言葉による音楽的な日々のスケッチ

作曲講座受講日記と、言葉による音楽的日々のスケッチを記録

カエル王子

2007-11-18 01:38:39 | 作曲理論講義/受講録
今日は木枯らしが吹いたとか吹かないとかで、
急に寒くなりましたね。星空もクッキリ。

そんな今夜は色々な事が微妙にいつもと違う夜になりました。

諸事情によりいつもと違うスタジオで急遽開催された
ペン大こと菊地成孔氏の私塾は、
いつものスタジオとは違う狭さと新しさのせいで、
先生と生徒の間にいつもと違う距離感があり、新鮮。

その帰り、いつもと違う帰り方がしたくなり、

新宿三丁目発の、比較的家に近いところを通る
バスでかへる。
その帰り道のバスのなか、いつもは考えないことを考へる、

いつもと違う道のせいか、講義で言われた

菊地さんの色々な言葉が浮かび反芻しつつ

浮かんだキーワードは、夢のなかの見知らぬ場所、
(耳元から流れてきたマーヴィンゲイの、
アイウォンチューを聴きつつ、笑)
この曲をきくといつも感じられる恋愛感情、
(タイトルがタイトルだし)

いま目にしている目の前の見知らぬ風景を横目に、

ポップスと恋愛感情の何が似ているのかとか、
(以前の講義で確かメロディーは欲望されるものとされ、
転調は憧れにたとえられていた)

見知らぬ風景や物事への不安と、それに相対するよな
奇妙な親しみとか、とか、とか、、、


帰宅してバスルームでもとりとめないことを考えていた。
明日も晴れなのでお洗濯。冬に向かいつつある空を観ながら、

シーツやコンフォーターケースなど干していた、冬に備えて。


髪を乾かしてさて眠る前に部屋の空気を入れ替えようと
玄関をあけて目を見張る、、、ありえなーい(笑)

マンションの廊下には何が!?(笑)


この時期のこの場所(ここは実質四階)には
出現しないはずの何か、、とは
これ如何に?(笑)

普通なら驚くところ、あまりにありえないので(笑)
どうしようかと考えながらつい吹き出す。
ぷっと笑いながら話し掛けてしまった
その生きものは、大抵は忌み嫌われる(なぜ?)
カエルさんでした。デカッ!





なんでキミ、ここに居るのというくらい、

家に入って来そうな位、ドアのすぐそばに居て、

寒さのせいか、殆ど身動きもせず
ガスメーターに入ろうとお尻をもぞもぞさせていた。
触ってもめがとろんとしてボーっとしていたので、
つかまえてビニールの袋に入れて
近所の緑がある庭に離した。廊下でカエルの干物には遭遇したくないし(笑)
っていうか、、、

こんなにいつもと違うことは、どの位の確率で
起きるの?まるで漫画のようなユーモラスさじゃないの。


帰宅して愛する友人が丁度ペン大がおわった頃、
近くまで来たからと、電話をくれていた事を知る。

スタジオは地下だから携帯が入らず、
私は彼が用があって来ていた場所の
すぐ目の前の、巨大なモナリザがよく見える
バス停に居たにもかかわらず、数分の差で
私たちはすれ違っていたのでした。

暖かいディナーを共に出来たのに残念だったねーと

電話でこのカエル事件について話す、この事が
いかにありえないか、ついでに私には、
ありえない事、多いよね、と言われて
はい、そのとおり。と答える。でも。

友人と夜ご飯はまた食べられる、しかし今夜、
私たちがすれ違わずに一緒に食べていたら
デカいカエルにも見知らぬ風景にも出逢わなかっただろう(笑)


もぅひとつの写真は11月6日の、有楽町の初冬の風景。



それにしてもこれ、いったい何ガエル?(笑)






















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