ。
そして今週は2回も濃厚デートで学生カップルみたい。若い!

しかし実は二日酔いでヘロヘロの私。
会った途端に「水飲んでいい?」ゴクゴクゴク、うへえ。

でもラブラブ。「また酔っ払った?」「(略:恋人の名前)に。(略:同)酔い」
雷鳴轟く中、なんとも刺激的。うっとり。

 北野謙さんの個展『our face』を見に芝浦の『フォト・ギャラリー・インターナショナル』。
落雷で山手線がストップして、行けるか心配になったが、個展最終日で他にもお客さん多数。

 北野さんを紹介してくれたY君の話。北野さんの作品について。
「our face」はいろいろな職業や趣味や祭りや所属の人たちの顔を重ねて、それぞれ1枚の写真になる。

「私ね、18日が誕生日で、丙午なんですが『丙午の女たち』ってどうですか」
「こわーい」と北野さん。
「男を食うんでしたっけ?そういう顔になるかなあ。撮ってくれませんか」
「うーん」
「あとね、宮崎学さんの電脳キツネ目組の組員を重ねるとキツネ目の男になるかなあとか。宮崎さんと重なりたい男の人っていそうだし、面白いかなと」
などと勝手なことを提案。
「日本はもういいかなあと思ってるんです。プロジェクトは続けなきゃいけないんだけど、海外に出て、一人一人と会って、話して、撮り続けることでグローバリズムに抵抗するみたいなことがしたいんですよねえ」
と却下される。
世界の「our face」は是非見てみたい。

 因みにこの後、バー潮見に集合した「丙午の女たち」に「our face」の話をしたら「こわーい」と言いつつノリノリ。
「そんなの一声かければすぐに集まるわよ。撮ってほしい!」
「どんな顔になるのかなあ」と興味津々だった。

宮崎学さんにも、後日「面白いと思いませんか?」と聞いてみた。
「嫌だよ、そんなもの。重なりたくなんかない」
「はい、すみません」以上、終わり。

 東京湾華火大会は雨で中止。しかし恒例の「バー潮見」は開店。
今年はバー潮見のママ(=高校からの友人K)がおめでたで、女子のみ少人数の宴会になると聞いていたが、子供二人を含む15人ぐらいいたような気がする。

ものすごく久し振りのMさんが初参加で、高校時代の思い出と近況話。
Kの夫と友人たちとは、年1回ここでしか会わない。
多分これからもずっと続くんだろうなあ。続いて欲しい、賑やかで楽しい宴会だ。

 みんなと別れて一人、夜景の美しいバーで飲む。
カウンターの可愛い女性がカクテルを作ってくれて、花火の話。
「18日は神宮の花火ですが、ここからよく見えますよ」
「え!?そうなの?誕生日だ!予約できる?もういっぱい?」
「多分、いっぱいじゃないかと思うのですが。確認してまいります」
ワクワク、ドキドキ。
「申し訳ございません。花火大会は16日でした」
ガックリ。そして16日はもちろん満席。まあそうでしょう。
しかし、夜景もいいが夕焼けが格別、という話も聞いたので今度見に来よう。