だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

オンボロ団地の6つのお話

2016-08-26 21:17:22 | 映画
フランス郊外のオンボロ団地。これがタイトルですね。サミュエル・ベンシェトリ脚本、監督「アルファルト」(15)です。なんでも監督自身の著作を映画化した群像劇とか。

故障中のエレベーターを住民が費用を負担し、修理することになります。ところが2階に住む自称写真家のスタンコヴィッチ(ギュスタヴ・ケルヴェン)は…

『お金がない』と支払いを拒否。するとエレベーターを使用しないことで、なんとか決着。ところが直後に、彼は足を怪我して車椅子生活になってしまいます。

誰にも見つからないよう、深夜にお買い物。でもそんな時間に買えるのは、病院の自動販売機だけ。そこで出会ったのが、ワケありの夜勤の看護師…

(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)でした。10代の少年シャルリ(ジュール・ベンシェトリ)は、母親と2人暮らし。しかし、母親はいつも留守。そんなある日のこと。

この団地に不釣り合いな中年女性が、引っ越して来ます。彼女は女優のジャンヌ・メイヤー(イザベル・ユペール)。シャルリは、彼女に90歳の役に挑戦するよう…

助言することに。そしてある日、団地の屋上にNASAのカプセルが落ちて来ます!乗っていたのは、宇宙飛行士ジョン・マッケンジー(マイケル・ピット)。

不時着を秘密にしたいNASAから、最上階に住むアルジェリア系移民のマダム・ハミダ(タサディット・マンディ)は、2日間、彼を匿うよう依頼されるのでした。

英語が通じないマダムと宇宙飛行士。果たして?3つのエピソードと6人の登場人物が繰り広げる、出会いと奇跡。個性的な登場人物とストーリー。

イザベル・ユペールも良いし、大好きなヴァレリア・ブルーニ・テデスキも出てます。「ファニーゲーム U.S.A.」(07)のマイケル・ピットも気になります。

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