かのあゆブログ

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Windows 8一般販売から4週間

2012-11-16 11:00:48 | デジタル・インターネット

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メイン機をWindows 7 Home Premium(x64)からWindows 8 Pro With Media Center Packに乗り換えて早くも4週間が経過しました。もともとジャンクで購入したFMV A8280自体スペック的に高性能とは言えないとはいえWindows Vista BusinessがプリインされていたマシンだったこともあってかWindows 8のほうもサクサク動いています。起動も前バージョンのWindows 7に比べると高速になっていると思います。基本的にWindows Vista以降のマシンであればアップグレードしても問題なく動作するかと。XP搭載機も動くと思いますがディスプレイドライバが標準のものになるかもしれません。(Windows 8ではWindowsXP互換のXPDMドライバをサポートしていません。その代り標準ディスプレイドライバはCPUでDirectXをエミュレーションするWARP10に対応したのでDWM環境も動作します・・・CPUエミュレーションなのでパフォーマンスは落ちますが)

旧Classic UI向けのアプリはWindows 7で動いていたものはほぼすべて問題なく動作しています。アップグレードアドバイザでは問題ありとされていたMicrosoft Office 2003も普通に動作していますし、最近ついに閉店になってしまった大山ビスコで97円で購入した2003年発売の「Need For Speed Underground」ですら(若干問題はありますが)動作しますし互換性は相変わらず高いと思います。

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  賛否両論の新Windows 8 Store Style UIですが、もともとWindows Phone 7.5機であるIS12Tを使っていたこともあって問題なく利用できています。タブレットに最適化されたUIではあるのですが、もちろん従来のタッチパネル非対応PCでも快適に操作できます。

ARM向けのWindows RTでも動くWindows 8 Store Style UI向けAppは今のところめぼしいのが有料・無料問わず少ないのが現状なので基本的に従来のClassic UIで運用することが多くなっています。ただしStore App自体はこれから充実していくのではないかと期待しています。Twitter公式Appもリリース予定みたいですし。

どうしてもこのスタートメニューが嫌ならばスタートメニュー互換ランチャーが様々なところからリリースされているのでそちらを導入すれば以前のバージョンのWindows同様の操作が可能になります。

 

ちょっと復習になりますがWindows 8のエディションについて簡単にまとめておきたいと思います(WP8は正確にはカーネルだけ共通の別OSですが、一応ここに載せておきます)

なおWindows 8から一般店頭販売向けのパッケージ版はアップグレード版のみとなり、新規インストール可能なフルパッケージ版は廃止されました。その代り以前はパーツセットじゃないと購入できなかったDSP版が単体購入可能になりましたので新規インストールしたい場合はこちらを選択することになります。

  • Windows 8

もっとも基本になる、いわゆる普通のWindows 8です。家庭での利用に必要な最低限の機能が搭載されていますが、Proに入っている仮想環境のCliant Hyper-Vやリモートデスクトップのホスト機能(クライアントにはなれる)、ドメイン参加機能などは搭載されていません。Windows 7のStarter/Home Premiumを統合したエディションと言えます。

あとからWindows 8 Pro(+Media Center Pack)の機能をアンロックするための「Windows 8 Pro Pack」が別途販売されています。

  • Windows 8 Pro

現在ダウンロード版が3300円、DVDメディア版が5800円と安価に(アップグレード版ですが)販売されている、一般販売されるWindows 8の最上位エディション。Windows 8の機能に加えCliant Hyper-V(Intel VT-x対応CPU必須)、ファイル暗号化機能のBitLocker、企業向けのドメイン参加機能、リモートデスクトップのホスト機能などの企業向け機能が追加され、家庭でも企業でも使えるエディションになっています。

また追加有料アドオン(現在は無料)としてWindows 8から削除されたMPEG2コーデックやWindows Media Centerを追加する「Media Center Pack」が導入可能になっています。

おそらくWindows 8ではこのエディションが主流になると思われます。Windows 7 ProffesionalとUltimateを統合したエディションです。

  • Windows 8 Enterprise

一般販売はされず、企業向けのボリュームライセンスユーザーのみに販売されるWindows 8で、Proの機能に加え、USBや外付けSSD/HDDにWindows 8環境をインストールして持ち運べる「Windows To Go」が搭載されているのが特徴といえます。一般には出回らないエディションですが90日試用版がリリースされており、こちらは一般ユーザーでも試すことが可能です。

  • Windows RT

ARM CPU向けのWindows 8で、基本的な機能はWindows 8に準じていますが、CPUが違うためIntel CPU(x86/x64)向けClassic UIのアプリは一切動作しないことやWindows Media Playerが含まれていないこと、Microsoft Office 2013 Home And StudentのWindows RT版が最初からプリインストールされていることなど若干差があります。基本的にWindows RT搭載機はWindows 8 Style UI向けのアプリ(こちらはIntel CPUでもARMでも基本的に共通のものが動作)を動かすことになります。

タブレットに新規インストールされるものなので当然一般販売はされていません。日本ではNECのLaVie YとASUSのViVoTab RTの2機種のみが販売されていますが、Microsoft自らが販売するタブレット「Surface RT」の日本導入も予定されています。(現在は並行輸入盤がアキバのショップで購入可能)

  • Windows Server 2012

開発コードを共有している、Windows 8のサーバー版OS。こちらは64bitのみをサポートしています。用途によって

WIndows Server 2012 Datacenter

Windows Server 2012 Standard

Windows Server 2012 Essentials

Windows Server 2012 Foundation(OEMのみ)

の4エディションに分かれています。サーバーOSですがこちらもWindows 8 Style UIを採用しているのが特徴です。

  • Windows Embedded Standard 8

  POS(レジ端末)などに組み込まれることを前提にした組み込み向けのWindows 8で、Proをベースに組み込むコンポーネントを選択できるようにしたのが特徴です。

現在はRelease Preview版がリリース中。こちらも一般の店頭では販売されない特殊なエディションになります。

  • Windows Phone 8

前述のとおり正確には「Windows 8」ではなくアプリケーションの互換もないのですが、本バージョンからOSカーネルをWindows 8(RT)と共用するようになった、スマートフォン向けOSです。ちなみにWindows Phone 7.8までは組み込み向けWindowsであるWindows Embedded Compact(Windows CE)をベースに開発されていました。

Windows 8と同じWindows 8 Style UIを搭載し、Internet Explorer 10の搭載や子供向けに機能を制限できる「キッズ・コーナー」などの新機能が搭載されているのが特徴となっています。現在日本向けの機能解説ページはできているのですが日本で正式に販売されている端末は今のところありません。




Microsoft 日本語版Windows Phone 紹介ページをWP8紹介ページにリニューアル。しかし…

2012-11-13 12:06:46 | Windows CE

MicrosoftのWindows Phone 7.5紹介サイトの日本語版が更新され、先日正式にローンチしたWindows Phone 8の紹介ページに切り替わっています。(ヘルプなど一部はWindows Phone 7.5向けのまま)

このサイトで日本語UIのWindows Phone 8の新機能が確認できるようになっています。

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Windows Phone 8は以前のWindows Phone 7.5からの変更点として

  • HD解像度も含む複数の解像度をサポート
  • OSカーネルをWindows Embedded Compact(Windows CE)ベースからWindows 8(=ARM向けWindows RT)ベースカーネルに変更。
  • デュアルコアCPUのサポート(WP8世代の端末はすべてWindows RTもサポートしているSnapDragon S4/Targa3以降のCPUで動作)
  • NFCのサポート
  • タイルのサイズ・位置を自由に変更できる新しいWindows 8 Store Style UI(=Windows Phone 7.x世代向け機種最後のアップデートであるWindows Phone 7.8でも実装予定)
  • PC版とコアコンポーネントを共有する新しいInternet Explorer 10
  • 子供にWP端末を使わせるユーザー向けに機能を制限できる「キッズ・コーナー」
  • 新しくなったOffice Mobile 2013
  • Windows CEベースのWindows Phone 7.xアプリとの互換性あり

などが含まれており、すでにNOKIAやHTC、Samsungが対応端末を発表済み、日本でも並行輸入品のSIMフリー版HTC Windows Phone 8Xがアキバで販売されていたりします。

ただし、残念なことにMicrosoftが日本でのWindows Phone 8端末の導入を見送る(*中止ではない)ことをアナウンスしており、ドコモ、ソフトバンク、au各キャリアの冬モデルにはWP8端末の姿はありませんでした。上記サイトでもラインアップページが用意されているのですが、対応端末が一台も載っていない(リニューアル前は日本唯一で最後になってしまったWP7.5世代端末IS12Tが掲載されていましたが…)さみしい状態になっています。

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ただし、ドコモやauはWindows Phone 8端末の日本導入に関して前向きなコメントを発表しており、またMSも「日本導入に向けて各キャリア・メーカーと継続的に議論をしている」とのことですので来年以降の展開に期待したいところです。

参考記事:

「Windows Phone 8」が日本で発売されない理由




あれから5年か…

2012-11-09 09:19:44 | ブログ

今年は「初代iPhone/iPod touch発表、Key作品「リトルバスターズ!」(無印PC版)発売、Androidリリース」から5年を迎えました。

  • 初代iPhone/iPod touch発表

今年になって6世代目となるiPhone 5が発表され、iPod touchも5世代目がリリースされましたが、初代iPhoneとiPod touchは今から5年前の2007年にリリースされました。

初代iPhoneは2007年1月9日にサンフランシスコで開催された「MacWorld San Francisco 2007」で初代Apple TV(初代モデルはIntel MacベースでPentium MにGeforce Goを搭載、ファームウェアもMac OS X 10.4ベースでした)とともに今は亡きスティーブ・ジョブス氏が発表しました。

当時はOS X(のちに本家Mac OS Xがこの名称になってしまいましたが)と呼ばれていたiOSを搭載し、マルチタッチスクリーンを搭載した初代iPhoneは世界中で注目されました。これらの要素は現在のiPhone 5にも受け継がれています。ただこの初代モデルは通信方式がGSMのみの対応だったため、発表当初は日本は発売国から外れました。日本でのiPhoneの発売は翌年2008年に発表される「iPhone 3G」の登場を待つことになります。

当時のiPhoneはアプリケーションの追加は不可能で、WEBアプリケーションの実行のみサポートされていました。(その名残でiOS 5まではSafariのブックマークにWEBアプリのリンク集が入っていたのですが、iOS 6ではなくなってしまいました。)

App Storeがローンチしたのは1年後のiPhone 3G発表後のことになります。

また同年9月にはiPhoneから通話機能とカメラ、GPS、一部アプリケーションなどを省いたポータブルプレイヤー「iPod touch」の初代モデルが日本を含めた世界各地で販売開始になりました。iPhone同様iOSを搭載し、Wi-Fi経由でSafariでのWEBブラウジングやiTunes Storeでの楽曲購入などが可能でした。

発売当時はWindows環境でうまくマウントできないというトラブルもありました。また、初期FWではiPhoneに搭載されていたメールアプリ、マップアプリ、天気ウィジェット、株価ウィジェット、メモが搭載されておらず、カレンダーの編集も不可能でしたがのちのアップデートでこれらの機能が追加(一部は有料アドオン扱い)されています。

iPhoneに魅力を感じていた自分は同年発表された3世代目iPod nanoからわずか数か月で乗り換えて4世代目iPod touchが出るまで2年間(途中ホームボタンの故障などで16GBモデルに乗継しながら)愛用しました。

初代から3世代目モデルまではiPhoneとの差別化が激しかったのですが、今年発表された現行モデル(5世代目)ではワイドRetina搭載、カメラ2基にSiri搭載とだいぶiPhoneと差がなくなりつつあります。

 

  • リトルバスターズ!無印版発表

今年になってJC Staffによるアニメ版が放映中で、来月末にはPCの全年齢向け完全版「Perfect Edition」が、さらに3月にはHD化されたPS3移植版がリリース予定であり、2010年にはスピンオフ作品「クドわふたー」も発売(こちらもPSP、BD-PG、androidへの移植版がリリース予定)したリトルバスターズ!の最初のバージョン、いわゆる無印版は5年前の7月23日に発売されています。

発表自体は2005年末のG’sマガジンで、発売までの間(現在でも連載中の)笹桐ゆうや先生による4コマの掲載や実質シナリオプレビューだったSSの掲載などが展開されていました。

2008年にはシナリオ加筆、キャラクター追加、Hシーン追加を行った18禁版「エクスタシー」が発売し、翌年にはPS2に移植された「Converted Edition」が、さらに2010年、2012年にはそれぞれPSP、PS Vitaで再移植され、今でも根強い人気を誇っています。

もちろんクドがかわいいのもあるんですが、それ以外のヒロインや恭介、真人、謙吾3人男キャラの魅力が素晴らしく、今でも大好きな作品の一つだったりします。

現在ではラジオ「リトルバスターズ!R」も放送中でまだまだ盛り上がっていきそうですね!

  • GoogleがAndroidを発表。OHAを設立

現在iPhone以外ほとんどすべてのスマートフォンに搭載されているAndroid。先日新バージョン「4.2 Jelly Bean」が発表されましたが、そのAndroidの発表も5年前の2007年11月の出来事です。

発表前までは広告ビジネス型の無料携帯「gPhone」が発表されるのではないかという噂がありましたが、実際に発表されたのはLinuxベースのモバイルプラットフォーム「Android」でした。

海外ではその翌年2008年10月に最初のAndroid搭載機である「T-Mobile G1(HTC Dream)」を発表。日本でもその次の年の2009年7月に同じHTC製端末の「HTC Magic」をベースにした「ht-03A」がドコモより販売され、2010年にはau、Softbank各社も次々にAndroidを搭載したスマートフォンを発表。現在では各キャリアが発表されているモデルのほぼすべてがAndroidスマートフォンに入れ替わっており、街中でもiPhoneやAndroidスマートフォンを使っている人たちを多く見かけるようになりました。

現在ではスマートフォンだけでなく、タブレットやカメラ、ポータブルプレイヤーなどにも搭載されています。




Windows Phone Store(旧称 Windows MarketPlace For Mobile)ではVプリカでの決済は原則不可能

2012-11-06 00:03:38 | Windows CE

先日Windows 8購入時に使用したVプリカのカード残高が残っていたため、試用版として導入していたソフトを何本か製品版にアップデートするためにWindows Phone StoreにVプリカのカード情報を登録し、アプリを購入しました。

購入自体は無事に済み、試用版から製品版のアップデートも購入手続き後即完了したのですが、若干残高がオーバーしてしまい、あとでMicrosoftより「カードの残高が足りないので現在のカードから引き落としができなかったので新しいクレジットカードを登録して購入情報を登録してください」という意味の英文メールが来ました。

Microsoftがサービスしている課金情報は基本的に同社のゲーム機XBOX 360のものも含めてMicrosoft Accountで管理できるのでそちらで購入履歴を見たところ、確かに購入したアプリのステータスが残高不足で引き落とせないため「処理不可」になっていました。

そこで新しく残高に余裕があるVプリカカードを作成し、そのカードをMicrosoft Accountに登録したのはいいのですが、請求先を新しいカードに設定できませんでした。

このままだと最悪HotmailやLive Messenger、Windows 8のアカウント管理でも使っているMicrosoft Accountそのものがアカウント停止になってしまうため、本日Microsoftサポートに電話し、無事引き落とし先を新しいVプリカカードに設定してもらい、購入したApp分の引き落としが完了したのですが、その手続きの際にMSのサポートの方から聞いた話だと

  • Vプリカのカード自体は(VISAのクレジットカードと同じ扱いなので)Microsoft Accountに登録はできる
  • ただし実際の引き落としの際にトラブルが発生することが多いので原則Windows Phone StoreでのVプリカの利用は不可能
  • オンライン決済サービスPaypalは利用可能

とのことでした。ちなみにスルガ銀行や楽天銀行が発行しているVISAデビットカードの扱いは聞かなかったのでどういうことになるのかは不明ですが、基本的にMicrosoft Accountでは「Vプリカは使えない」と考えたほうがよさそうかもしれません。どうしてもVプリカで決済するのであればPaypal(こちらはVプリカの利用が可能)を経由して利用するのが正解かもしれません。

ちなみに後でWindows Phoneのサポートページを見たところ(以下引用)

プリペイド カード、デビット カード、およびギフト カードは (Visa または MasterCard のロゴが付いていたとしても)、国際カードとは認められず、現在マーケットプレースでは使用できません。

とあるのでもしかすると現在ではVISAデビットも利用不可能かもしれません。

なお今回製品版にアップグレードしたのは以下の4つ

Need For Speed Hot Pursuit

iOS/android版の移植。Autologなし。WP版独自の機能としてXBOX Live経由の実績に対応。マルチランゲージ対応だがiOS版やandroid版と異なり対応言語に日本語はなし。

Angry Birds

もはや説明不要のスマホ定番ゲーム「アングリーバード」。WP版は実績対応。英語のみ。(iOS版はオリジナルのみ日本語に対応。android版は英語のみ+広告付きながら無料Appとして公開中)

Akinator

なんても当てるランプ魔人「Akinator」のアプリ版。日本語対応。試用版の状態だと1日にプレイできる回数に制限あり。

Flash Video+TubeMusic

Windows PhoneのIE9では対応していないFlash Video対応サイトを観覧するためのアプリ。基本的に海外産ソフトなので日本の動画サイトは未対応。