今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

楽しい時間

2011-01-30 | アートこぼれ話

昨日、無事りるひぇの会の本番が終了。
時間短縮のために様々なカットが試みられ、私の曲も前奏、間奏を部分カット、歌の部分は全部歌って5分27秒。
愛好家クラスではさらに27秒縮めないと。。。全部歌うのはムリ。
とりあえず、ソプラノの意地でカデンツァdesと最後bで延ばすところは決めました。あとはそれなりに。まだ歌詞を覚えたレベルの暗譜なので、細かい修正はこれから、と他は特筆するところはなし。
細かいコメントは明日あるはず・・・

そして今日は久々に目黒パーシモンホールのボランティアへ。
私が大好きなジュニア弦楽アンサンブルの練習のお手伝い。
ただいまヴィヴァルディとヘンデルに取り組み中の小5~高2の子どもたち。
今日は最初にパート練習をしてその後合わせ、それを聞かせてもらいました。

塾だ、試験だ、部活だ、他の習い事、と大忙しの子どもたち、全員がそろうことがなかなかないようだけど、学年を越えた付き合いができるのが楽しいのか、開始前や休憩時間はとても賑やか。それでも練習中は真剣で別人のように表情が変わり、ちょっとした演奏家の顔になる。特にトップを受け持っている子は、やはりどこか違う。

普段はそれぞれの楽器を個人レッスンで習っているから、アンサンブルはここでしかできない。
合わせはまだ練習が必要そう・・・
というところで休憩になったのだけど、その休憩時間を利用して一斉に練習を始めたのは女子だけ。
男子はみんなで集まってはしゃいでいる。
女の子はマジメだね!

なんだかすごーく高級そうなコントラバスを弾いていたのは高校2年生。中学から始めたそうで、芸大を目指しているんだそうだ。その楽器は140年前の物で、師事している先生の周囲からたまたま授かったというから、もう音楽家の道が開かれているのかもしれません。君もオケに入るの?と聞いたら、「国内は考えていない」って。フランスに行きたいってちゃんと芸術家への道を決めていることに感心しつつ、夢多き若者がうらやましくも・・・


この子たちは全て音大に行くわけでないだろうし、大学受験の頃にはやめてしまう子もいるかもしれない・・・
でも、まだプロとかアマとか境界線のない子どもたちの稽古は、ひたすらその音楽をどう作るか、ということに集中する。ふざけている男の子たちも、なかなか稽古が進まない小学生に中学生が「ちゃんと楽譜読んで、原曲の音源も聞くほうがいいよ~」と先輩としてアドヴァイスしている。
細かい練習の指示があると「プロになるわけじゃないんだから」とすぐに逃げてしまう私とは大違いで、そんな言葉に、なんだか私までドキっとしてしまいました。

先生の熱心な指導で時間を気づいたら練習終了予定時間を過ぎていた。
音楽家の卵たちから、今日は純粋で温かいたくさんの元気をもらいました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 舞台にも使える美しく見える... | トップ | 音符の気持ち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アートこぼれ話」カテゴリの最新記事