今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

分身

2011-09-19 | アートこぼれ話

だいぶ前に楽器を習い始めたことを書いたと思うのですが、どうにか1年続きいよいよ来月ソロデビューすることになりました。
一番得意な楽器(声のこと)でも、難しいのに、習い始めたばかりの楽器で「歌う」のは大変。
しかも暗譜・・・。階名で覚えないと演奏できないんですよね。当然のことなのですが、そこが歌とは違うところ。ほんとは歌もそうなんでしょうけど、カラダで音を覚えて歌っているから・・・
果たしてどうなることやら。

そして、昨日、その楽器の分身を入手しました。「声帯」ってところでしょうか。
それはこちら・・・・

弓です。

ヴァイオリンでもチェロでもなく・・・・
コントラバスです。

もともと低音が大好きなわたし。
パトリック・ズュースキント『コントラバス』という、コントラバスがソプラノ歌手に恋する話がありますが、その逆ヴァージョンというところでしょうか。


なぜコントラバス?とみんな首をかしげるのですが、始めた理由などはまた追々。
土曜日、某プロオケマンの先生につきあってもらって弦楽器専門店でこの弓に出会いました。
色々弾いてみて、私の好きな密度の濃い声を発するこの子に決定。
しかも円高のタイミングでかなりお買い得でした。

昨日、愛好家クラスの発表会を聞きに行く前にレッスン室に立ち寄り弾いてみましたが、私の演奏でもイイ音!
低音の魅力が引き立ちます。

発表会での曲目はCacciniのAve Maria。歌(声)ならそこそこ演奏できますが、コンバスではまだ音楽になってません。象の悲鳴から泣き声くらいにはなったかな。
いざとなったら口三味線ならぬ「口」コンバスか・・・。
先は遠いですが、同志となるこの子が来てくれて楽さ倍増です。

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