今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

魔女の宅急便

2009-07-31 | アートこぼれ話

愛好家クラスは夏休みに入ったのでレッスンなし。
買い物をして自主練して帰宅してテレビをつけたら「魔女の宅急便」をやっていました。実は私はこのアニメ、観たことがありません。

演奏会などで「魔女の宅急便」に触れることがあったので、 見たいと思いつつ、時間もなかなかなく。。。というわけで、久々にTVの前に座った私。

 

テーマソングはユーミンの「ルージュの伝言」。ユーミンも大好きなアーチストの1人で、20代の頃は旅行などにはお供していただいた音楽の1つですが、それを知ったのは歌友の参加する合唱団の定演のときでした。


エンディングの「やさしさに包まれて」は私のカラオケの持ち歌でもあります

「13歳になったら家を出て修行する」の主人公キキのが系統?の魔女のきまり。
ネコのジジと一緒にほうきに乗って自分の住む街を探して、そこで修行します。
先日観たばかりのヘンゼルとグレーテルにも魔女が出てきて、その魔女は子どもを焼いてジンジャークッキーにしてしまうという悪い魔女だけど、魔女=悪者ではありません。


「西の魔女が死んだ」のように、魔女とは自立した女性のこと。自分の中にスイッチを持ってポイジティブな気を入れていけば、自分の必要としているものが手に入る。それはあたかも魔法のよう・・・ もちろん、現実は魔法でエイっと一気にはいきませんが。そして、「手に入るもの」というのは、決してモノをことだけを言うのでなく・・・


キキも降り立った街のパン屋さんに住むことになり、そこでたくさんの経験をします。そのキキが修行したのがスウェーデンの小さな島にある街、ヴィスリーであることを知ったのは、宮本益光さんのコンサートでした。イタリア・プチ留学後のコンサートの模様は私の瞳に映った舞台で紹介していますが、ヴィスリーの街を歌った組曲が世界初演でありました。


作曲者の宮本氏のパートナーであるのが先日タンゴ風の音楽で冒険していた加藤昌則さんなのですが、加藤さんは魔女の宅急便大好き。その街を訪れたときのことをご自身のブログで書いています。⇒魔女の宅急便by加藤さん

その街に寄せた歌を聞きながら、いつか魔女の宅急便を見てみたいと思っていたのですが。。。
魔法はプラスのこと、人のためになることに使ってこそ、そのチカラをより発揮されるし、決して特別なことではないこと・・・


今、経済不況で何かとマイナス志向になりがちですが、お金を使えないことで、お金では買えないモノ・コトを見つめる・見つけられる、よいチャンスであるようにも思ったりします。
今年の夏は、そんな経験をする人たちがたくさんいるかもしれませんね。

私といえば、こんな時代だから貯めておくより先行投資派・・・・
何の先行投資かは疑問が残るところではありますが。
思わぬ「魔女の宅急便」との出会いに、たくさんのパワーをもらいました。

 

 

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