さてと、前置きの話で長くなりましたが・・・・
ここからは、いよいよイボタガのペアリングでーす。
と、言うことで・・・・
確実ではないけれど羽化した当日の夕方に、なんとなくだけど仕分けした雌雄のイボタガを大型の吹き流しに5頭を入れました。
おそらくだけど3♂2♀の比率なので上手くすれば2Pair。
雌雄判定を誤ったとしても1Pairは得られるかな?って。
それを家の明かりや街灯の光が影響しない屋外に吊るす。
で、イボタガの成虫って口が退化しているので交尾から産卵までの期間が短く、メスは羽化後12時間もすると腹端から誘引線を出してオスを誘うようになります。
ただ気温が低くかったりして性熟が進まず当日中に誘引腺を出さなかったとしても、翌日の日中には準備を終えてオスを誘うようになるので羽化から2日目までが交配のチャンス。
そして、その誘引腺から出るフェロモンをオスが感知すると・・・・ 翅をバタつかせて狂います。
でもって吹き流しの中を飛び回り・・・・
這い回りながらメスを探すのですが吹き流しの中は放出されたフェロモンが充満しいるためなのか?、待っているメスを通り過ぎたりして再び吹き流しの中を飛び回るなんて事も良くあります。
だからヘタなオスは直ぐに翅がボロボロになる。
しかーし、中には要領が良いオスもいて、直ぐに行為に及ぶやつも・・・
と、言うことで・・・・
昨夜から今朝方にかけて2頭のメスが無事にペアリング。
ただ・・・・
そんなことをしなくても山に自生するイボタやネズミモチなどの若葉を時期になって探せば飼育するだけの幼虫は得られるだけど寄生されていることを考えれば、それなりに手間はかかるけど後で受ける精神的なダメージは少ないと思う。
そして、この2頭のメスを使って今宵から強制採卵が始まりますよーーーー