Tokyo at rain and Tokyo at night MOVIE!

東京の夜景動画ブログです。

のろわれた被写体・のろわれた1日

2006-02-09 23:22:56 | 撮影とテーマ設定2005~06年3月

今日は朝からいろいろなことがうまくいかず(いや、出勤する「まで」は順調だったのだが…)、なんともかんともよろしくなかった。


昨日は昼過ぎにいろいろの案件を一段落させ、午後は「かなぁりまたぁりとあぁんどすうぃ~と」と言う、なかなかもっていぃ塩梅だったのだがねぇ…
今にして思うと、昨夜見たMXテレビの「怪奇大作戦」が「すっげぇはずれ」の回だったことが、今日の伏線になっていたのかもしれない。


さて、話を元に戻そう。


今日は朝からすこぶるいい天気で、いささか寒いとは言え撮影日和だったこともあり、昼過ぎまでは「すっかりやる気まんまんなのであります」だったのだが、午後から「自分の周囲3メートル限定」でどんどん雲行きが怪しくなっていき、それでもなんとかしようとあがいてはみたものの、現像したフィルムを回収した段階で士気崩壊したでケロ。
最後は砂漠に放置されたケロン星人よろしく、ただしおれるのみの「名状しがたきアレ」と成り果てていましたとさ(あらかじめ言っておくけど「名状しがたきもの」ではありません)。


というのも、こないだエラーと思って捨てたフィルムが「実はアタリ」で、自分はエラーを現像に出していたってぇ寸法なんすよ。ぶっちゃけ「二重遭難」というわけで、現像費を節約するどころか傷口を広げていたという始末。まぁ、自分から言うのもなんだけど、明らかに自分は粗忽者なので、この手の失敗は結構多いんだけどさ。以前にも、引き蓋の向きを間違えた挙句、多重露光を恐れて撮影しなかったら、案の定未露光だったとか、そういうポカはかなり多い。
そればかりか、今回の捨てちゃったほうのアタリフィルムに写っていたはずの被写体は、そのとき実に「9回目」の撮影で、しかも5カットがエラーという、なんともかんともいやぁなお話までついてくるわけです。もちろん、基本的には全部自分が悪いわけで、しかも「調子が悪い機材のチェック」に撮影していたのもあるから、歩留まりが悪くても当然といえば当然ではあるのだが、そいつはいわゆる「サラ金」の看板なもんで、もしかしたら怨念がこもっているのかもしれない。


でもなぁ、みんな知ってる将門の首塚だって普通に写ったし(このサイトの人も普通にデジカメで撮ってるし)、怨念がどうこう言うならエラーになって写らない、じゃぁなくって「写らないはずのものが写る」ってのがスジだよなぁ~


よく考えたら、戦争やら関東大震災やらを抜きにしても、かつてあぁんなことこぉんなことそぉんなことがおきた場所でも、みぃんな普通に暮らしているんだし、自分だって巣鴨刑務所戦犯が処刑されたアタリで飯食ったり用足したんだから(よく考えたら、あの便所の位置っていやみだよな)、のろいだの怨念だのを気にするほうがどうかしてるんだろうけどね。
ただ、写真関係者って、なぜか「かつぐ」人が多いんだよ。そういえば、金村氏も墓の写真を嫌っていたっけ(別にのろいがどうとか、そういう理由じゃないけどねw)。