錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

日本にも自生するベゴニアの原種

2022年05月05日 | 昆虫・植物
皆さんはシュウカイドウ科のベゴニア (Begonia) という植物をご存じでしょうか?
そう、良く園芸店などに鉢植えで並んでいるお花ですよ。
で、そのベゴニアであるシュウカイドウの仲間は熱帯や亜熱帯の湿潤な地域に広く分布するのですが、ここ八重山でもベゴニアの原種とされる2種類が自生しているのです。
その一つが 👇これです。


その名もコウトウシュウカイドウ(Begonia fenicis)。
まぁ、ここも亜熱帯気候なのですからベゴニアの原種が自生してても何ら不思議じゃないのですが、この時期に湿潤な川沿いに沿って散策すると葉っぱに切れ込みがあるマルヤマシュウカイドや、このコウトウシュウカイドウの可愛い花を見ることができるのです。
しかし、これらは絶滅危惧II類に指定されているので写真に撮るだけにして採っちゃダメ!
絶対にダメだよ!
まぁ、与那国ではパッパ、西表ではスンと呼んで昔は食べていたらしいけど、ここまで減っちゃったら流石に無理ですね。
そして、このコウトウシュウカイドウは10月ごろまで可愛い花を咲かせてますので、もし機会があれば沢沿いで探してみられるのもイイかと思います。
ただし、サキシマハブなど危険生物に注意してね。

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