錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

化石探訪(燃島貝層)/後編

2017年06月11日 | 石ころ

無事に浦之前港に到着し、AM10:05発の連絡船で新島(燃島)へと向けて、いざ出航!
雲がなければ後ろには桜島が見えるはずなのだが・・・ 残念。


正面に見える島が目的の新島(燃島)。


浦之前港を出て6~7分程だろうか?新島(燃島)港へと到着する。
で、港に入ると共に直ぐに目に付くのが桜峰校区公民館新島分館。
しかーし、ここは既に無人島となっている。
って事は・・・
この連絡船は誰と連絡する船なの?
な~んちゃってね。
ただ、この新島は安永8年(1779年)の桜島噴火に伴う海底噴火又は隆起によって、この新島(燃島)を含む8個の島が現れた場所を実際に訪れる観光船としての働きは大きいと思う。

そして、この白い建物の桜峰校区公民館新島分館を横目に島の中へと入り込む。
もちろん、大きなアコウなどが生い茂る中に住宅など、これまで人々が生活していた痕跡が隠れいるのだが、そんな場所には目もくれず向かう先は燃島貝層の露頭。
だって、のんびりしていたら時間なんて、あっ!と言う間に過ぎちゃいますからね。


そして、これが今から約6.000年前から2.000年前の新生代・第四期の完新世に堆積したの燃島貝層の露頭です。
層厚は1~3m程あるのですが島の上部に位置するためにナメてかかると・・・ ヤバイ!


でもって・・・
得るモノを得たら、とっとと帰る。
だって、ここは無人島なんだから水も食料も当然のように無い。
もちろん自動販売機なんてヤツも無い。
おまけに・・・・
最終の船に乗り損ねたら、次のお迎えは数日後ですからね。
そんでもって・・・
今回、新島(燃島)の燃島貝層で採取できたものは、次の記事にUPしまーす。
と、言う事で・・・

この話は、まだまだ続くのであった。

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