眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

日本-クロアチア戦

2006年06月20日 | FC東京&サッカー
結果は、皆さん周知の通り、0-0の引き分け
ここでは、結果に隠れた選手の評価を考えてみます。
今日、エルゴラに載っていた、選手の採点を紹介します。

川口:7.0
加地:6.5
中澤:6.0
宮本:4.5
三都主:6.0
ヒデ:6.0
福西:5.0
小笠原:5.5
中村:6.0
高原:4.5
ヤナギ:4.5

宮本の4.5は意見一致!ヤツは、元々4バックで、使う選手ではないのです。
PKを与えた時の守備や、川口に再三ダメ出しされたのを見ても、一目瞭然。
負けていたら、PKの成否に関わらず戦犯だったと思う
三都主は6.0だけど、守備では全く評価されていません。
上背のあるクロアチアが相手なら、クロスを上げさせること自体、致命傷になる可能性があります。
しかし、寄せが甘く、クロスを再三上げさせた点は、かなりの減点材料
高原、ヤナギは、すぽるとのベンゲルのインタビューにもありましたが、ボールを持っていない時の動きはレベルが高く、献身的だけど、ボールを持った時、力が出ない、ゴール前で仕事が出来ない。
小笠原も正直期待ハズレ。
とにかく、前線の選手の意思疎通はイマイチ。
ボールを出したら、人の動きとボールの方向が逆だったというシーンは、オーストラリア戦から何度も見た光景です。
こういうシーンは、東京の試合だけにして欲しいですよ。全く・・・

また、ヒデがインタビューで、
「緩急をつけないと・・・」
と言っていたけど、これって何気に、中村のことを指しているんじゃないかと、思っています。
中村は起点になって、何度もスルーパスを出していたけど、これが加地の方に行くことはありませんでした。
能力が高いがゆえに、
「オレが決定的なパスを出さなければ」
という、想い(焦り?)が、あるのかもしれません。
中村がボールを持ったら、つぶされるか、パスが通らないか、決定的なパスが通るかの3通り。
2次、3次攻撃の展開は全くなし
加地のイメージは、中村を追い越す動きをして、中村が中央に狙いをつけて相手を警戒させた後、サイドにボールを出し、間髪入れずマイナスのクロスを上げて、走りこんだヒデか福西に合わせるというものだったはず。
またこっちの方が、リスクが小さいんですよね。中央でボールを失いにくいから。
日本代表は、選手の長所が分かっていないなーと思いました。

中村、中田と同じくらい、加地の運動量は日本代表のストロングポイントだと思いますが、タクトを振るべき中村が、それを分かっておらず、自分と同じレベルのプレーFWに要求してしまう。
中村自身が、うまくいかないジレンマを、感じているかもしれません。

もしブラジル戦、4バックで戦うなら、ゲームメイカーをヒデにも求めたいところです。
↓が希望スタメンですけど、まあ、実現しないでしょうね(笑)
DF:駒野、茂庭、中澤、加地
MF:稲本、遠藤
MF:ヒデ、中村
FW:巻、大黒