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言葉による音楽的な日々のスケッチ

作曲講座受講日記と、言葉による音楽的日々のスケッチを記録

愛の讃歌:Hymne a l'amour

2010-10-11 19:42:41 | POPS(商業音楽)
Hikkiこと(新生?)半引退表明をした宇多田ヒカルの
Hymne a l'amour を聴いた。CMでちょっと気にかかったので
改めて全曲聴いたら思っていた以上に良かった。

世代的に(?)たいていのフランス的なものが好きだけど
シャンソンは苦手、それでも銀座にあった
伝説のライブハウスに
幸福いっぱいだった20代当時、
ちょっとイカれた友人に誘われてついていった、
かの場所で生まれた初めて聴いた
苦手なシャンソンは「愛の讃歌」でした。
生まれて初めて歌で涙が止まらなかった時のことを思い出したのです。

この楽曲にはそういうテイストがしっかり残ってて
それでいてすっかり新しい解釈で、
早いサンバ調でスイングしているし

エレクトックピアノとパッショネイトなフルートのアレンジや、
ビブラート抑えめのボーカルも何もかもが魅力的だった。
一人の夜にもパーティーにもぴったりくる
まさに「愛の讃歌」でした。

これをプロデュースした師匠の手腕に感服しました。
先日の、彼の日記から引用します。


グルーヴは決して情報化されません。
グルーヴは常に現在性の直接的な具現であり、
永遠性の直接的なヒントであり続けます。


http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=101010031225

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