満月の晩の先日、抽選による
招待制のライヴに行ってきました。
会場が帰り道の途中である
東京湾岸埋め立てエリアだったということと
抽選に当たる気がしてしかたがなかったので
確かめるべく応募したら、ほんとうに当たった!
ラスト演奏の師のバンドを含む
4つの出演アーティストの演奏を聴いて
作曲理論を学ぶのならためにならない
ライブなどないとわかってはいるけれど
もし「席を立ってダンスをしてください」と言われれば
前半では苦痛だったかもしれない。でも
後半では席にじっと座っているのが
拷問のように感じられたライヴだった。
ドラムとコンボとボーカル、SAXが生で
DJがバックトラックを、
キュートな女性二人が振り付きヴォーカルを、
ノリのいいメンズが「イェ~イ」のような(かけ声的な)
グルーヴを醸し出してるアーティストが1番目
2番目は割愛(私的意見ごめんなさい)
3番目はDJ Sylva
Sylvaといえば倖田未来より前に
エロカッコイイと言われていたはずの
関西出身の威勢のいい女性ヴォーカリスト
DJをやってるんだ。饒舌だったイメージの彼女、
MCもなしにステージでDJ操作に余念がない。
好きな事に夢中になっている人を
ステージ上に観ている観客、という
不思議な図になっているなか
ライヴではリズム感や繋ぎのセンスが良ければ
(DJしながら唄うんだけど)良い音環境のなか、
それが生演奏でなくカット&ペースト
リミックスだとしても中途半端な生演奏を
じゅうぶん超えて身体が動くようだ。
ラストは先生のバンド。
6人編成になってからのライヴは初めて。
ジャンルはとりあえずジャズということは言えそうだけど
これまで聴いた事のない音楽とライヴになる予感がした。
ジャズは、自由なようでいて実際は
教養主義的なところがあるし形式主義的とも言える。
メソッドを知らないと(天才でもなければ)
きっとああいった演奏は出来ない。
なのに、どこか形式を逸脱していて、
脱構築とでもいうかんじもするうえ、
音楽的愉悦がたくさん。
私は曲をCDでしか聴いた事がなかった。
今日(ワンマンライヴでないとはいえ
招待客のほとんどはこのバンド目的だったよう、
受付に積まれたハガキの量でわかる)
初めてライブで聴いて何故彼らの音楽のファンが
じわじわと増えていくのか、わかった気がした。
この音楽をライヴで聴くことに、抗えない魅力がある。
場合によっては中毒性のあるような。
生で聴く、高度な技術を持った演奏者による、
コンディションの良いアコースティック楽器の演奏。
これだけでも大抵いい気持ちになれるのに
エフェクターが綺麗な音を引き延ばしたり、
ゆがめたり、遅らせたり強いグルーヴを
保ち続ける大音量のリズム隊と
冷静でスリリングかつ攻撃的なSAX、トランペットの演奏に
初めて聴く人なら「何が起こっているんだろう?」と
これまで聴いた事のあるライヴと比較するのではないか。
きっと、この演奏はどれにも当てはまらない。
1STアルバム「THE REVOLUTION WILL NOT BE COMPUTERIZED」
(コンピューターには革命は起こせない)というタイトルに
ライヴを聴いて納得した。
ステージの上の先生は、講義のときとまったく変わらず、
終止リラックスしていて状況を楽しんでいて
(衣装はクール・ストラッティンのスーツでしたが)
演奏も、とりたててがんばってるふうでもなくかっこよく
そんなはずはないのかもしれないけど
そんなふうにみえることは真実かもしれなくて
帰りの電車の中で、4つ打ちの正確なリズムの音楽が
物足りなくなって初めて、彼らの音楽を生で聴いて
改めて私はこうしたかつて聴いたのない音楽に
分節されたのだと思えた。
演奏されなかったけど
好きなINVOCATIONを聴きながら帰途に着いた。
(ジャズに於ける年齢と体重とは?という
タイトルで自身の速報にライヴのことを書いておられました)
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招待制のライヴに行ってきました。
会場が帰り道の途中である
東京湾岸埋め立てエリアだったということと
抽選に当たる気がしてしかたがなかったので
確かめるべく応募したら、ほんとうに当たった!
ラスト演奏の師のバンドを含む
4つの出演アーティストの演奏を聴いて
作曲理論を学ぶのならためにならない
ライブなどないとわかってはいるけれど
もし「席を立ってダンスをしてください」と言われれば
前半では苦痛だったかもしれない。でも
後半では席にじっと座っているのが
拷問のように感じられたライヴだった。
ドラムとコンボとボーカル、SAXが生で
DJがバックトラックを、
キュートな女性二人が振り付きヴォーカルを、
ノリのいいメンズが「イェ~イ」のような(かけ声的な)
グルーヴを醸し出してるアーティストが1番目
2番目は割愛(私的意見ごめんなさい)
3番目はDJ Sylva
Sylvaといえば倖田未来より前に
エロカッコイイと言われていたはずの
関西出身の威勢のいい女性ヴォーカリスト
DJをやってるんだ。饒舌だったイメージの彼女、
MCもなしにステージでDJ操作に余念がない。
好きな事に夢中になっている人を
ステージ上に観ている観客、という
不思議な図になっているなか
ライヴではリズム感や繋ぎのセンスが良ければ
(DJしながら唄うんだけど)良い音環境のなか、
それが生演奏でなくカット&ペースト
リミックスだとしても中途半端な生演奏を
じゅうぶん超えて身体が動くようだ。
ラストは先生のバンド。
6人編成になってからのライヴは初めて。
ジャンルはとりあえずジャズということは言えそうだけど
これまで聴いた事のない音楽とライヴになる予感がした。
ジャズは、自由なようでいて実際は
教養主義的なところがあるし形式主義的とも言える。
メソッドを知らないと(天才でもなければ)
きっとああいった演奏は出来ない。
なのに、どこか形式を逸脱していて、
脱構築とでもいうかんじもするうえ、
音楽的愉悦がたくさん。
私は曲をCDでしか聴いた事がなかった。
今日(ワンマンライヴでないとはいえ
招待客のほとんどはこのバンド目的だったよう、
受付に積まれたハガキの量でわかる)
初めてライブで聴いて何故彼らの音楽のファンが
じわじわと増えていくのか、わかった気がした。
この音楽をライヴで聴くことに、抗えない魅力がある。
場合によっては中毒性のあるような。
生で聴く、高度な技術を持った演奏者による、
コンディションの良いアコースティック楽器の演奏。
これだけでも大抵いい気持ちになれるのに
エフェクターが綺麗な音を引き延ばしたり、
ゆがめたり、遅らせたり強いグルーヴを
保ち続ける大音量のリズム隊と
冷静でスリリングかつ攻撃的なSAX、トランペットの演奏に
初めて聴く人なら「何が起こっているんだろう?」と
これまで聴いた事のあるライヴと比較するのではないか。
きっと、この演奏はどれにも当てはまらない。
1STアルバム「THE REVOLUTION WILL NOT BE COMPUTERIZED」
(コンピューターには革命は起こせない)というタイトルに
ライヴを聴いて納得した。
ステージの上の先生は、講義のときとまったく変わらず、
終止リラックスしていて状況を楽しんでいて
(衣装はクール・ストラッティンのスーツでしたが)
演奏も、とりたててがんばってるふうでもなくかっこよく
そんなはずはないのかもしれないけど
そんなふうにみえることは真実かもしれなくて
帰りの電車の中で、4つ打ちの正確なリズムの音楽が
物足りなくなって初めて、彼らの音楽を生で聴いて
改めて私はこうしたかつて聴いたのない音楽に
分節されたのだと思えた。
演奏されなかったけど
好きなINVOCATIONを聴きながら帰途に着いた。
(ジャズに於ける年齢と体重とは?という
タイトルで自身の速報にライヴのことを書いておられました)
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