SakuraとRenのイギリスライフ

美味しいものとお散歩が大好きな二人ののんびりな日常 in イギリス

Tier 4ビザの更新の話(1)

2014年08月08日 | 【イギリス生活】
そういえばまだ発表してなかったのですが、もうちょっと政治学を勉強したくなったので来年度(今秋)から博士課程(ただし別の大学)に進学することにしました。
そうすると必要になってくるのが、Tier4ビザの更新です。
ビザについてネットを調べると、取得方法はたくさん書いてあっても更新方法はあまり見つからなかったので、困っている方の参考になるべくここに僕のしたことを書き残しておこうと思います。

なお、ビザについては人によっていろいろと状況が違ってきそうですが、僕は、
・Tier 4 (General) student visaの更新(extension)
・修士課程を終えて、秋から博士課程に進学
・妻はTier 4 dependent visaを同時に更新
・手続きは英国国内から行う
という条件です。(情報は、これを書いている2014年8月現在。)


まず、ビザの更新については大学側がきちんとしたサポート体制を構築していることがあります。
幸運なことにRenがいま通っているところも、これから通おうとしているところも、サポートを熱心にしてくれるところでした。
そういう大学に通おうとしている方は、大学に問い合わせてみると良いんじゃないかと思います。

ただし、SakuraとRenの場合はこういう事件がありました。
これから通おうとしている大学にいろいろ手続きを質問したところ、大学から「それについてはいま通っている大学に相談してみてください」と言われてしまったのです。
これから違う大学に行こうとしている人にサポートをしてくれるんだろうか、と疑問に思いながらいまの大学に相談してみたところ、「じゃあ、ビザワークショップに出席してください。ワークショップに出たら今度は個別相談に乗ってあげます」とのこと。

ところが、ワークショップを終えて、個別相談に出向いたところ、「違う大学に行く人にはサポートできないことになってます」と職員の方が言うではありませんか。
そうですよね、でも、それなら最初に聞いたときにそう言ってほしかった…。
このプロセスのせいで2週間ほど無駄にしました。


この事件によってもうこれから通う大学に相談するのも面倒になったSakuraとRenは自分で手続きをすることにしました。
ビザワークショップで少し導入の話を聞いたとはいえ、自己流なのでいろいろと不備があるかもしれません。(無事にビザをもらえるかリジェクトされるかでそれが分かるのでしょう。)

ということで、僕たちがこれまでしたことをご紹介します。
①アカウントを作る
UK Visas & Immigrationのウェブサイトに行きます。
https://apply.ukba.homeoffice.gov.uk/iapply.portal
ここでForm Finder(Forms A-Z)を使って、Tier 4 Studentのオンライン申請書類を選び、指示に従ってパスワードその他を設定すればアカウントが作れるはず。

②オンライン申請書類に必要事項を記入する
ビザを更新しようとする方ならもう取得時にいろいろ苦労して記入した経験があると思いますが、それとほとんど同じような項目でした。(若干、書かなければならないものが減っていた印象。)
また、Dependentの分も同じ書類で申請することができます。
なお、僕がビザを申請する際に別途記入しなければならなかったAppendix(手書きするもの)は今回はありませんでした。

③記入したら、料金を払って、オンライン申請完了
料金は一人につきなんと£422。二人だと£844で、日本円に直すと、およそ145,000円(1£≒172円で計算してます)!!!
いや、読み間違いではありません、14万5千円です。
ちなみに、「8週間以内」で結果が分かるこの方法ではなく、直接役所に出向いてその日のうちに結果を知ることができるPremium Serviceだと、一人につき£822。
参考までに二人分の£1644を日本円に直してみたところ、28万3千円…。

④Supporting Documentsをcover sheetとともに郵送する
僕たちが今回一番気にしたのが、初めのビザ申請時には必要だった「婚姻していることを証明する書類」を送らなければならないかどうかでした。
でもどうやら、更新時には当局に求められない限りはこちらから送る必要はないようです。
そのため、僕たちが郵送したのはパスポートとパスポート用写真2枚だけ。
Cover sheetへの署名は、確かビザ取得時にはパスポートに記載されているものと同じにするように言われたので、今回も漢字でサインしました。
また、今回の郵送と同様に、同封した返信用封筒もSpecial Deliveryにしてもらいました。(Special Deliveryにすると、いまその郵便物がどこにあるか追跡でき、郵便局の人によれば「the safest way」らしいです。)
本当にこれで良いのか不安ですが、もし足りないものがあれば当局から連絡が来るらしいので、ちょっと待ってみようかと思います。


ということで、ポイントは、
・今回はAppendixがない
・Main applicantとDependentは同じ書類で申請可能
・婚姻していることを証明する書類はいらない
ということかなと思います。

これでうまくいくかどうか、何かアクションがあったらまたここでご報告します!

(投稿者:Ren)

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