言葉による音楽的な日々のスケッチ

作曲講座受講日記と、言葉による音楽的日々のスケッチを記録

All the things you are:CLOSE TO JAZZ@代官山の課外授業

2010-01-18 00:35:13 | JAZZ
<追記>

今年、最初の講義を受けて

去年の12月の或る日のことを振り返ります。


今年最初の講義は、この曲に関係ありました。
(苦手だったゲンズブールがこんな魅力的な
ピアノ演奏をしていたのを知りませんでした、
彼がピアノを弾くことを知らなかった。
検索して最初に出て来た動画でしたが、ピアノが入るしょっぱなで
もう存分に魅力的、、破格的なのに牽引力も感じられる)


後述のライヴで坪口さんのバンドでも
リハーモナイズされたものが演奏されました。
(記憶が曖昧だけど、そのまま
ラストタンゴ・イン・パリに繋がったような気がします)

Gainsbourg - All the things you are


<追記>
彼もこれを歌っていたなんて。。。

最初のフレーズが転調して下がるフレーズ二度目のヴォーカルが、
(たぶんこれもマイケルだと思うのだけど)
急に大人っぽくてドキっとするくらいの魅力。

この曲を知ったことで、彼らのこうした演奏を知れて
ほんと良かった


Michael Jackson all the things you are


そんなこんなで同じ曲のジャズとポップスということで
別の解釈の2曲ですが(ジャズとポップス両方に
それぞれ別の、もしくは近しいような魅力を感じる
私の心理状態を著すかのようですが、笑)

私の専攻クラスはポップスだけど、
この備忘録のカテゴリーが「JAZZ」なのは
それしか思い当たらなかったから。

今日は、ペン大初の課外授業(?)と言うべきか
屋外授業と言うべきか
いつもの講義とはひと味もふた味も違う
JAZZYで夜っぽい課外講義になりました。

前回の講義に出たとき
今日行われていたはずの講義を休講する旨を
伝えられたことがはじまりでした、
菊地さんは「ある意味、それも講義」と言ったのでした。

幾つかの暗号的(笑)キーワードが出て
鈍感なところのある私でも
もしかして、、、?とちょっと思った。



帰り際、M君が「ないと、思いますよ」(笑)と言ってたのと同様、私も
「まさかな~」と思いつつ
人生、何が起こるかわからないのと同じような(笑)
ペン大的講義の、

初の課外的授業に足を運んだ、代官山のライブハウスに
3つのバンドが出演し、

いずれもジャズなのだろうという事、

うち2つはダブセクステットのトランペットの類家さん、
ピアノの坪口さんのバンドだということ、

そしてお誘いを受けた同級生(?)のM君のバンドも出る、
ということ以外は全て未知だった。

ライブハウスも(たまに横目にしていたけれど)
3つのバンドのライブ自体も初めてなので
一人で訪れることにした。

既に熱気で会場はムンムンしてた、一人だと気圧されるくらい。
来ているかなと思っていた級友(?笑)は来てなかった。

以前の講義のとき確認したらよかった、と
余計なことを考えているうちライヴが幕開けした。

モスコミュールを注文する

一つ目のバンド

Informel 8

優秀なM君が作曲やアレンジで仕切るバンドらしく
知的で美的、かつ巧みな音楽だった。

2曲目が終わったところだったろうか、
ステージ後ろに観た事のある姿形を観た、
あれは我らが教師、菊地さん!
微笑しながらステージを観ていた。ああ、
やはり来ていらしたんだ、生徒のここ一番の
舞台を見守っているんだな、と当然のように思えた。

右端のマイクスタンドに登場した
講義のときと変わらないM君の流暢かつ闊達な
MCっぷりに頬が緩む、このバンド名の名付け親は
菊地さんだとM君が言った。

観た所7人しか居ない8の数字のついたこのバンド、
客席から左端の空席のマイクに立ったメンバーは、
彼らの名付け親で師匠である菊地さんでした、なんと粋な計らい


二番目のバンド(二杯目ジントニック)

類家さんのバンド(この方は男性ながらに綺麗、、というか
何故か可憐なかんじすら漂う麗人)で

自身のバンドとなると、いつか観たダブセクステッドでの演奏と
また違う自由さと激しさを感じると同時に
彼が何故こんな風な演奏をするのかと考えながら聴いていた。
漠然と、それがJAZZなのかなとも。


だんだんと心身があったまって来たので(笑)
その心地をキープしようと赤ワインを頼んだ。

ラストのバンドはピアニストの坪口さんのバンド
「坪口昌恭カルテット」でした。

すぐに、今日ここに来たことと、
片手にワインがあったことを(笑)
ほんとに良かったと思うような、トリの演奏だった。

坪口さんが奏でるいちいちのフレーズが
とてもロマンティックだったことに驚いた。

演奏の始まりは、ループ(ディレイ?)マシンのようなデジタルな仕掛けが
アコースティックのピアノに施されていて、
デジタルなのにアコースティックなロマンティックさに引き込まれた。

考えてみたら、(私自身もピアノを弾くのに)
ピアニストでもある坪口さんのことを全然知らなかった。

ダブセクステッドでとても好きな楽曲、
Invocation(のことを以前書いたことがあるけれど)での
坪口さんの演奏は、不協和、、というか
多律動(?)的、もしくはカオス的とも言えるものを
しっかりと統合しているように聴こえた事を思い出した。

先の二つのバンドは変拍子や、リズムをとるのに
スリルを感じて、ドキドキするようなところがあったけれど、

坪口さんのカルテットにはそんなに無かった、
その代わりに
ボサノバやサンバ的なリズムやウェスモンゴメリや、

たとえばTenorio Jrとか

Tenorio Jr. - Fim de Semana em Eldorado


ずいぶん前に聴いたMandrakesom(マンドレイクソン)など、
(ホーンセクションがなかったので見当違いかもしれないが)

Mandrake (Mandrakesom) - Soul samba



踊らずにはいられないラテンの魅力と
限りなくロマンティックなビルエヴァンスなどが彷彿とされられ、

JAZZ初心者の私にはこうした JAZZYな愉悦が
楽しくて優しくてドキドキされられました。

初の課外授業は、このライブを知り、
今日来る事が出来て良かったと思うものとなりました。
























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BONNE ANNEE!!!2010

2010-01-06 02:05:00 | 日々
皆さま


あけましておめでとうございます(遅ればせながら…)



昨年中は大変お世話になりました。

今年は、皆がそれぞれ、様々の幸福を得られる、、

そんな年になるといいですね

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。



さっき、終電ぎりぎりに帰京しました。帰郷先の雪は、
ニュースになるくらいひどかったみたい。



遅延したけれど無事でした。そして、明日から新しい就業先で
初仕事です。年末年始は、いつも二つの現実をいったりきたり。
こうして日々は繋がって行くのでした。笑







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