錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

はい、次いってみよーーー!

2022年04月20日 | 昆虫・植物

飼育しているルリモンジャノメの目途もたったことだし『はい、次いってみよーーー!』って感じで奄美大島のフタオチョウを仕込んでみましたぁ。
ただ、こいつの飼育期間もルリモンと同様に長いんですよねぇ。
おまけに獣神サンダー・ライガーみたいな頭をしているものだから、その角が卵に引っかかって出てこれない。
バカなんじゃねぇの! ってね。

が!しかーし・・・・

フタオチョウを飼育するにあたっての問題は、ここから。
大抵チョウの幼虫は一度落ち着いてしまうと自らが吐いた糸で台座を作り移動しなくなるのですが、このフタオチョウの初齢幼虫は帰巣本能が欠落しているのか?あっちエロウロ、こっちウロウロと徘徊し直ぐに迷子になる。
これで戻れれば問題はないのですがヘタすれば餓死するまで戻れない。
だから野外においても数が増えないんだろうなぁ・・・
そこで、この爺さんは考えた。
幼虫のサイズに合わせるように飼育する容器を小さくすればイイんじゃないのって・・・


それが👆これね。
スタバのカップを二つ重ねただけの飼育容器。
中に小型のボンカップ(プリンカップ)に挿したヤエヤマネコノチチを入れているので赤い線で囲った部分が幼虫の居住域。
これだと迷子になってもヤエヤマネコノチチに必ず戻れる。
良く『クワノハエノキは食べない』とか『いつの間にか消えていた』という原因は、ここにあるんじゃないのかなぁ?
但し、これは個人的な見解であって、この方法が正しいとは断言できません。
ただ、この爺さんは幼虫が加齢するまでの期間は、この方法で飼育しています。
そんなこんで今年もフタオチョウの飼育が始まりましたぁ!

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