SakuraとRenのイギリスライフ

美味しいものとお散歩が大好きな二人ののんびりな日常 in イギリス

Locorotondo旅行記(4) バロック建築の街(?)、Martina Franca

2016年10月29日 | 旅行
SakuraとRenが足を伸ばして出かけたもう一つの街が、Martina Francaです。
AlberobelloもLocorotondoの隣町でしたが、Martina FrancaはAlberobelloと反対方向の隣町です。
ここに行こうと思ったのは、『地球の歩き方』に載っている観光地であったことや、そこにMartina Francaはバロックの街で、AlberobelloやLocorotondoと雰囲気が違って面白い、というようなことが確か書いてあったからでした。
でも、実際行ってみると、雰囲気にそんなに大きな差を感じることなく、「街が大きくて、教会はたくさんあって立派だけど、(Locorotondoと比べて)人が多いだけ」というのが正直な感想でした。

違いが良く分からなかったのは建築のことが全然分かっていないためだと思います。
芸術でもなんでも、ちゃんと味わったり楽しんだりするためには知識が必要で、これまで建築様式だったり建築の思想の勉強を全然してこなかった自分の知の浅さを痛感しました。
なかなか自分の専門外の分野に手を拡げる余裕がないのだけど、このままではいけない。ちょっとくらいは勉強しよう。

さて、上記のような感想だったので、実は街並みにそんなに感激せず、写真はあまり撮っていません。
数少ない写真のうちから旧市街を撮ったものをご紹介すると、こんな感じ。





写真を改めて見てみると、確かにLocorotondoとかとはだいぶ雰囲気が違うかも。
どうして「あまり変わらない」なんて思ったのだろう。。

この街は教会がとても多くて、たくさんお邪魔してきたのですが、その中でも特に見事だったのがBasilica di San Martinoという教会です。



ちょうどこの日は結婚式が行われていて、居合わせた他の観光客の人たちと一緒に、しばし見学しました。
こういうものに出会えると、ちょっと得した気持ちになれますね。



結婚式が終わった数時間後に中に入ると、こんな感じのところでした。





イタリアの教会はイギリスのと比べて色が鮮やかですね。
これはやっぱり天候の違いなんでしょうか。

ちなみに、Martina Francaから、Locorotondoを遠くに望むことができます。



(分からないと思うので、かなりズームします。)




Martina Francaで最大の心残りは、名産のCapocolloを食べなかったこと。
マーケットにも行ったのに、なぜ買うか食べるかしなかったのか。本当にもったいなかったです。

(投稿者:Ren)

Locorotondo旅行記(3) 足を伸ばしてAlberobelloへ

2016年10月08日 | 旅行
この旅行期間中、SakuraとRenはほとんどずっとLocorotondoを散歩していたのですが、せっかくだからと思って、2か所にだけ足を伸ばしに行きました。
その一つが今回ご紹介するAlberobelloです。



この街の旧市街には、綺麗な、よく手入れされたトゥルッロがたくさん建っていますが、その貴重さからここはユネスコの世界遺産に登録されています(1996年)。
確かに、旧市街はどこもかしこもトゥルッロだらけで、この日の真っ青な空と相俟って、非常に見事な景観を形成していました。





トゥルッロの教会まであります。



日本の方にとても人気があることも肯ける、とても綺麗な街でした。
しかし、やはり観光地であるため、観光客相手のビジネスがとても発達しています。
お土産屋の方に日本語で話しかけられたり、お店の看板が日本語で書かれているものまであったりもします。
観光に訪れるにはとても良いけれども、何日も落ち着いて過ごすような場所ではないのかなと思いました。((注)Locorotondo好きのバイアスがかかっています。)

レストランも旧市街の中は観光客向けになっていますが、この街に行かれる方に是非おすすめしたいのが「Ristorante-Pizzeria 'Gli Ulivi'」(http://www.ristorantegliulivialberobello.it/



場所は、リンク先を確認していただければと思いますが、旧市街から少し離れた場所にあります。
少し歩かなければならないものの、地元の人に大人気のお店らしく、僕たちが入った後、すぐに満席になっていました。
このレストランは、出てくるものすべてが本当に美味しくて、滞在期間中いろんなレストランに行ったけれども、ここを超える料理は出てきませんでした。(それでいて、とてもリーズナブルです。)
ここに結局1回しか行けなかったことが、今回の旅行における僕たちの最大の心残りの一つだったりします。

(投稿者:Ren)

Locorotondo旅行記(2) Locorotondoのおすすめワインショップ

2016年10月03日 | 旅行
Locorotondoに行くことがあれば是非立ち寄っていただきたいのは、このワインショップです。



この店にはプーリア州で作られたワインとオリーブオイルがたくさん並んでいます。
ワイン専門店なのでちょっと入るのにびくびくしてしまうかもしれませんが、10ユーロ以内で買えるようなものもたくさんあるので安心です。

このお店では、店主のおじさんがワインやオリーブオイルについて、その該博な知識と誠実な人柄(高価なものは全然おすすめしてきませんでした!)で情熱的に教えてくれます。
唯一の難点は、このおじさんはイタリア語しか話せないこと。
でも、おじさんがゆっくりと丁寧に教えてくれるので、イタリア語レベルがまだA2の勉強が始まったばかりのlower intermediate(自己評価)なRenでも、3割くらいは理解することができました。(Sakuraは半分以上分かっていた模様。さすが!)
おじさんにおすすめしてもらって、テイスティングもさせてもらったオリーブオイル&ワインを味わう日が楽しみで仕方ありません。

不覚なことに、このお店の名前は忘れてしまいましたが、地域の名店「Trattoria Centro Storico」の隣にあります。
ちなみに、このTrattoriaでは是非、AntipastoにCapocolloを食べてみてください。
Capocolloは、Martina Franca名産の生ハムみたいなサラミですが、これは本当に絶品です。
このお店は外国人もたくさん訪れるからか、英語も通じます。

(投稿者:Ren)

Locorotondo旅行記(1) Locorotondoに行ってきました

2016年10月02日 | 旅行
南イタリアのプーリア州にある小さな街、Locorotondoに行ってきました。



実はRenにとってはこれが初めてのイタリアです。
知り合いがLocorotondoにあるトゥルッロ(この地域の伝統的な住居)のオーナーを紹介してくださったおかげで、ローマやミラノやヴェネツィアやナポリを経験する前に、この素晴らしい街に来ることができました。
(ただし、実際にはそのトゥルッロは中心部からかなり離れた場所にあって、周りはオリーブ畑&ぶどう畑で、街灯が皆無な夜は真っ暗でプラネタリウムのような星空が広がっていました。)

Locorotondo自体は日本ではそこまで有名ではないのかもしれませんが、Alberobelloの隣の駅の街なので、たまにブログでこの街のことを書いてくださっている方がいらっしゃいます。
その皆さんが、Locorotondoのことをとても綺麗な街だと紹介してくださっているので、出かける前からすごくわくわくしていましたが、来てみると想像していた以上に素晴らしいところでした。

旧市街の丁寧に白く塗装された建物と、綺麗に掃除された街路と、丹念にケアされた植物と、南イタリアの陽光が組み合わさった素晴らしさはとても写真では伝えきれませんが、いくつか貼り付けだけしておきます。









迷路みたいな旧市街の小路のどこに行っても綺麗で、毎日Sakuraと散歩しても飽きませんでした。
また、ここはただ綺麗なだけではなく、素晴らしく安全でもあります。
僕たちはその街の安全度を、人々の歩く速度やバッグの持ち方で判断していますが、ここでは夜中でも人々がバッグのファスナーを握りしめないでゆっくり歩いていました。(ちなみに、子どもたちも夜中まで遊んでいます。)

ここをAlberobelloのついでに訪れる方がどうやら多いようですが、それはあまりにももったいないことだと思います。
むしろ、Locorotondoをメインにして、ついでにAlberobelloに行くプランの方が良いんじゃないかとすら思います。

次回は、そのLocorotondoにおけるmust-goなお店をご紹介します。

(投稿者:Ren)

ウィーン旅行記(4・完)

2011年11月07日 | 旅行
Renです。かなり間が空いてしまいましたが、ウィーン旅行記を書きます。
そろそろウィーンに行ってから3ヶ月が経とうとしてしまっているのに、いつまでもこの話題ばっかり書いているわけにもいかない(し、そろそろ記憶もだいぶ曖昧になってきた)ので、今日で一旦この話はおしまいにしようと思います。
今日はウィーンに行くにあたって、「予習」した本の中から、特に参考になったと思う本をごく簡単にご紹介したいと思います。


○広瀬佳一・今井顕編著『ウィーン・オーストリアを知るための57章【第2版】』(明石書店、2011年)

オーストリアの歴史や政治制度、経済から文化まで、様々な分野についてバランス良い解説を提供してくれます。
また、2011年4月に出版されたばっかりなので、最新の動向が反映されています。
ガイドブックを読んでいてもなかなか手に入らない「ウィーンのいま」についての知識があったおかげで、ウィーンをより深く味わうことができたように思います。
ガイドブック以外に読む本を1冊を選ぶとしたら、この本がいいんじゃないかなと思います。


○饗庭孝男・加藤雅彦・小宮正安・檜山哲彦・西原稔・伊藤哲夫・平田達治『ウィーン――多民族文化のフーガ』(大修館書店、2010年)

建築や音楽、文学等といった文化の側面からウィーンを紹介する好著です。
この本が注目するポイントはウィーンが多民族文化の都であったという点。
多様な文化がここに流れ込む中で、それらが融合しヨーロッパの文化をリードしていくことになった様子を様々な専門分野の執筆者によって描いていきます。
ウィーンといえばやっぱり文化だよね、という人におすすめです。


○田口晃『ウィーン――都市の近代』(岩波新書、2008年)

ウィーンという都市がどのように形成されてきたか、近代に焦点をあてて、政治史のアプローチで解き明かす本です。
「サブカルチャー」というヨーロッパ政治史の概念がほとんど何の説明もなしにいきなり登場していて、こういう分野をあまり知らない人には不親切なのではないかなと思ったりもするのですが、この都市(や都市政策)をめぐるちょっと前の政治が大変活き活きと描かれています。
実はウィーンには過去の偉大な市長さんの銅像があったりもするので、この本を読んでおくと、「あ、これこれをしたあの人だ」って楽しめたりするんじゃないかなと思います。
この本は、政治や歴史に興味のある人におすすめだと思います。
歴史に興味のある人には、江村洋『ハプスブルク家』(講談社現代新書、1990年)も入門書として良いと思います。


せっかく旅行に行くのだから、ガイドブックだけしか読まないというのはもったいないと思います。
旅行先についてより深く知った上で旅行すると、観るポイントがそれまでとは違ってくると思いますし、こういう機会を利用して普段読まない本を読むことは自分の世界を広げることにもつながって一石二鳥ではないかと思います。
これまでの旅行記ではウィーンについての周辺的な情報ばかり書いてしまったように思いますが、上に書いた本は本質的な内容を紹介してくれていますので、ウィーンに行こうかなと思う方は上記の本も読んでみてもいいんじゃないかなと思います。


(投稿者:Ren)

ウィーン旅行記(3)

2011年09月25日 | 旅行
こんにちは、Renです。
今回もウィーン旅行記を書いていこうと思います。
今日のテーマは、「シーズンオフのウィーン音楽事情」。
こういうテーマは本当はSakuraのほうが的確なことを書いてくれると思うのですが、素人の目も必要かなと思うので、僕が書いてしまおうと思います。

僕たちがウィーンを訪れた8月中旬~下旬は、音楽はシーズンオフでした。
ウィーンフィルのコンサートもオペラも何にもやっていません。
でも、ウィーンは音楽で溢れていました。

ウィーンには毎日夕方くらいになるとストリートで音楽を奏でる人が現れます。
本格派の中には、若者数人のグループで弦楽&木管でクラシック音楽を奏でる人たちやアップライトピアノを持ってきてショパンを情熱的に弾く人、バイオリンで美しい音色を響かせる人などもいました。
もちろん、そうじゃない人たちも結構いて、微妙な歌声を披露してくれたおじさんとか、レストランの近くでアコーディオンを鳴らして、あとから「お金を貰って音楽をやってるんだ」とお金をせびる青年とかも。
このように質はバラバラだったけど、ウィーン中心部にいるといろんなところで音楽を聞くことができて、音楽に困るということはありませんでした。
音楽が文化として根付いているんだねーってSakuraとよく話していました。

この点で一番びっくりしたのは、ある広場近くを散歩していたらそこにワルツが流れていて、たくさんの人たちがリズムに合わせて躍っていたこと。
彼ら彼女らはお金のためじゃなくて、ただ楽しむためにワルツを踊っていました。
文化が根付いているというのはこういうことを言うのかと、理解しました。

また、シーズンオフのこの期間、ウィーン市庁舎前の広場で毎晩フィルムコンサートが催されていたことを触れないわけにはいきません。
ものすごく大きなスクリーンにちょっと前にやっていたクラシックやジャズのコンサートやオペラが適切な音量で上映されるのです。
そこにはイスがたくさん並んでいて、自由に座ってそのコンサートたちを楽しむことができる。

面白いなと思ったのは、このフィルムコンサートには若者からお年寄りまで本当にたくさんの人が来ていたのだけど、スクリーン前に並べられたイスが全席埋まることはなかったことです。
みんなどこにいたのかというと、近くのベンチで友人とお酒とおつまみを飲み食いしながらしゃべっているか、たくさん出ている屋台からいろんな食べ物・飲み物を買って、仲間で盛り上がっていました。
きっと若い人なんかは、フィルムコンサートに行くことを口実に、仲間で盛り上がったり、デートしたりしてるんでしょう。(みんなコンサートなんか聞いてませんでしたし。)
なんというか、日本の花火大会に近い楽しみ方をしているのかなと思いました。
こういうところはどこの国でも同じですね。

さて、ウィーンの音楽事情を語る上である意味欠かせないのが、これから述べる「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」です。
昼間、オペラ座の周辺にはモーツァルトに扮した人がいっぱいいます。
彼らは観光客と思しき人を見つけると、必ず声をかけてきます。
そして、こちらが日本人だと分かると「コンニチワー」とか「スミマセン」とかと言ってきます。
彼らに応じて足を止めてしまうと大変です。
チケットを売ろうとガツガツ来られてしまいます。
その中の一つが、この「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」のコンサート。

このコンサートの売りは、オーケストラ団員たちが「モーツァルト時代の様式」の鬘&コスチュームで演奏を行うことと、コンサート会場が楽友協会ホールというすごく豪華なところであること。
http://www.mozart.co.at/index_jp.htm
面白そうだなと思って、ホテルでチケットを取ってもらって(偽モーツァルトたちからは買いたくなかった)、このコンサートに行くことにしました。

コンサートには、たくさんの観光客。
会場の楽友協会も大変美しいし、席に案内してくれる方も豪華なドレスを着ていて、気分を盛り上げてくれました。
ただ、コンサート内容は、、、正直、微妙。。
クラシックど素人のRenでも凡庸に聞こえてしまう演奏でした。(決して下手というわけではない。)
これはクラシックのコンサートを聴きに行くというよりもショーを観に行くという気持ちで行くべきだと思います。

実際、ショーとして観た場合、このプログラムはとても楽しかったです。
演奏される曲は誰もが知っている有名な曲ばかりだったし、指揮者をはじめとして出演者はコミカルな動きを取り混ぜながら観客を楽しまそうとしてくれます。
楽友協会で音楽を聴くというのはなかなかできることではないので、このコンサートに行って損をするとまでは言えないんじゃないかなと思いました。
ただ、Renはここに行った後、「今度は絶対シーズン中に来よう!!」って思いました。


おまけ。
偽モーツァルト対策。
コンサートの翌日以降に彼らに会ったとき、「そこならもう行ったよ」と言うようにしたら、殆どの人がすぐに退いてくれました。
他の街でもそういう人に会ったら、「昨日行きました」とか「もう行った」とかととりあえず言ってみるのも手かもなと思いました。
ただし、「いやいや、これは違うコンサート(君が行ったコンサートとは違うもの)だよ」と切り返してくる人もいたので、万能の言葉ではなさそうですけどね。


(つづく、かな。)


(投稿者:Ren)

ウィーン旅行記(2)

2011年09月17日 | 旅行
前回からだいぶ空いてしまいましたが…、ウィーン旅行記(2)を書きます。
今日のテーマは「ウィーンのスーパー」についてです。

僕たちが宿泊したホテル「アストリア」があったウィーン中心部には、日本にあるような自動販売機やコンビニエンスストアが見当たりませんでした。
僕たちがウィーンに行ったのは8月中旬で、僕たちにとっては意外なことに連日30度を超える暑さでした。
夜もクーラーがない部屋だったので、汗びっしょりになります。
喉が渇いて仕方がなかったので、ホテルのフロントで聞いてみました。

「水を買いたいんだけど、ここらへんにスーパーとか、そういうお店ってあります?」
「ケルントナー通りを大きな教会の方向に歩いて、マックがあるところで右に曲がったところにありますよ」
「結構かかりますか?」
「5分くらいですよ」

そんな会話をして、スーパー探しに出発。
ここで僕たちはある致命的な失敗に気付きました。
・・・スーパーの名前を聞くの忘れた。
ウィーンには、西友とかオリンピックとかダイエーとかは、もちろんありません。
名前が分からないので、看板を頼りに店を探すということができなくて、大変でした。

僕たちがなんとか発見したスーパーの名前は、「BILLA」。
この「BILLA」さん、結構大きなチェーンなのでしょうか、ウィーン滞在中にいくつも発見し、大変お世話になりました。
写真も撮ってきたのですが、容量オーバーでここに貼り付ける事ができないため、URLを載せておきます。
http://www.billa.at/Layouts/dd_bi_hauptseite.aspx?pageId=125418&folderid=123

さて、「BILLA」にたどり着いた僕たちは早速水を購入しようと思ったのですが、ここには水が3種類置いてありました。
「prickelnd」と「mild」と「ohne」と。
ガイドブックには、水は炭酸入りのものもあるので買うときに注意しよう、みたいなことが確か書かれてあったのですが、炭酸入りのものと炭酸なしのものをどうやって見分けられるかという肝心な情報が書いてありませんでした。

ドイツ語を解さない僕たちが迷った挙句選んだのは「mild」。
他の二つはどういう意味か分からないけど、「mild」って書いてあるんだし、炭酸なしの、マイルドな味なんだろうな、と根拠もなく考えたのでした。
お会計を済まして、店を出て、早速ペットボトルのふたを開けてみたら、「プシュ」となにやら空気の抜けるような音が。
「mild」とは、炭酸の度合いがmildだよというような意味だったようです。

炭酸なしの水は「ohne」です。
炭酸入りの水が苦手な方は、これは是非覚えておくといいんじゃないかなって思います。
ちなみに、prickelndは3種類の中で一番炭酸がきついものの由。
最初にこれを選ばなくて良かった。

水については、レストランとかでは、「non-gas」とか「without gas」って言えば炭酸なしのをくれます。
炭酸入りの水が苦手なRenには理解しがたいのですが、どうやらあそこでは水には炭酸が入っているのが普通のようなので、注文するときは注意した方がよさそうです。
もっとも、だいたいのところは親切に、「With gas, or without gas?」って聞いてくれるんですけどね。

水についてもう少し補足すると、やっぱり日本でよく出てくる水とウィーンで飲んだ水とは味が結構違っていました。
トランクのスペースに余裕があるのなら、日本からお茶とか水とかをいくつか持っていくといいかもしれません。
さすがに滞在中に必要なお茶・水を全部持っていくのは現実的ではないと思いますが、たまに、あちらの味に疲れたときに飲むと、とっても安心します。
Sakuraが500mlのペットボトルのお茶と水をそれぞれ2本ずつトランクに入れておいてくれて、すごく助かりました。


(つづく、つもり)


(投稿者:Ren)


ウィーン旅行記(1)

2011年08月29日 | 旅行
こんにちは、Renです。
少し前に書いたと思いますが、僕たちはウィーン(オーストリア)に行ってきました。
オーストリアはフランスやイタリアと比べて情報量が少ないので、僕たちはいろいろネット等で気候とか習慣とか気をつけるべきこととかを調べてからウィーンへ行きました。

多くの情報はとても有益で、そのおかげで助かったなーと思うことがたくさんありました。
今度は我々がそういう情報を提供しなければ!と思う気持ちもあって、これからウィーンで起こったことを、何回かに分けて書いていこうと思います。
これからウィーンに行こうと思っている方々にちょっとでもプラスになれば幸いです。

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さて、ウィーンと言えば、皆さん何を思い浮かべられるでしょうか。
モーツァルトやベートベン、シューベルトのゆかりの場所、ウィーンフィルがあるところ、ハプスブルク帝国の首都であったこと、いまは永世中立国であること、グスタフ・クリムトを代表とする世紀末芸術が栄えたところ、ウィトゲンシュタインがいた街、カフェがたくさんあるところ、などなど。
僕たちがまずウィーンと聞いて思い浮かべたのは、やはり、そこは音楽の街であるということでした。
なんでも、Sakuraによれば、ウィーンのオペラ座は、「世界三大オペラ座」の一つらしい。
そんな本場でオペラとかクラシックが聴けたらいいな!そう思って、ウィーンへの憧れがスタート♪

と、ここで、クラシック音楽をご存知の方はお気づきになったのではないでしょうか。
「あれ、いま、シーズンオフじゃないの?」と。
もちろん僕たちも(Sakuraは最初からかもしれないけど)すぐにそれに気付きました。
しかし、お休みを取れたのがよりによってこの時期だったのです。
ウィーンフィルのコンサートやオペラには行けないけれども、でも、ウィーンには行ってみたい、ウィーンは音楽だけじゃなくて他にも素晴らしい面がたくさんあるじゃないか、それに、そもそもSakuraはフランスやイタリアやドイツには行ったことある(Renは今回が初ヨーロッパ)し、Renだってこの時期以外に夏休みを取れるとは限らない(もし取れなかったら、ハネムーンはまたおあずけになってしまう!!)し・・・。
というふうにいろいろと考えて、やっぱりウィーンに行くことにしたのでした。

結論から言うと、この時期だったけど、ウィーンに行って本当によかったです。
ウィーンにはまた行きたいと思います。
毎年、あるいは隔年で訪れてもいいかもしれない。
ただし、今度はオペラのシーズン中にして、オペラを観に行きたいけど。

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そろそろ本論に入りましょう。
僕たちがこの旅行中に泊まったのは、HOTEL ASTORIA(アストリア)。
http://www.austria-trend.at/hotel-astoria/en/
なんとなんと、4 つ星ホテルです!

資産家でもなく、高額所得者でもないSakuraとRenがなぜこんなホテルに泊まれたかというと、、、
旅行会社でチケットを取るときに、ツアーではなくて航空チケット+ホテルのみのプラン(これを「プラン」と言って良いかはわからないけど。)にしたのです。
もちろん、空港からホテルへの送迎もお願いせず。
こうするとだいぶ安くなるのですが、これで浮いたお金をホテルのグレードアップに使ったというわけでした。

このホテル、口コミサイトではあまり評価が高くなかった(旅行前に読んで、「せっかく奮発したのに」って落ち込みました。)のですが、僕たちの印象はちょっと違ったので、これから泊まられる方もいらっしゃるでしょうから、今日はこのホテルについて少しだけ書こうと思います。


まず口コミで複数書かれてあった、「ホテルの受付の人が感じ悪い」について。
僕たちはホテルの人に本当に親切にしてもらいました。
スーパーマーケットの場所を教えてもらったり、日本に手紙を代わりに出してもらったり、「コンサート」のチケットを取ってもらったり、ザルツブルクへ行くこと(結局行かなかったけど)について相談に乗ってもらったり。
そのすべてにおいて、親身な対応をしてくれました。
こちらが何をしてほしいかをちゃんと伝えること、挨拶をきちんとすることの2点(どちらも当たり前のことなのですが、僕たちと一緒に泊まっていた日本人と思われる方々がそれをできていなくて、そのせいかホテルの人とのコミュニケーションに困っているように見えました)を気をつければ大丈夫なんじゃないかと思います。

それから、「朝食ビュッフェの種類が少ない」という意見について。
種類の多い少ないは主観的なものなので、そういう意見もありうるのかなーとは思いましたが、僕たちは特に少ないとは感じませんでした。
むしろ、新鮮なフルーツが充実していて、ハムやチーズの種類も多くて、日本人には嬉しい焼き魚まで用意してあって(Renは洋食が好きなので食べませんでしたが)、僕たちは大満足でした。
このホテルにはいろんな国から宿泊者がいるので、食べ方とか取るものとかを見るのも楽しかったです。

口コミで確かにそうだったなと思うのは、「クーラーがないから暑い」という意見。
朝窓を開けるととってもさわやかな空気が入ってきて気持ち良いのですが、さすがに寝ているときに窓を開けっぱなしにするのは抵抗があって、僕たちも窓を閉めて寝ました。
確かに寝苦しかったです。
真夏にこのホテルに宿泊される方は注意が必要かもしれません。

立地がとてもよく(観光スポットがたくさんある、ウィーンの中心部に位置)、ホテルの人もとても親切で、朝食も美味しい。
アンティークなエレベータや調度品たちも見逃せません。
クーラーが部屋についていないという難点を除いては、すごくいいホテルでした。
また泊まりたいなと思います。
これからアストリアに宿泊される方は安心なさってくださいね。

(つづく、と思います)


(投稿者:Ren)

下田大和館

2010年03月18日 | 旅行
こんにちは、Renです。
この前、Sakuraと二人で下田に旅行に行ってきました!
ひそかに新婚旅行だったりします。
そう、実は、最近僕たちは結婚したのでした。
ヨーロッパとか南国リゾートみたいな凄いところには行けないので、「ハネムーン」ではなく「新婚旅行」。

下田はペリーがやってきたところとして有名なのですが、大河ドラマの影響でしょうか、「下田龍馬伝」ののぼりがいっぱいありました。
下田は勝海舟が山内容堂と会って龍馬の脱藩が赦免された地みたいで、「龍馬飛翔の地」という紹介をたくさん目にしました。
幕末のエピソードがいっぱいあるところはいいなって思います。
Renの出身地は幕末にほとんど何にもしなかったので、ちょっと寂しいです。
そんなこんなで、風情のある街や港の景色を満喫した二人でした。

さて、僕たちが泊まったのは「下田大和館」。
http://www.shimoda-yamatokan.co.jp/
この旅行を決めたときに、旅行会社の窓口の方がおすすめしてくれてここを選びました。

旅館に着くと、一面にきれいな海の景色が見えるロビーに通されてウェルカムドリンク(お茶)&お菓子。
おいしいお出迎えで二人とも大感激でした。
でも、ここで何よりも素晴らしいのは貸切の温泉。
http://www.shimoda-yamatokan.co.jp/hotspring/spa_villa.html
きれいな露天風呂を、有料だけれども貸切することができて、とっても贅沢な気分を味わえました。
夕食も朝食もすごく美味しくて大満足。
「ここにしてよかったね~」と二人でうっとりな一日でした。
ここをおすすめしてくださった旅行会社の方にも感謝したいなと思います。
是非また利用したいなと思う宿でした。

冒頭にちょこっと書いたのだけど、僕たちはヨーロッパとかにはまだ行けてません。
仕事を頑張って、お給料をいただいて、お休みをいただいて、早く「ハネムーン」が出来るようにしたいなって思います。
もうちょこっと待っててね、Sakura。


(投稿者:Ren)


塩原温泉 ホテルおおるり

2009年06月24日 | 旅行
こんばんはSakuraです。

この間、塩原温泉の「ホテルおおるり」http://www.ohruri.com/に行ってきました。

おおるりグループのホテルには何回か行きましたが、
私は一番ここが好きでした。

おおるりは、えっこんな値段で良いんですか・・・?ってゆう料金で、
行く度に驚きがあるんですけど(良いとこも悪いとこも。笑)
やっぱり、良いとこは
温泉ですよね

ここにも貸切があって、その他にも大岩風呂(だっけ・・)っていう、おおきくて気持ち良い温泉もありましたし、
木で出来た和風な感じのお風呂もありました。

ご飯とかはやっぱり「超おいしいっ」って訳ではありませんが、
バスと宿と2食付いてのお値段ですので、いつもSakuraは満足です。
みんなでわぁわぁやりたり(プラス温泉があればなおよし)な人なので(笑)

バスが付いてるのが良いよね。乗ってればホテルまでつけてくれるし
バスはその時によって(人数によってかな?)大きかったり幼稚園バスみたいだったり(笑)
新しかったり古かったりしますが、今回は新しくてキレイなバスだったので、その点も良かった◎

それと・・何気に人情劇が付いてるとこがツボだったり
付いてるホテルと、ないホテルがあるんですけど、塩原はありました。
おじいちゃん達にまぎれて、観賞するSakuraご一行。
おおるり初体験の友達は、固まってました
私も初の時は同じ反応でしたが、今回はちょっと「面白いなぁ」と思っちゃいましたよ。
まさか、人生で人情劇を観られる機会が来るとは・・・・・!

おおるりの中でも、時々サービスが悪いなぁと思うホテルはありましたが、
今回はみなさん(バスの人とかホテルの人とか)感じが良くて、楽しい旅行が出来ました。

お手軽ですので、ちょっとブラリには良いと思います


(投稿者:Sakura)