3月1日より福岡、東京、大阪エリアにてVHF Low帯を再利用した地上波放送サービス「i-dio」が正式に放送開始となりました。それに伴いcoviaが販売しているi-dio Phoneのファームウェアアップデートがリリースされ、Android版クライアントが実際にi-dioの放送を受信できる正式版にアップデート、そして待望のiOS版クライアントの正式リリースが開始となっています。
現時点で東京で放送開始となっているチャンネルは位置情報と連動するデジタルラジオチャンネル「Amanekチャンネル」とショートムービーやアニメなどをメインに放送する「i-dio Creators Ch.」の2チャンネル。ほかのチャンネルは今後ローンチしていくことになるかと思われます。
実際にGalaxy S5 SCL23で受信してみることにします。
正式版クライアントにアップデート後、起動するとエリア設定も兼ねた簡単なユーザー情報登録画面になりますので設定します。
次にWi-Fi Direct経由でのチューナーの接続画面になりますので、接続するi-dio Wi-Fiチューナーを選択します。
あとはおもむろに受信するのみです。
Amanekチャンネルはちょうど洋楽中心の番組を放送しており、いきなりQUEENの名曲”We Will Rock You”を流していて感涙!!
音質のほうも十分クリアです。
一方i-dio Creators Ch.ではちょうどゲーム番組だったようでFC版「ロックマン」をプレイする番組が放送されていました。こちらも画質、音質ともに十分なレベル。ただしi-dioクライアントの仕様なのか横画面でローテーションした状態で見れないのが不満点でしょうか。
現時点では2チャンネルしか放送開始となっておらず、コンテンツ力に欠けるのが難点といえば難点ですが、かつてのアナログ放送用の周波数を再利用しているだけあって映像・音質ともにワンセグ放送よりもクリアで十分鑑賞に堪えるもの。Amanekチャンネルは自分が大好きな洋楽中心チャンネルも放送しておりたまらない内容になっています。
i-dioのチャンネルは今後も増える予定で有料チャンネルもいずれは開始されるとのことで、今後のコンテンツ充実に期待できそうな予感がします。