もともとXPERIA acroは2011年春に登場したXPERIA arcをベースに日本独自のお財布携帯機能やワンセグ機能を搭載したものとしてドコモとauから販売されたモデルで、海外版arc同様Android 2.3”GingerBread”からAndroid 4.0”Ice Cream Sandwitch”へのアップデートが検討されていたものの、スペック上の都合上(ストレージ容量が少ないうえにシングルコアSnapDragon S2でメモリが512Mしか搭載していないため、快適な動作は望めないとの判断)日本ではアップデートがキャンセルされてしまいました。
あくまで”日本では”行われなかっただけで、海外版arcはちゃんとICSアップデートがリリースされました。ハード的にはほぼ同じものなので実は海外版XPERIA ArcのROMを焼いてあげればXPERIA acro SO-02CやIS11SでもICSへのアップデートが可能になります。
ただしあくまで海外版arcのROMを焼くので実質海外版XPERIA arc Sそのものとなり、ワンセグ機能やお財布携帯といったいわゆるガラケー機能は一切使えなくなります。(いちおう移植を試みた方もいるようですが・・・)
うちのacroはもともと(値段も含め)ジャンク的な扱いでしたしワンセグもほとんど使っておらず(本来モバイルテレビ用として買ったのもあったのですが)、白ROMPDAとして使っているゆえICSが動くメリットのほうが大きいと判断してIS11Sのarc化を実行することに。それにいざとなればFlashToolsでau版acroのROMをフラッシュすればガラケー機能も復活するので・・・
なお今回ICS化するacroはau版IS11Sですので手順としてはこちらのブログの記事を参考にしました。