錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

羽化したイボタガの仕分け

2020年03月14日 | 昆虫・植物
ちょうど24時間前の昨日のこと、『イボタガ キタ――(゚∀゚)――!!』なーんて記事をUPした。
すると・・・
ご覧いただいている皆さんから多くの“いいね”と“応援”の後に“続き希望”を頂いた。
いやぁ・・・
本当に励みになります。
と、言うことで話の続きへと移りたいところなのですが・・・・・
その前にイボタガの場合は厄介な問題に直面します。
それは雌雄の判別。
これがヤママユの仲間とかだと触角の違いで直ぐに雌雄の同定ができますが、このイボタガの場合は触角に見られる違いは殆どない。
ならば翅形や大きさか?
いやいや、それも個体差があって直ぐには判断に困る。
ならばお腹の膨らみや形を見れば分かるだろ!
はいはい、そのとおり・・・
だけど羽化して間もない個体は雌雄ともにお腹がパンパンに膨らんでいるんですぅ。
ただ、それでも見慣れれば何となくだけど分かるようになる。
しかーし、それが確実かと問われると難しい。
そこで・・・・


この画像で比較して見てください。
上がオスで下がメス。
オスの翅に比べるとメスの翅の方が地色が濃い。
そして、腹部に見られる帯の幅がオスは太くて明瞭に見られるけれど、メスの方は細くて全体的に黒っぽく見える。
※但し、これは背部側だけの特徴で裏側では大差はない・・・・ と、言うか微妙。
だからCherryは上記の内容に腹部の膨らみ方や形状などを合わせて雌雄の判別をしているのですが、それでも判別を誤ってしまうことがあるんですぅ。
まぁ、そんな厄介なイボタガの雌雄判別ですが、それらしい個体を仕分けして5頭も用意すれば最悪でも1♀くらいは混じります。
って事で、ここからが本題であるペアリングの話に移るのですが・・・・・ ここから先は次なる記事へと続きます。

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