すっかり間が開いてしまいましたが、パワーチャージの旅の続きです。
今回の目的は世界遺産でもある苔寺。
ここは、事前に参拝申し込みが必要で、しかも日にちは第2希望まで書いて時間は指定できないというキビシイ通過ポイントがあります。
というわけで親友を誘ってみるものの・・・。
「十二指腸潰瘍の手術が・・・ 」
お大事に~と、もう1人の友人に聞けば「冬の大雪でころんで骨折していまだにリハビリ中・・・」。
そんな背景を抱えて3人と書かれた参拝証と「ぷらっとこだま」の切符購入控えを一緒に大事にバックにしまって三千院に出かけた私、そこの新鮮な緑の空気を親友たちと楽しみたかったなぁと思いつつ、参拝記念のお約束おみくじを引くと・・・なんと「凶」。滅多にみることのないこの文字、確かに朝出るときからアヤシイ動きだったな、注意しなくてはと思ったりしたけですが、それを見事に言い当てるような電話でした。
留守電は三千院のお坊さんから。「西芳寺(苔寺)の参拝証を預かっていますので取りに来てください」。
もう少し街を楽しもうとバスに乗ったばかりの私も血の気が引き、次のバス停で降りて電話をして、なにしろ駅から三千院は駅からも1時間以上かかるしこれから行ったらバスがない、朝と言っても三千院から苔寺のある嵐山方面は反対方向で、時間軸が全く読めない。とりあえずホテルにFAXで送ってもらうことにしました。西芳寺は厳しいからと心配して、翌日電話してくれるとも。 幸い免許証も持っていたので身分証明にもなる。というわけで、翌朝苔寺に電話してFAXのものでもOKということにな無事参拝することができたのでした。
それにしても拝観料3,000円。京都一高いですが、世界遺産保護のためと思うことにして・・・。
時間を区切っての入場で、私の指定時間は13時。列に並んで中に入り、まずは写経から。薄く下書きをしてあるものをなぞるだけですが、結構集中力必要でした。でも、少し清められた気分♪
その後、念願だったお庭の探索。こちらも緑いっぱい。雨だったらさらに苔が色濃くよかったのになーと、今回は晴れがちょっと残念でしたが、それは贅沢というものですね。
お庭の様子は、写真でどうぞ。
入り口付近の池では可愛らしいハスの花が顔を見せてくれていました。
初写経!
お庭巡り。
苔生す庭。
枯山水
ここにも苔・・・
苔をイメージしたとろろそば。バス停付近のお店でいただきました。
鈴虫寺、竹林の美しい地蔵院、楽しませていただき、帰る時間。
苔寺に行く前に、渡月橋から嵐山の駅付近まで歩いたのですが、足の疲労感が、ヨーロッパの道を歩いたときと似てると思いました。考えてみれば町中に遺跡があるのですから、ヨーロッパの街と似ていてもおかしくない。長く生きている街だけにパワーがあります。よいところがたくさんあるし同じ日本なのだから、1泊とか2泊の小旅行で少しずつ楽しめたらいいなぁと思いました。
抹茶入アイス食べながら誓ったのでした。
駅前バスプールには風鈴が涼を運んでいました。
JR京都駅はなかなか斬新。海外の駅みたい。日本が誇るグローバルな街ですものね。
帰京の新幹線のオヤツ。
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