[ 5月 24 日 ]
[ 100歳まで働き、120歳まで元気に ]
超長寿社会を健康に過ごすための研究が盛んにおこなわれています。
東大の中西真教授(分子腫瘍学)は2040年をメドに老化細胞を除去する技術の開発に取り組む中、
近年、加齢とともに蓄積し、臓器や運動器に悪影響を及ぼすことが分かってきました。
中西教授は2021年、ある酵素が老化細胞を生き延びさせていることを突き止めました。
酵素の働きを妨げる薬を使ったマウス実験では、筋力の回復や臓器の機能改善といった「若返り」
効果を確認。人への応用を目指します。
2050年頃には100歳まで仕事をして、120歳まで余生を楽しめる世の中になっている可能性がある、
と予想されます。
超長寿社会の新たな指標として、一人一人が役割を持って社会とつながり、誰かのためになって
いると感じていられる社会が生まれるでしょう。
ボランティア、孫の世話、寄付、誰かに寄り添う、「貢献」のあり方は多様にあります。
前田上席研究員は「貢献寿命を延ばすことが精神的な健康、幸福感につながる。長生きを喜べる
社会は生きやすく、子を育てやすい社会となり人口減少も解決することも期待される」と仰って
います。
[ 川 柳 ]
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先週末、静岡に用事があって東名で西へ走った時の富士の姿です。今富士山の撮影
でいろんな迷惑行為が騒がれています。でも富士はいつも静かにそびえています。
金(ゴールド)と人類の付き合いにおいて、金が持つ物質的側面に注目しなければなりません。
金の融点(熱した時に溶解する時の温度)は、およそ1,064℃です(銅の1,084度に近い)。
金属を加工する際、何かを熱して高温の環境をつくり出す技術が必要ですが、融点が鉄(1,538度)
やプラチナ(1,768度)よりも低いことは、古墳時代の日本でも金(ゴールド)を加工することを
可能にしました。
人類が、「早くから金(ゴールド)を加工するための技術を習得できたこと」は、人類と金の付き
合いが長いことと、深い関わりがあると、言えます。
その他にも、「魅惑の輝きを放つこと」、「汎用性があること」、「溶解して繰り返し使えること」、
「さびにくく形を保存できること」、「人類が金(ゴールド)に価値があるとみなしたこと」などが、
有史以来、常に人類の身近に金(ゴールド)があった理由であると考えられます。
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