MicrosoftのWindows Phone 7.5紹介サイトの日本語版が更新され、先日正式にローンチしたWindows Phone 8の紹介ページに切り替わっています。(ヘルプなど一部はWindows Phone 7.5向けのまま)
このサイトで日本語UIのWindows Phone 8の新機能が確認できるようになっています。
Windows Phone 8は以前のWindows Phone 7.5からの変更点として
- HD解像度も含む複数の解像度をサポート
- OSカーネルをWindows Embedded Compact(Windows CE)ベースからWindows 8(=ARM向けWindows RT)ベースカーネルに変更。
- デュアルコアCPUのサポート(WP8世代の端末はすべてWindows RTもサポートしているSnapDragon S4/Targa3以降のCPUで動作)
- NFCのサポート
- タイルのサイズ・位置を自由に変更できる新しいWindows 8 Store Style UI(=Windows Phone 7.x世代向け機種最後のアップデートであるWindows Phone 7.8でも実装予定)
- PC版とコアコンポーネントを共有する新しいInternet Explorer 10
- 子供にWP端末を使わせるユーザー向けに機能を制限できる「キッズ・コーナー」
- 新しくなったOffice Mobile 2013
- Windows CEベースのWindows Phone 7.xアプリとの互換性あり
などが含まれており、すでにNOKIAやHTC、Samsungが対応端末を発表済み、日本でも並行輸入品のSIMフリー版HTC Windows Phone 8Xがアキバで販売されていたりします。
ただし、残念なことにMicrosoftが日本でのWindows Phone 8端末の導入を見送る(*中止ではない)ことをアナウンスしており、ドコモ、ソフトバンク、au各キャリアの冬モデルにはWP8端末の姿はありませんでした。上記サイトでもラインアップページが用意されているのですが、対応端末が一台も載っていない(リニューアル前は日本唯一で最後になってしまったWP7.5世代端末IS12Tが掲載されていましたが…)さみしい状態になっています。
ただし、ドコモやauはWindows Phone 8端末の日本導入に関して前向きなコメントを発表しており、またMSも「日本導入に向けて各キャリア・メーカーと継続的に議論をしている」とのことですので来年以降の展開に期待したいところです。
参考記事: