錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

(´Д`)ハァ… 終わったぁ

2020年05月23日 | 石ころ
先日からナイトミュージアムを繰り返してリメイクしていた展示物。
最初は台座のリメイクと割れたアクリルを交換すれば事は済むと高を括っていたところ・・・・
展示台の枠に大きな打ちキズが発覚。
そこでパテをうち、そして研ぎ出したらサーフェーサーの下塗りをして艶消しの塗料で仕上げた。
しかーし、台座に展示物を乗せると、今度は天井にある照明用のダクトレールに当たった。
はぁ~
よくもまぁ、こんなに次から次へとトラブルのかしらん?
でも、そんなことを繰り返しながら・・・・


はい!
なんとかリメイクの作業を終えることができました。
いやぁ、マジで疲れた。
でも 『これって何じゃ?』って方のために・・・・
これは大昔のトクサの仲間を比較した模型でして、向って左側のモノが今から3億5920万年前の石炭紀(古生代)に地上に栄えていたカラミテス(Calamites)をイメージしたものです。
そして、中央に配置されたものは中生代の三畳紀からジュラ紀にかけてみられたネオカラミテス( Neocalamites )をイメージしたもの。
しかし、そんな大きなトクサの仲間の今はと言うと・・・・
ツクシで言うとろのスギナなのです。
とは言え、ミズオオトクサなんて大きめのものもある。
それが一番左の模型名のですが・・・
それでもから3億5920万年前のカラミテス(Calamites)から比べると『目くそ鼻くそを笑う』って感じですよね。


でも、これから更に時を経るとスギナの仲間はどうなのでしょう?
3億5920万年前の石炭紀には10mを超える高さを誇ったカラミテス(Calamites)も、あと数億年もすると糸のように細くなり自立することすら難しくなるか、或いは地上から消滅しているかもしれませんね。
ただ、放出され続ける二酸化炭素による温暖化で再び巨大化してたりして・・・
上手く伝えることは難しいのですが自身をとりまく環境などを、この模型から感じ取ってもらえればと今回は廃棄せずにリメイクしてみました。
いやぁ・・・
なんだかんだ言いながら、ジイちゃんは頑張りました。

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