カイロか講義か?で、大いに迷った夜。
というのも日頃の不摂生がたたってか
ひさびさの発熱や原因不明の身体の
(主に胸部と背部の)痛みを抱えていた。
そういうわけで
<心身のブルー>
よーし。こうなれば気持ちのほうで身体を治癒しようと(笑)
講義に向かった夜の備忘録です。
楽曲は
Steely Dan - Peg (HQ)(このライヴのほうがCDのより良いかも、笑)
<Pegの中のブルー>
初めて聴くPeg。(名盤Ajaすら持ってない私)
「前々回やった<Deacon Blues>と
Steely Dan- Deacon Blues
前奏部分のコードの動き方が似ている」ということから、
両者を比較しながら分析が始まる。
<青い時代に遡る>
そういえば当時の私が聴いていた音楽って
多彩的に分裂していたて、うまくまとめきれない。
生まれ育った環境も関係する。商売が家業だった私の周りには、
割と面白くて元気のいい大人たちがいた。
仲良しの年上のいとこが流行のディスコのステージに、
ヴォーカリストとして立っていた、バンドを引き連れて。
その時流行っていたのはドナ様~のホットスタッフや、
Donna Summer - Hot Stuff
いとこに教えてもらった初めてのファンク、
E W&Fの「ファンタジー」踊り方も教わった(笑)
(音だけ聴いてください)
Fantasy - Earth Wind & Fire
当時の私の年代ではリアルタイム視聴は
少なかったんじゃないかなー。
ちなみに姉が聴いていた愛しのエリーとかは
受け入れ難いものがあった(笑)
(曲に対して、というより爆発的ヒット曲を
好んで聴くという素直極まりない行為に、笑)
自身の好みで聴いていたのはロビンスコットの
m pop muzik
バグルズのラジオスターの悲劇など、
Video Killed the Radio Star
http://www.youtube.com/watch?v=XWtHEmVjVw8&feature=player_embedded
初めて聴いたときの「乾いたかんじ」は
のちの’80年代的ポップかつエレクトリックな
(のちにテクノポップと呼ばれる)音楽性の予兆だった。
ほぼ並行するようにYMOに傾倒していた。
<閑話休題>
前述のDeaconBluesとPegの2つの曲の歌詞についても比較。
まとめると、こうなる。
前者は詩的かつ奥深く哲学的。
意図的と思えるほど構造も凝っている。
曲調はさわやか。
いっぽうの(私が推す)Pegの詩は
モデルの彼女に恋するおばかな男の心情(笑)
脳天気なかんじ。
前者は思索的でどこか悲観的(文学的)、
後者は楽観的でどこか短絡的、とでもいいましょうか!
いや、そうでもないのかも、と思い始めたのは
この曲の特徴に「ブルース」と関係する部分があった。
そうともとれないことのない動きをしていて
講義はそんなブルースのことに言及される。
<ブルーと秋>
ポップスではあまり触れられないであろう
ブルースは、全てが7thコードから成り、
シンプルだけど難しい特徴がある、とのこと。
突っ込むと、果てしないくらい。。
特徴に、長調でも短調でもない、という
多調的なところもある。
「明るくもなく暗くもなく」というのは
「明るくて暗い」とか「暗いようでいて明るい」とも言える。
これって好み!(笑)
師は「サクっと聴いているものに
根源的なものがあったりする」と、喩えられた。
思い出したのはドナルドフェイゲンの名盤
ナイトフライのとある楽曲。
この曲の前奏であるピアノの出だし数秒の動きに魅了されて
当時やっていたバンドで「この曲をやりたい!」と言って
バークリーメソッドを習得していたであろうメンバーに
「無理ですよー」と失笑された記憶がある(笑)
音をとってコピーしたけど
普段自分では絶対にそのようなところに指のいかない
想像もつかない音色と動きに、四苦八苦したことを憶えている。
曲はMaxineという曲で、
Donald Fagen - Maxine
たった1、2小節のあいだに流れる異なった感情。
聴き始めは短調のようで哀しげだけど
途中、陽の射すような明るさもあって
そういえば聴くといつも秋の感じがしてた。
講義をとおして、それまでは
そこにあることを知らなかった「好き」の
何かについてを知ったようだ。
このこと自体がとても音楽的と思える講義は
不調だったけど来て良かったと思えたのでした。
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というのも日頃の不摂生がたたってか
ひさびさの発熱や原因不明の身体の
(主に胸部と背部の)痛みを抱えていた。
そういうわけで
<心身のブルー>
よーし。こうなれば気持ちのほうで身体を治癒しようと(笑)
講義に向かった夜の備忘録です。
楽曲は
Steely Dan - Peg (HQ)(このライヴのほうがCDのより良いかも、笑)
<Pegの中のブルー>
初めて聴くPeg。(名盤Ajaすら持ってない私)
「前々回やった<Deacon Blues>と
Steely Dan- Deacon Blues
前奏部分のコードの動き方が似ている」ということから、
両者を比較しながら分析が始まる。
<青い時代に遡る>
そういえば当時の私が聴いていた音楽って
多彩的に分裂していたて、うまくまとめきれない。
生まれ育った環境も関係する。商売が家業だった私の周りには、
割と面白くて元気のいい大人たちがいた。
仲良しの年上のいとこが流行のディスコのステージに、
ヴォーカリストとして立っていた、バンドを引き連れて。
その時流行っていたのはドナ様~のホットスタッフや、
Donna Summer - Hot Stuff
いとこに教えてもらった初めてのファンク、
E W&Fの「ファンタジー」踊り方も教わった(笑)
(音だけ聴いてください)
Fantasy - Earth Wind & Fire
当時の私の年代ではリアルタイム視聴は
少なかったんじゃないかなー。
ちなみに姉が聴いていた愛しのエリーとかは
受け入れ難いものがあった(笑)
(曲に対して、というより爆発的ヒット曲を
好んで聴くという素直極まりない行為に、笑)
自身の好みで聴いていたのはロビンスコットの
m pop muzik
バグルズのラジオスターの悲劇など、
Video Killed the Radio Star
http://www.youtube.com/watch?v=XWtHEmVjVw8&feature=player_embedded
初めて聴いたときの「乾いたかんじ」は
のちの’80年代的ポップかつエレクトリックな
(のちにテクノポップと呼ばれる)音楽性の予兆だった。
ほぼ並行するようにYMOに傾倒していた。
<閑話休題>
前述のDeaconBluesとPegの2つの曲の歌詞についても比較。
まとめると、こうなる。
前者は詩的かつ奥深く哲学的。
意図的と思えるほど構造も凝っている。
曲調はさわやか。
いっぽうの(私が推す)Pegの詩は
モデルの彼女に恋するおばかな男の心情(笑)
脳天気なかんじ。
前者は思索的でどこか悲観的(文学的)、
後者は楽観的でどこか短絡的、とでもいいましょうか!
いや、そうでもないのかも、と思い始めたのは
この曲の特徴に「ブルース」と関係する部分があった。
そうともとれないことのない動きをしていて
講義はそんなブルースのことに言及される。
<ブルーと秋>
ポップスではあまり触れられないであろう
ブルースは、全てが7thコードから成り、
シンプルだけど難しい特徴がある、とのこと。
突っ込むと、果てしないくらい。。
特徴に、長調でも短調でもない、という
多調的なところもある。
「明るくもなく暗くもなく」というのは
「明るくて暗い」とか「暗いようでいて明るい」とも言える。
これって好み!(笑)
師は「サクっと聴いているものに
根源的なものがあったりする」と、喩えられた。
思い出したのはドナルドフェイゲンの名盤
ナイトフライのとある楽曲。
この曲の前奏であるピアノの出だし数秒の動きに魅了されて
当時やっていたバンドで「この曲をやりたい!」と言って
バークリーメソッドを習得していたであろうメンバーに
「無理ですよー」と失笑された記憶がある(笑)
音をとってコピーしたけど
普段自分では絶対にそのようなところに指のいかない
想像もつかない音色と動きに、四苦八苦したことを憶えている。
曲はMaxineという曲で、
Donald Fagen - Maxine
たった1、2小節のあいだに流れる異なった感情。
聴き始めは短調のようで哀しげだけど
途中、陽の射すような明るさもあって
そういえば聴くといつも秋の感じがしてた。
講義をとおして、それまでは
そこにあることを知らなかった「好き」の
何かについてを知ったようだ。
このこと自体がとても音楽的と思える講義は
不調だったけど来て良かったと思えたのでした。
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