眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

春のドラマ感想

2009年06月21日 | ドラマ
春スタートのドラマがもうすぐ最終回を迎えます。
いくつか観てたドラマの感想などを。

・婚カツ!
このドラマだけは毎回観ています。
私が中井くん好きなこともあるけど、かなり面白いんじゃないかと思う。
このドラマ、フジの月9史上最低視聴率なのが残念(録画ランキングは高いそうだ)。

月9のドラマって、とにかく「イマ風」とか「セレブ感」とか、オシャレを感じさせるものが多いけど、下町を舞台にB級っぽく作ってあるのが逆に面白い。
谷原章介や釈由美子という美形をキャスティングしていても、脇役で3枚目とかちょっとヤなヤツを演じているのもいい。

しかし何よりも良いのが上戸彩!
あまり好きなタイプじゃないけど、少女から女性への背伸び感、少女と女性を行き来する揺れ動きが物凄く出ていると思う。
淡々とした中井くん演じる雨宮と、揺れ動く上戸彩演じる春乃の恋のゆくえが気になりますね~
ドラマながら、ハッピーエンドになって欲しいなぁ~と思います。

・BOSS
会社の教育で「リーダーに求められる資質」みたいなものを受けたことがあります。
昔のリーダー像は「統率型リーダー」と言い、リーダーが全体像を把握し、事細かに指示を出す、レビューアーになり、リーダー自身がキーマンでもあります。
つまりスーパーマン的に何でも知っていて、全てに能力が高い人。
先頭立って引っ張っていて、元阪神の星野監督のような感じ。

現在のリーダー像は「協調型リーダー」と言い、リーダーはチームの成功を第一にし、メンバが上手く行くように指導するとともにモチベーションを維持管理します

仕事を積極的にメンバーに切り出し、権限も移譲します。切り出した仕事のビルドをする役目って感じでしょうか。
WBC侍ジャパン原監督が、協調型リーダーの代表格だと思います。

BOSSで天海祐希演じる大澤室長は、まさにスーパーレディ。
生粋の統率型リーダーで、この統率型リーダーのテキパキさ、キップの良さが気持ちいい。
言っちゃぁ~何だけど、特別対策室のメンバーはそれほど優秀なわけではありません。
一芸に秀でているメンバーもいるけど、統率型リーダーのスキルで難事件を解決して行く。
その気持ち良さを楽しむドラマですよね。

ただ、私的には、戸田恵梨香演じる木元刑事のひねた感じがツボでした。
指をチュパチュパなめる癖を、ケンドーコバヤシがマネするシーンは、爆笑モノ。
最近、ひねた感じが出ていないのが、ちょっと楽しみが減った感じ。

・僕の妹
よく分からないというのが本音。
兄妹愛を感じられるようで、感じられない。
オダギリジョー演じるアニキに共感出来ても、長澤まさみ演じる妹には
「何言ってんだコイツ!」
と思うことの方が多い。
まあ、観ちゃうんだけど・・・

・Mr.Brain
キムタクのドラマなんだけど、キムタクが犯人当ての仮説を述べる時の感じが、
「ホリケンがキムタクのマネをしている時」
にかぶってしまう。
ホリケンが、キムタクのマネをしているのを、キムタクがマネしている感じ???
それが気になって、ストーリーに入り込めない。
うーん。

柏-東京戦(TV観戦)

2009年06月21日 | FC東京&サッカー
スカパーの「Jリーグアフターゲームショー」で、ノノさん(野々村芳和さん)が平山のことを絶賛していました。
ノノさんは、私と同じく、平山を評価している方。
そのノノさんが、今ちゃんとのインタビューで、
「東京から他にも代表入りして欲しい選手いるんじゃない?平山とか」
と言ったのにはさすがにビックリしました。
最前線でタメが作れる選手ではあるけど、現時点で、平山のヘッドは及第点は言えないと思うから。
ヘッドが強い選手ではあるけど、ヘッドが上手い選手ではないからね~

そうは言っては、この日の平山はとても良かった。
平山はインタビューで、
「DFラインやボランチがボールをつないでくれて、ビルドアップの負担が減った」
と語っていました。
この日の平山は、終始ゴール前でプレー。
ポストからの反転シュート、クサビ、突進、ミドルシュートと、柏デフェンスの甘さをついて、前線で脅威になり続けていました。
確かに、今日の出来、見せつけた強さなら、解説者視点ではMOM級の活躍だったかもしれません。

東京サポの知る平山の悪癖として、「サイドに流れて、フィニッシュに絡めない」というのがありますが、今日はカボレと良い距離間でプレー出来ていました。
もしかすると、先週のナビスコ杯東京-清水戦で、カボレ、祐介の2トップが良い距離間でプレーしていたので、それを見習ったのかもしれません。
カボレのゴールは、平山の絶妙のトラップ&パスから出たけど、東京-清水戦の祐介→カボレのプレーに距離間が似ています。

この距離感については、米本の働きによるところが大きいと思います。
今まで梶山1人でパスコースを作っていたけど、米本がパスコースを作ってくれるので、選手の負担が減っています。
これで、前線まで自然にボールを運べるのが大きいですね。

3点目の平山のミドルは、平山らしい強さが出ていました。
平山のような体格の選手に、突進されたら、DFはなかなか防げませんね。
ただ、平山にはヘッドで点を取って欲しいのがサポ共通の願い。
初ゴールは決めたけど、ヘッドでの初ゴールを決めてこそ、サポ、平山が一体になった「シャー」が出来ると思います。

あと自分なりに良かったと思ったプレーが、86分の梶山→達也→長友→赤嶺とつないだシュート。
赤嶺らしく、DFの前に入ってボールを触り、押し込む形。
惜しくもゴールにはならなかったけど、最近の赤嶺のシュートはミドルシュートばかりだったので、久々に赤嶺らしいシュートを見れたと思います。
こういうプレーを続けていれば「点を取れるFW」として出場時間も増えると思う。

まあ、柏の出来が悪かったので、評価はやや控え目にしなければならないけど、3得点と完封は景気づけには良い結果。
来週の清水戦こそ、東京の真価が問われますね。