6月24日 土曜日
毎年この時期に開催される
日仏学院のFete de la Musiqueに
学院の生徒でもあるピアノ友達のRと出掛ける。
梅雨まっただ中のこの日、これまで毎年来ている4回とも
雨に降られた記憶がない晴れ女の私だけど
(友人Rも晴れ女♪)灰色に湿った
鬱陶しい天気を吹き飛ばすように
時折、陽も射して爽やかな1日となった。
ゆるゆるにリラックスした昼間の音楽の祭典風景
ライヴに熱中していたら映画美学校の音楽美学講座で
同じクラスの可愛らしい女子に声をかけられる。
初めて来たそうで、すごく楽しいからあなたも楽しんで、と声をかけると
「libretomさんってフランスっぽいです」とこれまた
可愛らしいコメントを頂く
思えば菊地さんのライブを生まれた初めて観たのも
2004年のこの場だった。
私は「Vandome la sick Kaiseki」や
「フィジカル」を聴いたとき周知であるような
菊地成孔氏の情報に疎かった私だったのだけど
(この日、初めてスパンクハッピーを聴いた)
こういった音楽を作り、演奏するこの人が講師なら
付いて行けそう、楽しそう、面白そうと(笑)
映画美学校の音楽美学講座への
入学への決意を新たにしたことを記憶している。
その後に(この1回のライブのみで突然姿を消した
伝説的美少女from上海)ドミニクちゃん親子(パパもいらした)と
神楽坂でぱったり出くわして「ハイ!ドミニク!」と
声をかけた記憶のことも。ごくフツーの親子だった。
この音楽祭の良いところは気ままに緩く始まって
8時半の終了以降にビストロで盛り上がるDJタイム。
私はいつもフランス語を話すアフリカ系黒人のお兄さんたちと
目が合って不思議なシンパシーを感じて(笑)
ダンスするのが恒例だけど今回はそれをせずに、引き上げた。
<泳ぐように踊る>
私は夜通し踊っても苦にならないほうなので
放っておいても曲にグルーヴを感じて
踊りたくなれば一人で人ごみをくぐり最前列に行って
見知らぬ人の輪に入って踊る、ということをするので
幾らでも楽しめるんだけど、そうしない人は案外多い。
踊る事を強要するつもりもないけれど
こんな風に音楽が鳴っているところでは
踊った方が楽しいに決まってる。
そんな風に音楽に身を任せて踊る事は
海で泳ぐ事と似ているなと思った。
海は深くて冷たく、青い
何が居るのかわからない
怖い
入るのに少し勇気が要る
緊張して身体がこわばる
でも心を決めて重力から解き放たれ
身体の力を抜いて、いざ海の浮遊感に身を任せ
水に揺られて波に乗れば心地よく
水中の風景に目を凝らすと
そこには地上では見た事のない時間の流れと風景が表れて
陸に戻れば心地よい疲れが訪れる
適度な不安と未知の幸福への期待。
そんなときの気持ちと似ている。
夜も更けて、辺りから切り取られたように
甘く、あずき色に澄んだ空は宇宙を身近に感じさせ
初夏の夜風に吹かれる葉のざわめきは
木々のハミングのごとし…
ステージ前の最前列では疲れを知らない
小さくて肌の色の違うエンジェルたちが
数人踊っていた。
皆、日常の憂さから解かれて身体が歌いだす。
音楽のちから、、、
目的だったはずのICUBEはわざわざ屋外でやるほどの
ものではなくヘッドフォンで
もしくはCDで聴けばいい、といったもので
誰も踊らなかった。まったりするにはいいのかもしれないけれど
むしろその前に演奏した(今回初めて聴く)
DoubleFamousのほうに皆が盛り上がって
最後のほうは皆が立ち上がって踊った。
友人のRの妹君の旧い友人ということで
ベーシストの高木さんと談笑。
菊地さんの話で盛り上がる。
彼らも今日のライブの開放的なムードは
とてもやり易かった、と言っていた。
紅一点の花だったタミさんともお話。
ラテンのリズム感と東南アジア的な
エキゾティズムを感じていたら
やはりハーフの方だった。
ちょっとUAと似ている人だった。
とてもセクシー。
このお祭りは本当に楽しい。
炭火で焼いたバーベキューや
焼きたてのクレープ、
ドイツの香しい生ビールやワイン、アブサン
…じゃなくて(笑)アニス酒のトニック割りなどの
珍しい美酒を楽しみ
各国の男女が集う恋の予感の場面を、、、
音楽が鳴り響く中、ミュージカルのように楽しめるのも魅力。
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毎年この時期に開催される
日仏学院のFete de la Musiqueに
学院の生徒でもあるピアノ友達のRと出掛ける。
梅雨まっただ中のこの日、これまで毎年来ている4回とも
雨に降られた記憶がない晴れ女の私だけど
(友人Rも晴れ女♪)灰色に湿った
鬱陶しい天気を吹き飛ばすように
時折、陽も射して爽やかな1日となった。
ゆるゆるにリラックスした昼間の音楽の祭典風景
ライヴに熱中していたら映画美学校の音楽美学講座で
同じクラスの可愛らしい女子に声をかけられる。
初めて来たそうで、すごく楽しいからあなたも楽しんで、と声をかけると
「libretomさんってフランスっぽいです」とこれまた
可愛らしいコメントを頂く
思えば菊地さんのライブを生まれた初めて観たのも
2004年のこの場だった。
私は「Vandome la sick Kaiseki」や
「フィジカル」を聴いたとき周知であるような
菊地成孔氏の情報に疎かった私だったのだけど
(この日、初めてスパンクハッピーを聴いた)
こういった音楽を作り、演奏するこの人が講師なら
付いて行けそう、楽しそう、面白そうと(笑)
映画美学校の音楽美学講座への
入学への決意を新たにしたことを記憶している。
その後に(この1回のライブのみで突然姿を消した
伝説的美少女from上海)ドミニクちゃん親子(パパもいらした)と
神楽坂でぱったり出くわして「ハイ!ドミニク!」と
声をかけた記憶のことも。ごくフツーの親子だった。
この音楽祭の良いところは気ままに緩く始まって
8時半の終了以降にビストロで盛り上がるDJタイム。
私はいつもフランス語を話すアフリカ系黒人のお兄さんたちと
目が合って不思議なシンパシーを感じて(笑)
ダンスするのが恒例だけど今回はそれをせずに、引き上げた。
<泳ぐように踊る>
私は夜通し踊っても苦にならないほうなので
放っておいても曲にグルーヴを感じて
踊りたくなれば一人で人ごみをくぐり最前列に行って
見知らぬ人の輪に入って踊る、ということをするので
幾らでも楽しめるんだけど、そうしない人は案外多い。
踊る事を強要するつもりもないけれど
こんな風に音楽が鳴っているところでは
踊った方が楽しいに決まってる。
そんな風に音楽に身を任せて踊る事は
海で泳ぐ事と似ているなと思った。
海は深くて冷たく、青い
何が居るのかわからない
怖い
入るのに少し勇気が要る
緊張して身体がこわばる
でも心を決めて重力から解き放たれ
身体の力を抜いて、いざ海の浮遊感に身を任せ
水に揺られて波に乗れば心地よく
水中の風景に目を凝らすと
そこには地上では見た事のない時間の流れと風景が表れて
陸に戻れば心地よい疲れが訪れる
適度な不安と未知の幸福への期待。
そんなときの気持ちと似ている。
夜も更けて、辺りから切り取られたように
甘く、あずき色に澄んだ空は宇宙を身近に感じさせ
初夏の夜風に吹かれる葉のざわめきは
木々のハミングのごとし…
ステージ前の最前列では疲れを知らない
小さくて肌の色の違うエンジェルたちが
数人踊っていた。
皆、日常の憂さから解かれて身体が歌いだす。
音楽のちから、、、
目的だったはずのICUBEはわざわざ屋外でやるほどの
ものではなくヘッドフォンで
もしくはCDで聴けばいい、といったもので
誰も踊らなかった。まったりするにはいいのかもしれないけれど
むしろその前に演奏した(今回初めて聴く)
DoubleFamousのほうに皆が盛り上がって
最後のほうは皆が立ち上がって踊った。
友人のRの妹君の旧い友人ということで
ベーシストの高木さんと談笑。
菊地さんの話で盛り上がる。
彼らも今日のライブの開放的なムードは
とてもやり易かった、と言っていた。
紅一点の花だったタミさんともお話。
ラテンのリズム感と東南アジア的な
エキゾティズムを感じていたら
やはりハーフの方だった。
ちょっとUAと似ている人だった。
とてもセクシー。
このお祭りは本当に楽しい。
炭火で焼いたバーベキューや
焼きたてのクレープ、
ドイツの香しい生ビールやワイン、アブサン
…じゃなくて(笑)アニス酒のトニック割りなどの
珍しい美酒を楽しみ
各国の男女が集う恋の予感の場面を、、、
音楽が鳴り響く中、ミュージカルのように楽しめるのも魅力。
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