今宵は十三夜でしたねー
ベランダで、まだ円に満たない美しい月と
星空を観ていた。
この日曜日の夜も、昼間
久々に秋らしく晴れて
空気が冷たく闇夜が澄んでいて、
終電の一時間前ほど、友人と別れ、帰途に着いて
自転車で坂を一気に駆け上がる。
自宅近くになったとき、膨らみかけた半月が
木々の影に見え隠れしながらときに
満月のように大きく迫ってみえていた。
帰りぎわに友人が荷物に入れてくれた、
この時期に甘さを帯びる数個の蜜柑たちのジューシーな重み、
寒さから解放されるという安心感を抱いて、
少しブルつきながら玄関に向かう。
これからの時期、蜜柑は
風邪から守ってくれる必然的存在で、
私の頼もしいヴィタミンなんです(笑)
住んでいるマンションの周りは都心に近い割に
夜の闇を程よく確保しているので
そんな夜はベランダに出る。
澄んだ空気のせいなのか赤ワインと
普段は滅多に吸わないタバコを手にしたくなる。
タイミング良く流れてきたのは
月夜にふさわしいAジルベルトが唄う
フライミー・トゥー・ザ・ムーンだった。
ベランダにいると、家の中に居るよりも
考えが溢れて広がっていくのは、こんなに近く感じるのに
どこまでも続いて届かない深い夜空のせいだろうか。
見えていても星によっては既に宇宙で消滅していて、
実際は存在していないものを観ている場合もある。
なんてファンタジックなことも考えつつ、
最近は、学んだ楽理の習得の小さな成果(?)なのか、
週末にいいなぁーと聴いていた、くるりのジュビリーや
富田ラボの企画物の新曲のサビが、各々
マンシーニやバカラックの名曲と全く同じだったことに気が付いて
それは偶然か確信犯(笑)か、パクりかなんてことは
この際はどうでもいいことなんだけど(だって、
盗用引用などの、そんなこんなの全てが
商業音楽だから。とはいえたぶん前者は無意識的に、
後者は明らかに確信犯的だと思います、笑)
純粋に音楽を楽しみたいなら、神秘性を大切にして
距離を置いて、マジックの種明かしには
気が付かないほうがいい場合もあるにせよ、
それでも愛し続けられるポップな音楽は、
理論的には平均律を確立したバッハから
端を発したと言われ、今も変わらず存在し続けていて、
その表現、作曲とは、、とか、いつになく
真面目にナイーブな事を考えたのはペン大がかれこれ
一ヵ月半に渡る休みだったからです(笑)
見上げると夏には見えなかった星が東の方向に
ひときわ大きく見えた。
その星はオリオン座の真下にあるんだけど、
銀と赤と金色に瞬いた、あの星の名前
何ていうのだろう?
さて。来週からは秋休みだったペン大が始まります。
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ベランダで、まだ円に満たない美しい月と
星空を観ていた。
この日曜日の夜も、昼間
久々に秋らしく晴れて
空気が冷たく闇夜が澄んでいて、
終電の一時間前ほど、友人と別れ、帰途に着いて
自転車で坂を一気に駆け上がる。
自宅近くになったとき、膨らみかけた半月が
木々の影に見え隠れしながらときに
満月のように大きく迫ってみえていた。
帰りぎわに友人が荷物に入れてくれた、
この時期に甘さを帯びる数個の蜜柑たちのジューシーな重み、
寒さから解放されるという安心感を抱いて、
少しブルつきながら玄関に向かう。
これからの時期、蜜柑は
風邪から守ってくれる必然的存在で、
私の頼もしいヴィタミンなんです(笑)
住んでいるマンションの周りは都心に近い割に
夜の闇を程よく確保しているので
そんな夜はベランダに出る。
澄んだ空気のせいなのか赤ワインと
普段は滅多に吸わないタバコを手にしたくなる。
タイミング良く流れてきたのは
月夜にふさわしいAジルベルトが唄う
フライミー・トゥー・ザ・ムーンだった。
ベランダにいると、家の中に居るよりも
考えが溢れて広がっていくのは、こんなに近く感じるのに
どこまでも続いて届かない深い夜空のせいだろうか。
見えていても星によっては既に宇宙で消滅していて、
実際は存在していないものを観ている場合もある。
なんてファンタジックなことも考えつつ、
最近は、学んだ楽理の習得の小さな成果(?)なのか、
週末にいいなぁーと聴いていた、くるりのジュビリーや
富田ラボの企画物の新曲のサビが、各々
マンシーニやバカラックの名曲と全く同じだったことに気が付いて
それは偶然か確信犯(笑)か、パクりかなんてことは
この際はどうでもいいことなんだけど(だって、
盗用引用などの、そんなこんなの全てが
商業音楽だから。とはいえたぶん前者は無意識的に、
後者は明らかに確信犯的だと思います、笑)
純粋に音楽を楽しみたいなら、神秘性を大切にして
距離を置いて、マジックの種明かしには
気が付かないほうがいい場合もあるにせよ、
それでも愛し続けられるポップな音楽は、
理論的には平均律を確立したバッハから
端を発したと言われ、今も変わらず存在し続けていて、
その表現、作曲とは、、とか、いつになく
真面目にナイーブな事を考えたのはペン大がかれこれ
一ヵ月半に渡る休みだったからです(笑)
見上げると夏には見えなかった星が東の方向に
ひときわ大きく見えた。
その星はオリオン座の真下にあるんだけど、
銀と赤と金色に瞬いた、あの星の名前
何ていうのだろう?
さて。来週からは秋休みだったペン大が始まります。
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