初めて触れたとても納得のいく
菊地さんによるバッハのポップ性への言及と解釈だった。
こういった講義を一般の中高校でやれば皆が持つ
クラシックに対するおカタい観念が変わるだろうに(笑)
この講義、生で聞きたかった…
「憂鬱と官能を教えた学校」より
バッハの平均律クラヴィーア第一巻を聴きながら
もうこれ延々と聴いていたいくらいですけどね
一気に僕らの、僕らが今音楽を聴いて感情移入したりする
感情のあり方に近接しましたよね
コードが進行して、ちょっと悲しくなったり落ち着いたり
また不安になったりそれが解決したりといったドラマ
しかも僕たちでも簡単に入り込める
今日的なドラマがここにある。
このままヒットチャートに入っててもおかしくない構造。
もう少し聴いてみようか。
すごいんだから、この曲集(笑)
明晰な物語がありますよね。緊張があって、でそれが
緩和されて、不安が解消される。
また不安を呼ぶっていうような
われわれの日常みたいな形で音楽が進行していきます。
緊張から緩和へ、といったドラマを和声によって作り出すことで
曲を次々を進行させてゆくといった考えがここでは
全面的に採用されています。
こうした状態に至までは、西欧音楽においても例えば
さっきのオルガヌムの合唱曲みたいに
その宇宙を構成している音の要素が何とも言えない
神秘的な方法によって編まれているって感じで
そこにはこういった明確な不安もなければ
その解消もありません。そういった宇宙には僕たちが
今感じているような近代的な不安だとか安心だとかを
超越した前近代的な何かがあった。とも言えるし
それしかなかったとも言えるのだけど
それがバッハになって、突如として今でも聴ける
ポップなあり方になったというわけです。
現にこれ、バークリーメソッドによって
全てアナライズが可能です。
もうちょっと聴きましょうか。
NO.3 in C-sharp major,BWV.848
すごいとしか言えない(笑)ものすごいパンチライン
音が一個ずつ動くたびに興奮するみたいな
強いポピュラリティがある
因みにこれを演奏しているのは天才グレングールド
これまたすさまじいポップさですね。映画音楽にそのまま
一曲使われてそう。まあ実際バッハの曲って数々の
そこらへんの俗流のラブロマンスからゴダールまで
たくさん映画音楽に使われています。
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菊地さんによるバッハのポップ性への言及と解釈だった。
こういった講義を一般の中高校でやれば皆が持つ
クラシックに対するおカタい観念が変わるだろうに(笑)
この講義、生で聞きたかった…
「憂鬱と官能を教えた学校」より
バッハの平均律クラヴィーア第一巻を聴きながら
もうこれ延々と聴いていたいくらいですけどね
一気に僕らの、僕らが今音楽を聴いて感情移入したりする
感情のあり方に近接しましたよね
コードが進行して、ちょっと悲しくなったり落ち着いたり
また不安になったりそれが解決したりといったドラマ
しかも僕たちでも簡単に入り込める
今日的なドラマがここにある。
このままヒットチャートに入っててもおかしくない構造。
もう少し聴いてみようか。
すごいんだから、この曲集(笑)
明晰な物語がありますよね。緊張があって、でそれが
緩和されて、不安が解消される。
また不安を呼ぶっていうような
われわれの日常みたいな形で音楽が進行していきます。
緊張から緩和へ、といったドラマを和声によって作り出すことで
曲を次々を進行させてゆくといった考えがここでは
全面的に採用されています。
こうした状態に至までは、西欧音楽においても例えば
さっきのオルガヌムの合唱曲みたいに
その宇宙を構成している音の要素が何とも言えない
神秘的な方法によって編まれているって感じで
そこにはこういった明確な不安もなければ
その解消もありません。そういった宇宙には僕たちが
今感じているような近代的な不安だとか安心だとかを
超越した前近代的な何かがあった。とも言えるし
それしかなかったとも言えるのだけど
それがバッハになって、突如として今でも聴ける
ポップなあり方になったというわけです。
現にこれ、バークリーメソッドによって
全てアナライズが可能です。
もうちょっと聴きましょうか。
NO.3 in C-sharp major,BWV.848
すごいとしか言えない(笑)ものすごいパンチライン
音が一個ずつ動くたびに興奮するみたいな
強いポピュラリティがある
因みにこれを演奏しているのは天才グレングールド
これまたすさまじいポップさですね。映画音楽にそのまま
一曲使われてそう。まあ実際バッハの曲って数々の
そこらへんの俗流のラブロマンスからゴダールまで
たくさん映画音楽に使われています。
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