SakuraとRenのイギリスライフ

美味しいものとお散歩が大好きな二人ののんびりな日常 in イギリス

Edinburgh旅行(2013年9月23日~26日)3日目

2013年09月28日 | 【イギリス生活】旅行
3日目は前日よりもさらに天気が悪かったため、ホテルから傘を借りて出かけました。
朝食はSakuraも書いていたとおり、「Loudons cafe」で。
実は僕たちが泊まったホテルも朝食はあり、口コミを見ると「朝食が美味しかった!」みたいなことがたくさん書いてあったのですが、一人£8.5もするのでやめておきました。

まず出かけたのが前日のご夫婦におすすめされたSt.Mary's Cathedral。
「とってもきれいな教会で、中にも無料で入れますよ」と言われてたのですが、期待をはるかに上回る見事な教会でした。


イギリスに来ていろんな教会を見ていていつも気になっていたのが、多くの教会の横に作られている小さい部屋。
時々「Lady Chapel」みたいな名前がついているので、「男女差別が厳しかった時代の遺物かな」みたいに思っていましたが、前日に訪れたCanongate Churchで係りの人に聞いてみたところ、
「あそこは静かな祈りの場所。戦争で亡くなった人のためにお祈りする場所で、よく夫や息子を亡くした女性が来るから、「Lady Chapel」と言われることもある」とのこと。
一つ賢くなった瞬間でした。

ここ、St.Mary's CathedralにもLady Chapelがありました。



さて、この日の目標は前日のAdam Smithさんのお墓に続いてDavid Humeさんのお墓を発見すること。
ちなみに、Sakuraは興味がなかったようで載せてくれませんでしたが、アダム・スミスさんのお墓はCanongate Churchの敷地内にひっそりとあります。


Renは不勉強にも存じ上げなかったのですが、夭折した詩人、Robert Fergussonさんの銅像&お墓もここにありました。
Edinburghはスコットランドの文化の中心地だったようで、いろんな詩人・文学者がここで活躍していたそうです。(ガイドブックによれば。でも、Renは文学に疎すぎてほとんど知らない。。)

閑話休題。ヒュームさんのお墓はCalton Hillの近くにある、という情報をどこかで入手したため、とりあえず行ってみることにしました。
われらがRobert Adamさんが設計したNew Townを雨の中歩いて行きました。
(あ、「われらが」といっても、別にManningtreeの人というわけではなくて、Manningtreeの隣街のMistleyにあるきれいな建物(Mistley Tower)を設計した人ということで親近感があるだけです。)
普通のオフィスがこんなビルに入っていて、興味深い。



歩き疲れて不機嫌になったSakuraをなだめながら坂道を上ってようやくたどり着いたCalton Hill。


ここからの眺めは相当きれいらしいのですが、天気のせいなのかもともとそこまでではないのか、正直そこまで感動するほどでは…。
建築物からは歴史を感じるのですが、そういう建物があまりにもいっぱいあるからか、若干食傷気味になっていたのか。
Sakuraも書いていましたが、今回、僕たちは予習が足りなくて、一つ一つの建物にまつわる物語をほとんど知らないまま来てしまいました。
こういう観光地に来るときは予習をしっかりしてからじゃないとダメですね。

肝心のヒュームさんのお墓ですが、Calton Hillを歩き回ってもどうしても見つからない。
Hume Walkなる道があったので、どうやら本当にヒュームさんゆかりの場所らしいのですが…。
仕方がないので、工事のおじさんっぽい人に聞いてみました。

「Humeさんのお墓ってどこにあるんですか?」
「…ん?(誰だそいつ?という顔をしながら)」
「David Humeさんです。哲学者で、スコットランドの啓蒙時代の人で、(いろいろ説明)」
「よく分からないけど、そこに事務所があるからそこにいる人に聞いてみな」

事務所の人にも聞いてみました。

「David Humeさんのお墓ってどこにあるかご存知ですか?」
「ここにはありませんよ。ここにはNelsonの記念碑はあるけど。」
「そうなんですか。。ここらへんにヒュームさんのお墓があるって聞いたんですけどねー。」

すると、奥からもっと偉そうな人がやってきて、
「Humeのお墓はここではなくて、道路を挟んで少し歩いて行ったところの「Old Calton Burial Ground」にあります。でも、ただそこに埋められているだけですから…。本当は「Enjoy」(楽しんできてね)と言うところなんですけど、なんていうか…」

とのこと。

そこを目指して歩いてみたつもりだったのですが、薄暗い道をこわごわ歩いて行った先にあったのは、前日にも行ったCanongate Church。あれ??
もう歩き疲れていたので、この日はヒュームさんのお墓めぐりを諦めることにしました。
ヒュームさんと僕との縁のなさを感じた一日でした。

(投稿者:Ren)


Edinburgh旅行(2013年9月23日~26日)2日目

2013年09月28日 | 【イギリス生活】旅行
2日目の朝食はホテルから徒歩5分の「Loudons cafe」へ。(http://www.loudons-cafe.co.uk/


居心地が良かったので、毎朝ここに通ってました。(Sakuraのおすすめはスコーンと生搾りオレンジジュース。Renはベーコンとトーストのセットが気に入った模様
ここには観光客はほとんどおらず、お仕事中と見られるビジネスマンが多くいました。
タブレットPCだけ持って商談相手と落ち合い、コーヒーを飲みながら談笑・・・。分厚い資料を出す人は殆どおらず、スマートだな~と興味深く見てしまいました。
そして、スーツが似合う!洋服ってこうゆう人たちのために作られたんだなぁとしみじみ。

腹ごしらえが出来たところで、歩いて15分ほどのエディンバラ城へ。(http://www.edinburghcastle.gov.uk/


霧と雨でお城がはっきり見えず。お城の近くに行くと沢山の観光客がいて、様々な言葉が聞こえてきました。大人気の観光スポットのようです。
入場料は大人£16。(ちょっと高い気が?!)古くて歴史は感じますが、天気のせいで景観が悪く、
城内もぐるっと回りましたがあまり面白くなかったので(予習不足かも)13時の大砲を聞いてそそくさと帰ってきました。笑


13時ちょっと前になると、観光客が大砲の近くに集まってきます。大砲は一発。ぼーん!は一瞬なので、これを聞いて皆すぐはけていきました。(フラッシュモブの終わりのよう)

ランチはネットで調べて行きたいなぁと思っていた「The Mussel and Steak Bar」。(http://musselandsteakbar.com/
口コミ通りとても美味しかった!!!Sakuraが頼んだのは、前菜・メイン・デザートの中から好きなのを2皿選ぶ「2 courses」£9.95。




大満足のランチでした。

そしてこの旅で一番嬉しかったのが、このレストランで偶然隣りの席になったご夫婦と知り合えたこと
どれが美味しいかなぁ~と二人で迷っていたところ、「おすすめしましょうか?」と流暢な日本語で話しかけてくれました。
お話を伺ったところ、奥様は韓国、旦那様はスコットランドのご出身で、日本で暮らしてたことがあるそう。ランチの後、お家にまで呼んでくださいました。
こんなことってあるんですね。。出会いに感謝です。

(投稿者:Sakura)

Edinburgh旅行(2013年9月23日~26日)1日目

2013年09月27日 | 【イギリス生活】旅行
Sakuraと3泊4日でEdinburgh(エディンバラ)に行ってきました。
イギリスにやってきて初の遠出です。

行き先をEdinburghに決めたのは実は行く3日くらい前で、実はそれまではParis(パリ)に行ってこようと思っていました。
しかし、一週間前くらいに電車(ユーロスター)のチケットを取ろうとしたらかなり料金が高くて、ホテルも高級なところしか残ってなくて、泣く泣く諦めたのでした。
ユーロスターも、直前ではなくて何か月か前だとチケットはかなり安く取れるようです。
今回はどのくらいお金と時間に余裕があるか分からなかったのでバタバタになってしまいましたが、次回はもうちょっと計画を立ててチャレンジしたいと思います。
(Renの大好きな哲学者さんたちのゆかりスポット&お墓めぐりツアー@ヨーロッパをしたい!)

Edinburghは、Pre-sessionalコースのときのプレゼンのためにたまたま参照した、英国国家統計局「Travel Trends 2012」(http://www.ons.gov.uk/ons/rel/ott/travel-trends/2012/rpt-travel-trends--2012.html)で、イギリスの都市の中で2番目に訪問者数が多い都市(1位はLondon)だと発表されているのを見てからなんとなく気になっていました。
調べてみると、18世紀頃にスコットランド啓蒙思想が栄えたところで、どうやらアダム・スミスさんやヒュームさんがいたところらしい。
そして、(ネット検索で)画像を見てみると、歴史のある街並みがとてもきれい。
さらに、スコットランドに冬に行くのはたぶん無理(寒すぎる!)だから行くならいまがラストチャンスではないか。
ということで、おそらく忙しくなるであろう本コースが始まる前のこの期間を利用して、Edinburghに行くことにしたのでした。


さて、いろんな方からの情報を総合すると、Edinburghに行くには飛行機で行くのが一番安く、時間もかからないみたいなのですが、変わっていく景色を見ながら旅をするのも楽しいだろうなと思い、今回は電車で。
この国はなぜか異様に電車運賃が高く、Edinburghに行くのも結構するのですが、学生用Railcard(年間£30支払えば電車運賃が1/3オフになるという16歳~25歳用のカード。Renは25歳をはるかに超えているのですが、「Studentですよ証明ハンコ」を大学の事務所で押してもらえばこれを持つことができます。ただし、StudentはRenだけなので、これで安くできたのはRenのみ。詳しくは次のURL参照。http://www.16-25railcard.co.uk/)の利用と前売り券(乗れる電車は限られてしまうけど、運賃は3割引きくらいになる)購入の合わせ技で、かなり安くすることができました。

行きの旅程は、
Manningtree⇒Ipswich
Ipswich⇒Peterborough
Peterborough⇒Edinburgh
で、かかった時間は約6時間。(改行は乗換を示しています。)
窓から羊や牛や馬がたくさん見えました。

乗換時間が短くて、しかもいきなり「Manningtree⇒Ipswich」で7分ほど遅延されてしまった(!)ので、ちゃんとたどり着けるか不安でしたが、それぞれの乗換は目の前のホームだったおかげで大きなトラブルもなく無事に駅に到着。
前売り券だと電車と席が指定されてしまうのだけど、もし電車遅延とかでその電車に乗れなかったらどうすればいいんだろう。。

この日(一日目)は17時半に到着したので、特に観光もせず宿泊先のホテルへ。
駅からホテルまでの道(High Street)にアダム・スミスさんの銅像や、


ヒュームさんの銅像を見つけて、嬉しくなってしまいました。



僕たちのホテルは、Brooks Hotel Edinburgh(http://www.brooksedinburgh.com/)。
街中は観光客を含めて人が多くて、なんだかちょっと雰囲気が良くないなと思っていたのですが、このホテルは少し中心部から離れていて落ち着いた場所にありました(もちろん中心部は徒歩圏内)。


部屋は、そんなに広くはなかったけど、きちんとしていて過ごしやすかったです。




また、エレベータの中が本棚をイメージしたデザインになっていて、お洒落。



部屋の中にホテル周辺のおすすめレストラン&バーがいくつか紹介されていたので、この日の夕食は近くのイタリアン「Zizzi」(http://www.zizzi.co.uk/venue/index/edinburgh-quay)。
素敵な雰囲気で味もとても良かったのに、値段はとても良心的でした。
いいレストランをおすすめしてもらったなと思います。

(投稿者:Ren)

Pre-sessionalコース終了

2013年09月22日 | 【イギリス生活】学生生活
Renです。
金曜日でようやく5週間のPre-sessionalコースが終わりました。
Pre-sessionalコースは夏休み期間中に留学生向けに開講されているもので、Renみたいに英語に不安がある人たちの英語力を向上させようというものです。
大学からConditional Offer(条件付き合格:大学が要求するIELTS等の英語のスコアに達することを条件として入学が許可されるもの)をもらっている人と、Unconditional Offer(無条件合格)をもらっている人でコースが分かれていて、前者はコース終了後に試験を受けて合格しなければならないという大変なものなのですが、Renは幸いにもUnconditional Offerをいただけているのでプレッシャーを感じることなく過ごせました。

英語の勉強といっても、中学とか高校の英語の授業みたいに文法とか英会話とかをやっていたわけではありません。
この期間中にRenがやっていたことは、

・エッセイ執筆:自分の専門分野に関するエッセイ。大学院生は少なくとも5つ以上の文献を参照し、2000~2500words書く。
・ポスター発表:執筆したエッセイに関してポスターを作成し、お客さん(同じコースにいる人及びtutorの先生たち)に発表する。
・グループプレゼンテーション:身近なテーマについて3人くらいのグループでパワーポイントを使った15分の口頭発表。
・いくつかのレクチャーの受講:英語でノートを取る練習、みたいな位置づけか?
・上記のための授業:パラフレーズの仕方とか、エッセイの書き方とか、その他もろもろ。

です。

エッセイに関しては、構想段階、第一稿の提出後、最終稿の提出後と、3回もtutorialがついていて、とても丁寧に指導していただきました。
ライティングが苦手なRenは大変苦労しましたが、本コースが始まったら何本もエッセイを書かなければいけないので、とてもいい練習になったと思います。

ただ、このコースの目的として、「to help you settle quickly and cofidently into academic life」というのが掲げられているんだけど、Renは自分の英語力(特にライティング能力)の乏しさを思い知らされて、逆に自信喪失中です。。
tutorの先生にも、「おそらく君は本をたくさん読んでいる、理解力も十分にある、スピーキングも問題ない。しかし、ライティングが君のアキレス腱だ」と言われてしまいました。(いや、本当はスピーキングも問題あるんですけど。)
うーん、どうしたら良い文章が書けるようになるんだろう…。


本コースの授業が始まるまであと2週間ほど。(実際は、手続きとかがあるので今月末から大学には通います。)
そろそろ予習を始めておかないといけないですね。

(投稿者:Ren)


日本から日本食が届く

2013年09月15日 | 【イギリス生活】
早いものでイギリスにやってきて1か月が過ぎました。
イギリスの夏は短く、朝晩はコートが必須になってきました。
冬が心配です。ホッカイロ(SakuraとRenの必須アイテム!)の入手先を早く探しておかないと。


ところで、昨日Sakuraの実家から嬉しい荷物が届きました!


この懐かしいバラの包装紙は、、、高島屋!!!

そして、その中身は、、、


こちらではなかなか手に入らない日本の食品!!

胡麻とか、味噌とか、豆腐とか、切り干し大根とか、海苔とか、鰹節とか、おかゆとか、せんべいとか。
ここで見つけることができないものばかりが詰まっていて、段ボールのの中身をチェックしながら2人で商品選択センスを絶賛。
洋食大好きなRenでさえ「あさげ」の美味しさ・懐かしさに感激したのだから、日本食ラブなSakuraの感動はいかに大きかったことか。
これから大事に大事に、食べていこうと思います。

どうやらあとで伺ってみたところ、立川の高島屋さん、いや、立川の高島屋さまが、イギリスに送れるものを本店に確認してくださって、その上で高島屋さまから郵便局(EMS!)に持ち込んでくださったとか。
さすが、天下の高島屋さま。帰国した折には、高島屋でたくさん買い物をさせていただきます!!

(投稿者:Ren)

Cambridge field trip (2013年9月9日(月))

2013年09月11日 | 【イギリス生活】旅行
月曜に、大学のField Trip=遠足でCambridgeに行ってきました。
旅行ばかり行っているように誤解されそうですが、それ以外のウィークデイはそれなりに勉強していますのでお間違えなきよう。


さて、Cambrdigeはもちろんケンブリッジ大学があるところ。
ケンブリッジ大学は学生がたくさんあるカレッジのどこかに所属して生活をする仕組みを取っていて、Cambridgeの街中にカレッジが散らばっています。
それぞれのカレッジはチャペルを持っているようなのですが、特に圧倒されたのは、St.John's CollegeとKing's College。

まずはSt.John's College。
このカレッジに所属しない人でも、£5(学生は£3.5)を払えば中を見学することができます。




ゴシック建築の高い天井とステンドグラス、そしてそれがもたらす特有の宗教的な感覚。
ことばにできない感情に圧倒されて、しばらくぼーっとしてしまいました。
そういえば、ウィーンに行ったときもシュテファン寺院に感動していました。
きっと僕はゴシック建築が好きなのだと思います。

ここは中庭の景観も見事。
このカレッジに住んでいる学生さんたちは、どういうことを思いながら生活しているのでしょうか。
ここを歩きながら、オックスブリッジ出身の人たちが、自分たちは他の大学出身者とは違うという優越心を持つのも無理ないなと、余計なことを考えました。


St.John's College以上に衝撃的だったのがKing's College。
ここは見学料が£7.5(学生は£5)です。




写真でこの雰囲気をお伝えできないのが残念です。
あまりにも圧倒的で、興奮を抑えきれなくて、係員の方に思わず「信じられないです。圧倒されました!」みたいなことを話しかけてしまいました。
「知ってます。みんなそうなります。ここで合唱を聞くと、まるで天国にいる気持ちになるから合唱がある日にまた来ると良いですよ。」
うん、是非、今度はSakuraと一緒に来よう。


僕は自分の無知を恥じ、イギリスの人たちに謝らないといけません。
イギリスがこんなに素晴らしい遺産を持っている国だと思っていませんでした。
世界史の授業でイギリスについて習うことはありましたが、主なプレーヤーとして登場するのはだいたい産業革命以後。
それまではどちらかというとヨーロッパの周辺国であまり社会的にも発展していなかった、というイメージでした。
(間違っているかもしれないのですが、スタイン・ロッカンさんもイギリスを「周辺」と位置付けていませんでしたっけ?気のせいかなあ。)

僕がイギリスに留学しようと思った理由として、

・英語圏であること(僕の言語力ではまだ英語でしかアカデミックな文献は読めない)
・議会制度発祥の地であること
・EUの中にあって様々な主体と政策競争をしているため、多様な視点で政治を見つめることができそう

というようなことがあったのですが、付け加えとして、「休日に大陸に行ってヨーロッパの歴史を体感することもできる」という思いもあったことは否定できません。
イギリスにこんなに豊富に素晴らしい遺産があるなんて、まったく考えていませんでした。(ちょっと考えてみれば当たり前なんだけど、そうやってちょっと考えてみるというアイディアすらなかったんです。)
大陸に行くのも良いけれど、イギリス国内にある中世以来の遺跡ももっと観に行きたい。
ケンブリッジ大学の学生さんたちの環境の素晴らしさを羨ましく思って自分の勉強の発奮材料となったことよりも、イギリスの奥深さへの気づきを得られたことがこの旅行の最大の財産なんじゃないかと思います。


と言いつつ、街中で見つけたCambridge University Pressの本ばかり置いてある本屋さんにはどうしても嫉妬を抑えられません。


ここ、ケンブリッジ大学の学生であれば20%オフで購入できるようです。
僕の欲しいと思う本の半分以上はCambridge University Pressの本。
20%オフもしてくれるんだったら買うことのできる本の数が何十冊も増えそうじゃないですか!

ケンブリッジの学生さんたちが本当に羨ましいです。

(投稿者:Ren)

Ipswich日帰り旅行(2013年9月7日(土))

2013年09月08日 | 【イギリス生活】旅行
今日はIpswich(イプスウィッチ)という街に行ってきました。
IpswichはManningtreeから電車で1駅(Londonの反対方向)。
Colchesterから帰るときによく名前を聞いていたので、一度行ってみたいと思っていました。



Manningtreeが国立のようなところだとしたら(実際、国立によく似た街だと思います)、Ipswichは立川のようなところで、結構都会でした。(ちなみに、Colchesterは吉祥寺みたいだと思う。)
大規模なマーケットが開催されていて、お洒落な店舗もいくつかあって、危険そうな通りもあり、多様な人種の人々がたくさん歩いていました。




Ipswichに行くことを決めたのは今朝だったので観光スポットについて調べてくるのを忘れたのですが、たぶん一番のスポットは、Chirstcharch Mansionという美術館ではないかと思います。


Christcharch Mansionは、美術館の説明によれば、12世紀のHoly Trinity Prioryという修道院の跡地に16世紀半ばになってある貿易商が建てた邸宅が元になっていて、何人かの人の手を渡った後、現在は当時の調度品とともに地元ゆかりの芸術家(John Constableとか)の作品が展示されるところになっているとのことです。
この邸宅=美術館への入館料は無料で、フラッシュなしであれば写真撮影も可。


豪華な家具や服だけでなく、昔のおもちゃや楽器(ハープとか小さいピアノとか)なども展示されていて、とても興味深かったです。

美術館の外は、Christcharch Parkという、これも東京に例えるならば昭和記念公園みたいな大きな公園。


広大な敷地にたくさんの人が寝転がっていたり、ボール遊びをしていたり、犬を放し飼い(!)にしていたり、思い思いの楽しみ方をしていました。
今日は天気も良かったので、公園内を散策していてとても気持ち良かったです。


金曜日まで結構大変な課題に取り組んでいたのですが、その疲れを癒す良い小旅行になりました。


(投稿者:Ren)

郵便ポスト

2013年09月07日 | 【イギリス生活】
このあいだ、Manningtreeの隣のMistleyという街に行ってきました。
そこに郵便局があったのですが、


この郵便ポスト、国立に立っているのとそっくりじゃないですか??
そして、いま改めて写真を眺めていたら、国立のミルクトップの隣にある郵便局と風景が似ているように思えてきました。
・・・ホームシックか!??

(投稿者:Ren)

霧のManningtree

2013年09月05日 | 【イギリス生活】
昨日、夕焼けをSakuraと見ていて、ふと、朝焼けもすごく綺麗なんじゃないかと思ったSakuraとRen。
早起きをして朝日を見てみることにしました。

調べてみたところ、今日の日の出の時間は6時15分頃。
2度寝のため少し予定より遅くなったものの、なんとか6時過ぎに家を出て川へ。

しかし、着いてみると一面真っ白な世界。
何も見えない向こうの方から鳥の鳴き声が響いてきて、少し不気味でした。





まさかよりによってこの日に霧が発生してしまうとは…。
近いうちに、再度チャレンジしようと思います。

(投稿者:Ren)

Dedhamへの遠足(2013年9月2日(月))

2013年09月03日 | 【イギリス生活】旅行
今日は大学の授業の一環(というかフィールドトリップ=遠足)でDedham(デッダム(?))という街まで行ってきました。
実は今週中に提出しなければならない課題で忙しかったのでこの街についての予習は全くせず。
大学からDedhamに向かうCoach(バス)の中でクラスメートにいろいろ聞いたところ、

・どうやらJohn Constableさんという19世紀に活躍した画家が、ここの風景をいくつか描いているらしい
・Cream Teaなるものがおいしいらしい

という情報をゲット。

Renは芸術一般に疎いのですが、とりわけ絵画はさっぱりなので「John Constable」と聞いてもありがたさが分からない。
恥ずかしながら、そういえば、英国の文化についてのレクチャーが2週間ほど前にあって、そこで彼のきれいな風景画が紹介されていたなあ、というくらい。
ということは、自然がきれいな場所なんだろう、そして、クリームティー(ミルクティーとどう違うのか?)もおいしいんだろう、そういう理解を構築してDedhamに降り立ちました。

まず、Cream Teaについて。
Cream 「Tea」なのだから、何らかのクリームを紅茶に入れて飲むものだろうと思っていたのですが、正しくは「紅茶+スコーンのセット」でした。


なぜ「Cream」なのかというと、ジャムやバターに加え、clotted creamなる生クリームほどではないのだけれど濃厚で甘いクリームを塗ってスコーンを食べるからなんだとか。
そういえば上述のレクチャーの中で、しばしばTeaという言葉は「食事」という意味でも用いられる、と聞いたことを思い出しました。
肝心のTeaは、普通の紅茶でした。(とても美味しかったです。)

ただ、おそらくジャムの甘さにつられてやってきたハチ(waspというらしいです)の襲撃を受けたため、落ち着いて食事ができず。
ちょっと残念でした。


次に、ここの自然について。
この点については期待通りでした。
川沿いを片道30分くらいかけて歩いて行ったのですが、天候にも恵まれ、気持ちのいいハイキングになりました。










日本にいるときはイギリスはロンドンのイメージしかなかったのですが、こんなに自然がきれいな場所がちゃんと残っているんですね。
Manningtreeが気に入りすぎて、大学がある街(Colchester)とManningtreeにしか行ったことがないんだけど、今後はほかの場所にも目を向けていろいろ出かけてみようかなと思いました。

(投稿者:Ren)