錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ウスタビガが羽化

2019年11月24日 | 昆虫・植物

ヤママユガの仲間では小型のクスサンに続きヒメヤママユにウスタビガが見られるようになったら、一年のうちで夜の時間が最も長くなる冬至が近くなる。
そして、今日・・・
そのウスタビガが美しい緑色の繭から羽脱していました。
と、言うことで・・・
みなさーーーーん‼
これからは厳しい冬へと一気に進むので、体調の管理には十分にご注意くださいね。

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サンゴの化石とイチョウの葉化石

2019年11月24日 | 石ころ
みなさん、おはようございます。
今朝一番にUPした記事はと言うと、昨日のミネラルフェアーのお話です。
で、早速ですが・・・・


👆これは今より約4億4370万年から約4億1600万年前に生きていたサンゴの一種で、単体として遊離した上に風化面に現れた骨格が余りにも美しかったので真っ先にリストアップしました φ(.. )。


どうですか?
こいつは名をクサリサンゴって呼ぶだけあって、鎖(クサリ)が連なったような特徴が良く出てるでょ。
だから、これは買いかなぁ?って・・・
でもね、売り手の気持ちは十二分に理解しているつもりだけど、簡単に“はい!これください”なんて購入はできません。
と言うことで、ここはダメ元でPrice downの交渉です。
だって・・・
同行した諭吉さんが財布から出たくないって駄々をこねるんですよぉ。
すると・・・
〇,〇〇〇円でどお?なーんて価格を提示されたのだけど、そこから更に交渉してみると野口さんを一人減らしてくれたので取引成立。


そして・・・
👆これは今の時代より約6,600万年前から約5,600万年前に生きていたイチョウの葉化石。
こんなんでイチョウって分かるのかぁ?
なーんて思われるかもしれませんが、その前に・・・・


現代のイチョウの葉っぱに見られる葉脈をご覧ください。
葉脈の一本が先へと伸びて、その先で二つに分かれる。
そして更に、その先で二つに分かれているのが分かりますか?
※葉脈を赤線でなぞってみました。


で、そのイメージを化石に重ねて見ると・・・・
ほらぁ、同じでしょ。
※こちも葉脈を赤線でなぞってみました。
と言うことで、これからの季節に黄色く色づいたイチョウの葉を見つけたら、ちょいと手に取って観察してみると『へぇ~、あの話って本当なんだぁ』って気付くと思いますよ。


そんでもって、話を元に戻して・・・
こちらは二つ目に選んだイチョウの葉化石。
何故に、これを選んだかと言うと・・・
丸で囲んだ部分が僅かに膨れて部分的に黒くなっているのが分かると思います。
ほらぁ・・・
あれですよ、あれ!
炒って食べると美味しいのですが熟して落ちたやつはメチャメチャ臭い・・・
そう“ぎんなん”。
ただし、6,000万年という途方もない年月と、その圧力で潰れちゃってますけどね。

そんなこんなで・・・
昨日は以上の化石3点を購入してきましたよ。

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クサリサンゴ(ハシリテス)
Halysites sp,
古生代 シルル紀
Lickershamn Gotoland Sweden

イチョウの葉
Ginkgo sp,
新生代 第三紀 暁新生
North Dakota USA,


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