錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

再び大雨洪水警報

2020年07月27日 | 雑記(ひまつぶし)

今日は梅雨明けをした沖永良部島から帰って2度目となる大雨警報(警戒レベル3)が発令されています。
はぁ~
マジ憂鬱。
そして・・・
そんな事もあってか強制採卵で得られる卵の数が上がらない。
アオタテハモドキはフライト直前に捕獲したので問題は無いと思うけど、コノハやツマベニは捕獲からの日数が随分と経過しているので、今回の結果はどうなることやら・・・
そろそろ梅雨は明けてくれないかなぁ。

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同時進行で・・・・

2020年07月26日 | 昆虫・植物

先の沖永良部島に限らず、チョウを追いかけネットを振ると必ずスレやカケのある個体が混じる。
だから・・・
滞在中には、それらと同時進行で採卵も行っていました。
で、その一つが白いナガサキアゲハ。


ただ、採卵を始めたのが島へ到着して3日目だったので、ご覧のように早くに産卵された卵は既に孵化を始めています。
もちろん、新たな母蝶が今でも産卵を続けていますが・・・


そして、もう一つのがシロオビアゲハ。
ただ、こちらは採卵を始めた初日で60卵を得たので母蝶は捕獲した場所へと放しあげました。


で、最後にツマムラサキマダラ。
こいつは孵化が早い。
そして、先に孵化した幼虫は葉を食すことなく他の卵を喰らう。
それも狙っていたかのように・・・
まぁ、この手のチョウは他のチョウに比べると比較的に成長が早いこともあって、競争相手は卵のうちに始末しちゃうんでしょうね。
まぁ、そんな悪癖から孵化を前に1卵ずつ仕分けをするのですが、それでも油断すると兄弟の卵ですら齧ってくれてて残った数は半分ほどに減ってしまった。
そんでもって・・・・
ここ福岡へと帰った今は、追加分のナガサキアゲハの他にコノハチョウ・アオタテハモドキ・ツマベニチョウの強制採卵を行っています。

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エラブシュリマイマイ

2020年07月26日 | その他の生き物

湿度の高い場所でヒラタクワガタ用のトラップを仕掛けるとマイマイ(かたつむり)が良く集まります。
そして先の沖永良部島では、このエラブシュリマイマイ(Satsuma mercatoria okinoerabuensis)がトラップの匂いに誘われてワラワラと集まってくる。
要するに『飛んで火に入る夏の虫』じゃないけど、立派なサイズのエラブシュリマイマイが苦労することなく手に入るって分けなのです。


しかーし!
広東住血線虫症の一件もあり迂闊には手を出せない。
だから素手での接触は避けて、その後の手洗いも必要となる・・・
で、そうやって得たエラブシュリマイマイはというと、今は中の軟体部分を抜き取って乾燥中。
マイマイ(かたつむり)は飛んだり泳いだりは出来ません。
だから川や海、そして高い山などで隔離されてしまうと、その地域で独特の進化を遂げるのでマイマイの仲間は面白いのです。
と、言うことで・・・・
今回の渡航で得られたエラブシュリマイマイもCherryのコレクションへと変わりました。

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その島には夏があった

2020年07月25日 | 放浪雑記

今月の半ばから滞在していた沖永良部島。
そして滞在初日と2日目までは雨に降られたものの、その翌日からは見事に晴れた。
青い空に白い雲・・・・
その島には間違いなく夏があった。

が!


福岡へと戻ると、そこに待っていたのは早速の雨。
それも梅雨本番のど真ん中。
はぁ~
これが現実ってかぁ?


だから、その雨は自宅へと戻っても降り続き・・・


挙句の果てには大雨洪水警報ときたもんだ。
隣島のコロナがなければ、もっと滞在できてたはずなんだけど・・・・
だから、あの島へと戻りたい。
今、すぐにでも戻りたい。

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那覇~福岡( OKA -FUK )

2020年07月25日 | 放浪雑記
那覇空港へ到着して1時間と40分ほどを空港内で過ごす。
が!
ここで問題が・・・・
JACのATR42-600から降り、次の搭乗口へとバスで向かったものの待っていたのは階段。
重いバックを抱え、そこへマスクをして階段を登ったものだから体が限界を超えてしまった。
でも、もう少しだからと頑張ってみた。
みたけど・・・・
無理だった。
足が前へと出ない。
いや、それどころか立ていることすらできない。
で、到着ロビーの隅でヘタり込んでいたら、たまたま居合わせた警察官がグランドスタッフを呼んでくれた。
まぁ、その後は搭乗便を変更するか、それとも病院へと救急搬送かと一騒動あったけど、上手く薬が効いてくれたので予定の機を待つことに・・・


ただ、そんな状況だったものだから予定時刻の14時50分までがメチヤメチヤ長い。
普通であれば近くの売店で何かしら美味しいものでも食べたり飲んだりして時間つぶしができたんだろうけど・・・
でも、そのおかげがあって搭乗予定のJTAの058便が那覇空港へ到着する頃には随分と体が楽になった。


まぁ、いろいろとあって大変だったけどCherryを乗せたJTAの058便(B737-800)は何事もなく那覇空港を離陸。


で、沖縄の北部を通過する頃になると機窓からは大きな積乱雲が見えた。
時間的に、この積乱雲の下では夕立みたいな雨が降っていたのかもしれない。
コロナの問題さえなけれは、もっと滞在していたかったのに・・・・


そして、これから暫くは快適な空の旅。
なーんて言っているのも束の間・・・・


時間が経過するとともに外は白い雲に覆われてしまう。
そういえば奄美地方までは梅雨明けしていたけど、九州の梅雨明け宣言は未だだったもんなぁ・・・・


たた、こうなると目的地の福岡空港も近くなり搭乗機は次第に高度を下げていく・・・・


すると、これまで真っ白だった世界から雲の下へと出て福岡の街並みが見えた。
こうなると、あと数分もしないうちに目的地である福岡空港へと着陸すると思われるのですが、機窓には雨が伝うように跡を引いている。
と、言うことは・・・・
外は雨が降っているのね。
一時間ほど前は青空が広がり夏本番の様相だっのに梅雨の真っただ中へと逆戻り。
でも、住み慣れた土地が一番です。


そして・・・
最後になりますが沖永良部ならびに那覇空港のグランドスタフや声掛けを頂いた警察の方々へ、本当にお世話になりました。
ただ、これで安心はできません。
これから1週間ほどを過ごす中で熱や咳の症状が出なければ、本当の意味での良き旅になるのだと考えています。

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沖永良部~那覇( OKE-OKA )

2020年07月25日 | 放浪雑記
いやぁ、先の見えないコロナ禍の中で施行されたGo To トラベル キャンペーンもあってか隣島の与論島では12名の方が新型コロナに感染したと発表された。
で、その島との距離は30kmと近く、物資だけでなく多くの人か旅客貨物船(フェリー)で移動している。
そうなると・・・・
ここで感染防止策の強化を図らないと島を跨いでの感染拡大も時間の問題。


だからじゃないけど、Cherryは沖永良部空港からJACの3716便で沖縄の那覇空港へと向かうことにしました。
簡単に言えば島からの避難っていうか脱出ですね。


そして、搭乗した双発機のATR42-600は予定通り定刻の12時25分に沖永良部空港を離陸し那覇空港へと向けて飛び立った。
ちなみに、ここは和泊港の上空。


で、離陸から30分ほどするとJACのATR42-600は沖縄本島上空を飛行し、その後は大きく迂回するように那覇空港へと向けて飛行し・・・・


那覇空港の駐機場でATR42-600を降り、この後に那覇から福岡までの搭乗口へと向かったのでした。

・・・・・ 那覇~福岡( OKA -FUK )へと続く

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案の定

2020年07月25日 | 放浪雑記

このシーンは今月17日に搭乗した飛行機から降りるところを機内後方から撮影したもの。
感染防止の観点からソーシャルディスタンスを保ちなから降りるよう機内アナウンスがされたにも関わらず、一斉に出口へと向かう。
機内では小さな子供が座席に座って順番をまっているというのに、大の大人が恥ずかしと思わないのかなぁ?
まぁ、恥ずかしいと思う気持ちがあれば、こんな状況にはならないと思うけど・・・・
おまけにさ、空港の搭乗口付近では一組のバカップルがお互いのマスクを引っ張り合って遊んでやんの。
はっきり言います。
一歩間違えると迷惑な第二の “ へずまりゅう ” ですよ。


なーんて思っていたら22日に隣の与論島で新型コロナウイルスの感染者が一人確認された。
ただ、いくら隣島といっても、ご覧のように直線距離にして30㎞と近く目視で確認できる島。
おまけに貨物を兼ねた旅客のフェリーなんてやつも毎日のように人も物も行き来している。
いやぁ・・・・
ホント、ヤバいっすよねぇ。


だから、早々に引き上げようと荷物を梱包して早めに送った。
が!
空港に離発着している飛行機はブロペラの双発機なので、送る荷物は全て船便となる。


そして、その翌日の便で、ここ沖永良部を後にしたのですが・・・・
翌日の感染者は11人に膨れあがっていた。
まぁ、これに関しては想定した通りっていうか、案の定っていう感じなんだけど、そこへきて Go To か Go Go か知らないけれどトラベル キャンペーンですか?
はっきり言って馬鹿じゃねぇの?ってね。
そんでもってよ・・・
国土交通省観光庁の役人さんに言っとくけどさ、この手の人たちって明確な罰則を設けないと持論ばかりを放って、あなた方が望む行動なんて絶対にやらないよ。
分かる?
いや、いや・・・
これが理解できるようなオツムのイイ役人だったら、この時期に感染拡大を招くようなキャンペーンなんてしないよね。
以上、Cherryの独り言でしたぁ。

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天の川 (Milky way)

2020年07月22日 | 風景

残念なことに九州は令和2年7月豪雨の中で七夕を迎え、頭上の星を見る余裕すらありませんでした。
まぁ、見上げたところで豪雨の中では何も見えませんけどね。
が!
本当の七夕は約一ヶ月後の8月25日だから、まだ期待は残されています。
ただ、内地の方では今に至っても梅雨明けの発表がされていない。
と、言うことで・・・・
少しでも皆さんに楽しんでもらおうと梅雨明けをした、ここ沖永良部から見た天の川(Milky way)をUPしてみました。
しっかし昼間は虫採りで走り回り、夜は夜でネオワイズ彗星(C/2020 F3 (NEOWISE))に天の川の撮影・・・・
はっきり言って、眠る暇などありません。

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らっきょう島のクワガタはマジ面倒

2020年07月22日 | 昆虫・植物

ここ沖永良部島に生息するノコギリクワはマジで面倒なのです。
何故ならば・・・・
内地で採集する方法とは全く違うのです。
まぁ、“百聞は一見に如かず”で上の画像をご覧ください。
2匹のクワガタが写っているのですが分かりますか?
そして、このノコギリクワガタは必ず5~6mも上の枝に止まっていて内地のクヌギ感覚で探すと手にすることは難しい。


で、この理由は細い枝から滲む樹液を吸っているのです。
要するに、ここが食事と出会いの場所なっているんですね。
ちなみにオレンジの手がオキノエラブノコギリクワガタで黄色の手がオキノエラブヒラタクワガタです。


だから地上に近い場所に、いくら美味しそうなトラップを仕掛けても確率は低い。
いや、超低い。
と、言うことで・・・・
トラップを仕掛ける場所は5~6mも上の枝。
それも大抵がクスノキ科のタブノキに限定されているので、この木を知らないと話にならない。
ただ、どうしても手に入れたい方はライトトラップをすれば入手の確率は高くなる。
しかーし!
この方法には風速や風向きに加えて月明かりなどの条件を全てクリアした上で、絶妙なポイントへ向けて光を照射しないと結果が得られない。

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ごめんなさい・・・ もうしません

2020年07月21日 | 昆虫・植物

日が明けて昨日のこと・・・
やっと奄美地方が梅雨明けしたと発表されました。
そして一昨日は、やっと届いたネットをホテルに忘れて山へと出かけたものだから、昨日はお昼からリトライですよ。
で、その結果は・・・・
Cherry特製の誘引液に負けて、もうコノハ、コノハのコノハ祭り。
そして・・・
これまではコロナの自粛でCherryは殆どネットなんて振れてなかった事も手伝ってか?、ここにきて溜まった鬱憤が大爆発。


で、日も西へと傾いたことから、そろそろ引き上げようとトラップの後片付けを済ませ三角缶の中を確認すると・・・・ へっ?
ギチギチに詰めていたはずの三角紙が20枚ほどになっているじゃないですかぁ・・・・ マジかっ!
いやぁ、ちょいとばかり度が過ぎちゃいましたね。
ごめんなさい・・・・ もうしません。
採りません!
しっかし、久々に童心に戻れたように楽しかった。
そして・・・・
一年前は普通に出かけて、普通にネットが振れて、普通に虫採りができたのがコロナという名のウイルスの出現で生活の全てが変わってしまいました。

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