SakuraとRenのイギリスライフ

美味しいものとお散歩が大好きな二人ののんびりな日常 in イギリス

ウィーン旅行記(1)

2011年08月29日 | 旅行
こんにちは、Renです。
少し前に書いたと思いますが、僕たちはウィーン(オーストリア)に行ってきました。
オーストリアはフランスやイタリアと比べて情報量が少ないので、僕たちはいろいろネット等で気候とか習慣とか気をつけるべきこととかを調べてからウィーンへ行きました。

多くの情報はとても有益で、そのおかげで助かったなーと思うことがたくさんありました。
今度は我々がそういう情報を提供しなければ!と思う気持ちもあって、これからウィーンで起こったことを、何回かに分けて書いていこうと思います。
これからウィーンに行こうと思っている方々にちょっとでもプラスになれば幸いです。

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さて、ウィーンと言えば、皆さん何を思い浮かべられるでしょうか。
モーツァルトやベートベン、シューベルトのゆかりの場所、ウィーンフィルがあるところ、ハプスブルク帝国の首都であったこと、いまは永世中立国であること、グスタフ・クリムトを代表とする世紀末芸術が栄えたところ、ウィトゲンシュタインがいた街、カフェがたくさんあるところ、などなど。
僕たちがまずウィーンと聞いて思い浮かべたのは、やはり、そこは音楽の街であるということでした。
なんでも、Sakuraによれば、ウィーンのオペラ座は、「世界三大オペラ座」の一つらしい。
そんな本場でオペラとかクラシックが聴けたらいいな!そう思って、ウィーンへの憧れがスタート♪

と、ここで、クラシック音楽をご存知の方はお気づきになったのではないでしょうか。
「あれ、いま、シーズンオフじゃないの?」と。
もちろん僕たちも(Sakuraは最初からかもしれないけど)すぐにそれに気付きました。
しかし、お休みを取れたのがよりによってこの時期だったのです。
ウィーンフィルのコンサートやオペラには行けないけれども、でも、ウィーンには行ってみたい、ウィーンは音楽だけじゃなくて他にも素晴らしい面がたくさんあるじゃないか、それに、そもそもSakuraはフランスやイタリアやドイツには行ったことある(Renは今回が初ヨーロッパ)し、Renだってこの時期以外に夏休みを取れるとは限らない(もし取れなかったら、ハネムーンはまたおあずけになってしまう!!)し・・・。
というふうにいろいろと考えて、やっぱりウィーンに行くことにしたのでした。

結論から言うと、この時期だったけど、ウィーンに行って本当によかったです。
ウィーンにはまた行きたいと思います。
毎年、あるいは隔年で訪れてもいいかもしれない。
ただし、今度はオペラのシーズン中にして、オペラを観に行きたいけど。

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そろそろ本論に入りましょう。
僕たちがこの旅行中に泊まったのは、HOTEL ASTORIA(アストリア)。
http://www.austria-trend.at/hotel-astoria/en/
なんとなんと、4 つ星ホテルです!

資産家でもなく、高額所得者でもないSakuraとRenがなぜこんなホテルに泊まれたかというと、、、
旅行会社でチケットを取るときに、ツアーではなくて航空チケット+ホテルのみのプラン(これを「プラン」と言って良いかはわからないけど。)にしたのです。
もちろん、空港からホテルへの送迎もお願いせず。
こうするとだいぶ安くなるのですが、これで浮いたお金をホテルのグレードアップに使ったというわけでした。

このホテル、口コミサイトではあまり評価が高くなかった(旅行前に読んで、「せっかく奮発したのに」って落ち込みました。)のですが、僕たちの印象はちょっと違ったので、これから泊まられる方もいらっしゃるでしょうから、今日はこのホテルについて少しだけ書こうと思います。


まず口コミで複数書かれてあった、「ホテルの受付の人が感じ悪い」について。
僕たちはホテルの人に本当に親切にしてもらいました。
スーパーマーケットの場所を教えてもらったり、日本に手紙を代わりに出してもらったり、「コンサート」のチケットを取ってもらったり、ザルツブルクへ行くこと(結局行かなかったけど)について相談に乗ってもらったり。
そのすべてにおいて、親身な対応をしてくれました。
こちらが何をしてほしいかをちゃんと伝えること、挨拶をきちんとすることの2点(どちらも当たり前のことなのですが、僕たちと一緒に泊まっていた日本人と思われる方々がそれをできていなくて、そのせいかホテルの人とのコミュニケーションに困っているように見えました)を気をつければ大丈夫なんじゃないかと思います。

それから、「朝食ビュッフェの種類が少ない」という意見について。
種類の多い少ないは主観的なものなので、そういう意見もありうるのかなーとは思いましたが、僕たちは特に少ないとは感じませんでした。
むしろ、新鮮なフルーツが充実していて、ハムやチーズの種類も多くて、日本人には嬉しい焼き魚まで用意してあって(Renは洋食が好きなので食べませんでしたが)、僕たちは大満足でした。
このホテルにはいろんな国から宿泊者がいるので、食べ方とか取るものとかを見るのも楽しかったです。

口コミで確かにそうだったなと思うのは、「クーラーがないから暑い」という意見。
朝窓を開けるととってもさわやかな空気が入ってきて気持ち良いのですが、さすがに寝ているときに窓を開けっぱなしにするのは抵抗があって、僕たちも窓を閉めて寝ました。
確かに寝苦しかったです。
真夏にこのホテルに宿泊される方は注意が必要かもしれません。

立地がとてもよく(観光スポットがたくさんある、ウィーンの中心部に位置)、ホテルの人もとても親切で、朝食も美味しい。
アンティークなエレベータや調度品たちも見逃せません。
クーラーが部屋についていないという難点を除いては、すごくいいホテルでした。
また泊まりたいなと思います。
これからアストリアに宿泊される方は安心なさってくださいね。

(つづく、と思います)


(投稿者:Ren)

雅月

2011年08月28日 | グルメ
こんばんは。Sakuraです

Sakuraはお腹空いたな~ご飯食べようかな~と思うと、
ついつい、いつも行ってるお店に入ってしまうんですよね。
それでは、新しいお店が開拓できん!と思い、
初めてのお店に行ってきました。

・・・とは言っても、随分昔からあるお店だと思うので、皆さんはもうご存知だと思うのですが

富士見通り沿いにある「雅月」です。

Sakuraは、ランチの「麺セット」



麺(五目そばと坦々麺など、5種類くらい)と、
小さいチャーハンか春巻きが選べます。
写真は、五目そばとチャーハンです。プラス、マンゴープリンが付きました。
確か、全部で900円。

えっと、五目そばですが・・量が多い!
野菜が多くて、なかなか麺が出てきません。麺は細めです。
チャーハンもミニとはいえ、結構ぎっしり詰ってる感じで、
食べきれず、Renにお手伝いをお願いしました

いやはや、ここのランチセットは、男性もお腹いっぱいになるかと思います。

そして、Renが注文したのは、こちら。



大食いのRenも大満足で、夕方まで、お腹いっぱいそうにしていました。笑

お店の方もよく気が付く方で、とても快適。お席も広く居やすかったです

ふう・・お腹がいっぱいだね、Ren・・


(投稿者/Sakura)



スメターナ

2011年08月08日 | グルメ
こんにちは、Renです。
今日はロシア料理の店「スメターナ」をご紹介したいと思います。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~cmetaha/index.html

この店は、僕たちが結婚する前から何度も通っている、僕たち夫婦が最も気に入っている店の一つだったりします。
店内にはロシアの民謡が流れていて、マトリョーシカをはじめとするロシアグッズがたくさん置いてあって、とっても良い雰囲気。
ロシア料理の知識が全然ない僕たちは、だいたいいつもコース料理を注文します。

僕たちが一番多く食べるのは、「スメターナコース」。
コースの内容は、

○前菜の盛り合わせ2品+ブリヌイ(薄いパンケーキ)
○グリヴィー(小さいつぼ焼き)
○ボルシチ(スープ)
○ガルブッツイ(ロールキャベツ)
○フレープ(ライ麦パン)
○アイスクリーム
○紅茶 または コーヒー

です。
全部とっても美味しいのだけど、Renが特に好きなのが、グリヴィー。
つぼの上にパイが被さっていて、



パイを取ると、


中に濃厚なクリームシチューが登場します。
具は、たくさんのきのこ。


パイにこのシチューをつけながらいただきます。
パイ、シチューをそれぞれ独立して食べてもすごく美味しいし、パイにシチューをつけてもめちゃくちゃ美味しい。
シチューは濃厚だけれどしつこくない味、パイはバター味がしっかりついているもの。
この味をうまく言葉にできないのが残念ですが、とにかく美味しいんです。
これはたくさんの人たちに是非味わっていただきたい。

もちろん、他の料理も素晴らしくて、中でもSakuraは前菜が一番好き。
少し甘いブリヌイにサワークリームを塗って、ちょっと酸味のあるカプスタ(キャベツの酢漬け)を包んで食べたときの味のハーモニーは絶品です。

メインに行く前のこの二つの料理だけでも、この店に行く価値はあるんじゃないかと思います。
(もちろん、メインもすっごく美味しいんですよ。)

それから、今日はオーダーしなかったのだけど、忘れてはいけないのが、グルジアワイン「アラザニ」の白。
僕はこのワインよりも美味しいワインにまだ出会ったことがありません。
(そんなに高いワインを飲んだことはないからかもしれないけれども。)
とっても甘いので、甘いワインが苦手な人はダメかもしれませんが、この店に来たら是非一度試してみるといいんじゃないかと思います。

料理もお酒も、他ではなかなか味わえないようなものばかり。
店の方もすごく丁寧に接してくださるし、豊富なロシア料理に関する知識でこちらの質問に答えてくださいます。
難点は、全体的にちょっと値段が高めなので、そんなに頻繁に通うことはできないことくらいでしょうか。

・・・書いていたらまた食べたくなってしまいました。
次はアラザニも飲もうっと♪


(投稿者:Ren)