錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ムカシトンボ

2021年04月20日 | 昆虫・植物
お・・・ おはようございますぅぅぅ・・・・
そんでもって今朝は・・・
こ・・・ 腰がぁぁぁ・・・ 痛い!
序に足やら背中までもが・・・
で、その原因はムカシトンボを求めて渓流を攻めたから。


と、言うことで・・・
昨日は朝から天気にも恵まれたことから朝の11時ちよっと前に、そのムカシトンボを求めて熊本県の北の方へと出かけてきました。
が!
現場に到着したからといって、そう簡単に出会うことはできない。


と、言うことで車を安全な場所に寄せるように止め、そこからは徒歩による渓流を攻めですよ。
大きな石を避け、浮き石に注意しながら沢を詰めていく。
もちろん滑りやすいコケにも注意しながらピョン!ピョン!とウサギみたいな感じでね。
ん!?
俺って、こんなに身軽だったっけ?
すると・・・


石の上にクロタニガワカゲロウや・・・


フサオナシカワゲラの仲間が散見され・・・


黒くて小さなマルバネトビケラなのかカクツツトビケラの仲間かは分からないけど、谷へ差し込む光のスポットライトを浴びて乱舞していた。


そんな日差しが明るく照らす空間でムカシトンボを待つのですが・・・・
チラチラとルリ色をしたヤツが飛んでいる。
いやぁ、この時期だからルリだよね。
なーんて思っていたら、それがナント!
スギちゃんだった。
もうすぐ5月だというのに、まだ飛んどんのかい!
それもピカピカのメスときたもんだ。


で、そうこうしていると・・・・
渓流の中をスーーーーッと飛ぶトンボの姿。
Cherryの場合は太陽を背にするように大きな石の上で狙っているので沢を流れる水がキラキラと反射し、その光に加えて沢に点在する大きな白い石と影のコントラストが重なった上を飛ばれると種の判断が難しい。
だから・・・
とにかく片っ端にネットしてから確認することが多いのですが、その大半は以前にニシカワトンボと呼ばれていたアサヒナカワトンボ。


しかーし、出会いは突然にやってくる・・・
先のマルバネトビケラなのかカクツツトビケラの仲間は判りませんが、沢の真ん中で柱状に乱舞している中へ突っ込む一匹のトンボ。
そのトンボを目がけて瞬時にネットを振ると・・・・
はい!
ネットの中にはカサカサと暴れるムカシトンボの姿。
しっかし、いくらメッシュネットとはいえ直径55cmの枠で飛行するムカシトンボをネットイン。
正に神業だね。
まぁ、そんなこんなで昨日は2時間ほど頑張って4頭のムカシトンボを得たのだけれど、その翌日の今朝は筋肉痛で体はボロボロ・・・・
でもぉ、その筋肉痛と引き換えにしてもムカシトンボとの出会いは楽しい。

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