laisser faire,laisser passer

人生は壮大なヒマつぶし。
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めっちゃ贅沢な楽日

2023-09-25 | kabukiza

これを買うときに歌舞伎座の楽日だということを忘れていて・・・

結果、朝イチの金閣寺のみを一等席で見てあとは捨てるという、久々のお大尽観劇となりました。

土蜘の村人の舞も(そこかい?)白鸚丞の白鳥の歌(まだ早い)も見たかったのだけど、やっぱりこっちが魅力的でね。

ラスト東吉久吉もまた格好良かった。大膳さんは前半に見たときよりは迫力を増していたけれど、やっぱりヒトのいいおっさんが見え隠れしてしまい、「斬ってしまえば後がさっぱり」とか「布団の上の極楽責め」とかいう台詞が「無理してるんじゃないわよ」と微笑ましく聞こえてしまうのは・・ご人徳でしょうか。

雪姫。幕見で見た米ちゃんのも思ったよりは悪くなかったのですがやっぱり断然児太郎!児太郎!久々に児太郎の真骨頂。なんかわからないけど妖しくて怪しい。なんかわからないけどブサイクなのに美人。

好き好き。

で、ある一瞬といっても数分間。じっと伏し目がちで下を向いてるときの姿がもろ勘九郞で。今まで似てるなんて思ったことなかったのに、なんかじっと見つめてたら勘ちゃんの姫を久しぶりに見た気になって・・・その後久吉が出てきて混乱したくらいw

正清の歌昇。とにかく何見ても暑苦しくてどうしても好きになれない役者さんの一人ですが正清くらいの出番ならなんとか我慢できるw
鬼藤太の種ちゃんまで暑苦しい役なんだけど、彼は最近フェアリー感が薄れてきて寂しいなあ。ただの暑苦しい下手じゃない役者(兄ちゃんの二番煎じ?)にならないで欲しいなあ。

しかしこれだけの大作でいちばんの大拍手がどさっと降る桜吹雪ってのもねぇ・・・まあそんなもんかw

 

画像は碁盤に向かう東吉。舞台写真はなるべく買うの控えるようにしてるのですが、これはちょっと珍しいパターン&勘ちゃん(指も顔も)美しかったので!

 


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