だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

縫製工場の女性たちの戦い

2022-02-20 20:04:48 | 映画
その製品はメイド・イン・ジャパン?それともメイド・イン・チャイナ?メイド・イン・インドの綿スカートや、メイド・イン・ベトナムの…

洗剤も見たことがあります。もう、あらゆる製品がグローバル。ルバイヤット・ホセイン監督「メイド・イン・バングラデシュ」(19)は…

バングラデシュの国内事情を描いた、世界中の人に見て欲しい作品です。本作は、フランス、バングラデシュ、デンマーク、ポルトガル合作映画。

なお、7月29日閉館の岩波ホールでの上映。バングラデシュの経済を支える繊維工業。現在、バングラデシュの輸出の80%を占めています。

大手アパレルブランドの工場が集まる首都ダッカ。縫製工場労働者の80%が女性で、平均年齢は25歳。GAPで10ドルで売られるTシャツ。

1日1650枚を縫う彼女たちの賃金は、Tシャツ2、3枚分なんだとか。衣料品の工場で働く女性シム(リキタ・ナンディニ・シム)は…

低賃金で残業代もない厳しい労働環境に苦しむ同僚たちと、労働組合を結成するべく立ち上がります。工場幹部からの脅し、夫や仲間の…

反対に遭いながら、自ら労働法を学び奮闘するのですが…果たして?本作は、10代半ばからバングラデシュの労働闘争に関わってきた…

ダリヤ・アクター・ドリの実話をもとに制作された作品。脚本、製作も兼ねるホセイン監督は、1981年1月24日ダッカ出身の現在41歳。

バングラデシュでも数少ない女性監督の1人。アメリカの大学で学び、06年からダッカにある大学で非常勤講師も務めているそう。必見!

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