かのあゆブログ

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Microsoft Windows 8.1リリース開始

2013-10-19 04:08:52 | デジタル・インターネット

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2日前となる10月17日午後8時よりMicrosoft WIndows 8.1のリリースが開始されました。これは「スタート」ボタンの復活(ただし復活したのはスタートボタンだけでスタートメニュー自体は復活していない)や新しくなったInternet Explorer 11、Windows Phone 7.8/8から移植されたスタート画面のタイルサイズの変更機能、その他多数の改良を含んだWindows 8のマイナーアップデートバージョンに相当します。

フルインストール版リテールパッケージ(Windows 8の時のリテールパッケージはアップグレード版のみでしたが、今回は逆にアップグレード版が廃止になりフルインストール版のみになったようです。ただしこちらを購入してWindows 7やWindows 8からのアップグレードは可能)、DSP版がリリースされたほか、既存のWindows 8ユーザーはWindows ストア経由で無料アップデートが可能です。

 

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Store経由でのインストールの場合、現状インストールされているWindows 8のエディションが保持される形でアップグレードインストールされます。(例:Windows 8→Windows 8.1、Windows 8 Pro With Media Center→Windows 8 Pro With Media Center)

通常のストアアプリ同様にダウンロードされた後、互換性のチェックがあり、問題があるアプリケーションがある場合はここでアンインストールが促されます。問題がなければ再起動後、Windows 8.1へのアップグレードが開始され、途中でMicrosoft アカウントの設定やSkyDrive統合の設定を行えばアップグレードは完了。現状インストールされているアプリもそのまま保持されます。

またアップグレード扱いになるためセットアップ後は以前のWindows 8のバックアップフォルダである「Windows.old」やダウンロードしたテンポラリファイル、ログファイルなどの不要ファイルが残っていますが、これらはWindows標準のディスク・クリーンアップで削除可能です。

うちはメイン環境のFMV A8280(Pro /w Media Center x64)とサブマシンのThinkPad x61s(Pro /w Media Center x86)のアップグレードを無事完了させました。A8280はアップグレード後Intel® ICH9M LPC Interface Controller 2919のドライバが当たっていないという事態になったため手動でインボックスドライバを適用して解決、x61sは互換チェック時に「Lenovo オートスクロール ユーティリティ」をアンインストールするように求められるものの、指示通りアンインストールしてWindows 8.1へのアップデートを行った後Windows 8.1に対応した最新版を適用して解決しました。それ以外は現時点では特に問題なく動いています。

 

Windows 8から細かい変更点はあるものの、個人的にはスタート画面にようやく決められたパターンじゃなくて壁紙が設定できるようになったのが一番うれしかったりします。

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Nokia Lumia 520でWindows Phone 8 Pre GDR3を試してみたよ!

2013-10-19 02:49:12 | Windows Phone 8

Windows Phone 8 GDR3のプレベータビルドが開発者先行アクセスとして提供開始されました。あくまで開発中のビルドですがこれをインストールすると一足先にWindows Phone 8 GDR3へアップデートすることができるようになります。

ただしあくまで開発者向けの先行アクセスという扱いなのでインストールするにはデベロッパー登録をして端末をデベロッパーアンロックしたうえでさらにプレビュープログラム用のアンロックアプリをインストールする必要があります。基本的には1年99ドルで開発者登録する必要があるのですが、実は一般ユーザーがプログラミングの知識がなくても気軽にブラウザ経由でアプリをビルドする「App Studio」は無料で利用でき、これでも手持ちの端末の開発者アンロックが可能でなおかつGDR3 Previewの導入が可能ですので手軽に試したいのであればApp Studio登録が一番手軽かと思われます。なおどちらにせよ開発者アンロックするにはWindows Phone 8 SDKが必要ですのでこちらを先にインストールしておくことをお勧めします。

ちなみにApp Studioで作ったアプリをWindows Phone Storeに公開することも可能なようですが、その場合1年99ドルの開発者登録を行う必要があります。

 

GDR3 Previewの適用手順としては

  1. 有償の開発者登録を行うか無料のApp Studioに登録する
  2. Windows Phone 8 SDKに含まれている「Windows Phone Developer Registration」を起動、端末をUSB接続して開発者アンロックをする(これでSDKに含まれているVisual Studio Express For WP8なりWEBアプリのApp Studio経由なりで作った自作アプリを自分の端末にデプロイできるようになります)
  3. 開発者アンロックしたWP8端末に「Preview For Developers」をインストールする
  4. 開発者登録しているMicrosoft アカウントにログインし、途中の画面で出てくる「Enable Preview For Developer」チェックボックスをオンにする
  5. あとは通常通り設定→電話の更新でOTAアップデート

という流れになります。インストールされる更新は

Microsoft Update 8.0 10512.142

Microsoft Update 8.0.10492.116

Microsoft Update 8.0 10501.127

の3つとなります。なおこのプレビュー版GDR3には機種特有のアップデートは含まれていないので後々正式にGDR3がリリースされた際に別途インストールする必要があります。そのかわり今回のプレビュー版に関しては機種特有のアップデートは含まれていないのでNokiaだろうがHTCだろうがHuaweiだろうがWindows Phone 8が動作していればアップデートできるようになっています。

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更新後のOSビルドナンバーは8.0.10512.142になりました。

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タスク終了機能や

 

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待望の画面回転ロックもかけられるようになっています。また運転中にWP8端末を使うために機能を制限する「運転モード」が追加されています。

 

せっかくApp Studioに登録したので何か一つアプリを作ってLumia 520にデプロイすることにしました。できたのはこんなアプリ。

 

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単なるこのブログのRSSリーダーです。それ以上でもそれ以下でもないのですが本当に簡単にアプリを作成することができました。