錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

キボシの検卵

2023年07月11日 | 両生・爬虫類
キボシイシガメの今期初の卵は水中放卵だったために残念ながらカビでしまいました。
そして6月1日に産卵した2クラッチ目も産卵床に放置卵していたものの運よく白濁が始まりました。
で、今日で産卵から40日が過ぎたことから検卵してみると…
👇こんな感じ。


画像では分かり難いのですが卵内には血管がしっかりと張り、胚も時々動いているのが確認できました。
ただ、このとろの九州北部は梅雨の長雨で気温が低い状態が続いたことが影響したのか?、やや卵内の成長が遅れているようです。
と、言うことで…
当初は10日後の7月20日あたりに孵化を予定していたのですが、卵内の状況からして2週間ほど遅れ8月2日あたりに孵化するって感じでしょうか?
ちなみに…


白の指印付近にクモの巣状に張った血管が見られ、黒い指印の先なある影が成長中の胚になります。
そして来週の18日には、このキボシイシガメを含めニホンイシガメやセマルハコガメの次なる産卵が予定されています。
※卵の中央に見える黒い〇は転卵を防ぐために上部位置を油性ペンで記したものです

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